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ラクオリア創薬 Research Memo(10):2018年1月のP-III終了、2019年春の承認申請に向けて進捗中

2017/8/30 15:29 FISCO
*15:29JST ラクオリア創薬 Research Memo(10):2018年1月のP-III終了、2019年春の承認申請に向けて進捗中 ■導出済みプログラムの進捗と今後の見通し 4. 5-HT2A/ D2拮抗薬(RQ-3/ジプラシドン) ジプラシドンは統合失調症、双極性障害を適応症とする医薬品で、既にファイザーから欧米を含む83の国と地域で発売済みである。ラクオリア創薬<4579>は日本国内の権利をファイザーから取得し、Meiji Seikaファルマ(株)にライセンスアウトした。Meiji Seikaファルマの開発状況は、2015年3月に第3相臨床試験を開始し、現在実施中という状況だ。2017年12月期第2四半期において特に変化はなく、順調に臨床試験が進捗している模様だ。現時点では、2018年1月に第3相臨床試験を終了し、2019年春には新薬承認申請ができる見通しとなっている。 同社への業績インパクトとしては、まず、新薬承認申請や上市などの節目においてマイルストン収入が得られることになる。また上市後は売上に応じたロイヤルティ収入が入ることになる。日本の統合失調症の治療薬の市場規模は約1,600億円と推定されており、大塚製薬(大塚ホールディングス<4578>)のエビリファイ及び第二世代(非定型)統合失調症治療薬などが有力なシェアを有している。ジプラシドンは既存の第二世代統合失調症治療薬と同等の効力を有しながらも、体重増加や血糖値上昇などの副作用が少ないことが特長とされており、単剤のみならずエビリファイとの併用が期待されている。市場規模と想定される用法等から考えて、年商100億円以上の医薬品に成長する可能性があるとみられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19