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ランドコンピュータ Research Memo(9):増収・増益で過去最高の更新を見込む

2016/6/28 16:46 FISCO
*16:46JST ランドコンピュータ Research Memo(9):増収・増益で過去最高の更新を見込む ■業績動向 (5) 2017年3月期会社計画 ランドコンピュータ<3924>の2017年3月期は、売上高が前期比4.8%増の7,770百万円、営業利益は同2.4%増の571百万円、当期純利益は同9.9%増の355百万円と増収、増益を確保し、売上高、利益ともに過去最高を更新する会社計画となっている。 売上高はパッケージベースSI・サービスの拡大がリード役となり増加すると見ている。一方、利益率については、プロジェクト利益率の改善を見込むものの、本社増床、採用強化、営業強化、研究開発強化などの費用増を見込むことから、営業利益率は前期に比べ0.2ポイント低下し7.3%になると予想している。 売上高をセグメント別に見ると、主力のシステムインテグレーション・サービスは前期比0.5%増の5,792百万円と前期並みの水準にとどまると見ている。これは、マイナンバー制度の官民での情報連携や東京オリンピックに向けた公共インフラ等の需要拡大により公共関連が堅調に推移するほか、産業・流通向けも直ユーザーとの一括請負化の拡大により堅調が見込まれるものの、大手金融機関向けの大型システム統合案件の反動減により金融向けの伸びが低下すると見ていることによる。 対照的に、インフラソリューション・サービスは、銀行・公共関係等のストックビジネスの受注拡大により同9.2%増の1,074百万円と拡大を計画。さらに、パッケージベースSI・サービスは、Salesforce関連の導入支援やカスタマイズの大規模案件の受注などを見込むことから、同35.5%増の903百万円と高い伸びを計画している。 弊社では、1)2016年3月期末の受注残高が前期末比25.8%増と高水準な状態となっている、2)マイナンバー制度関連の需要は旺盛で公共分野の受注拡大が期待できる、3)Salesforce関連の受注好調が続くと見込まれる、——などから、会社計画は保守的であると考える。業績動向を占う重要な手掛かりとして、主力のシステムインテグレーション・サービスの第1四半期(4月−6月)の受注動向について注目している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 ) 《HN》
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独立系のSI。金融向けに強み。富士通グループが主顧客。24.3期3Q累計は銀行や通信回線業者向けの受託開発が堅調。パッケージソフトの導入支援やアドオン開発も拡大して大幅増収増益に。配当性向は5割以上目安。 記:2024/04/15