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デリカフーズ Research Memo(1):15/3期は、過去最高業績を2期ぶりに更新

2015/6/15 16:02 FISCO
*16:03JST デリカフーズ Research Memo(1):15/3期は、過去最高業績を2期ぶりに更新 デリカフーズ<3392>は外食・中食業界向けにカット野菜、ホール野菜を卸す、いわゆる「業務用の八百屋」で国内最大手となる。「抗酸化力」など野菜の機能性にも早くから着目し、顧客企業に対してメニュー提案を行うなど、「農と健康を繋ぐ付加価値創造型企業」として更なる成長を進めていく。 2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.3%増の28,042百万円、経常利益が同52.0%増の765百万円と過去最高業績を2期ぶりに更新し、2012年に発表した中期経営計画の第1フェーズ目標(売上高27,000百万円、経常利益750百万円)も達成した。東京第二FSセンターが順調に立ち上がり、既存顧客での取引シェア拡大に加えて、新規顧客の開拓も順調に進んだことが主因だ。 2016年3月期は売上高が前期比5.6%増の29,600百万円、経常利益が同24.3%減の580百万円と増収減益を見込んでいる。中期経営計画目標(2017年3月期に売上高35,000百万円、経常利益1,050百万円)を達成するために、新たに3つのFSセンターの稼働を計画しており、立ち上げ費用等で190百万円程度を見込んでいるためだ。今年4月に稼働を開始した奈良FSセンターは順調に立ち上がっているが、残りの名古屋、東京・昭島に関しては2016年の早い段階での稼働を目指している。このため、稼働開始時期によっては、利益が増減する可能性もある。 新たな取り組みとして、今年5月から韓国現地企業に対して、カット野菜の製造・管理に関する経営指導サービスを開始した。また、国内では物流子会社を新設し、今年7月より物流業務を開始、5年内に全体の30%を内製化していきたい考えだ。 ■Check Point ・2期ぶりに過去最高業績を更新 ・国内エリア拡大や海外展開、新規事業などに注力し、成長加速へ ・配当金と優待制度で株主還元、継続的・安定的な配当が基本方針 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《RT》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25