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スターティア Research Memo(7):今期は成長エンジンとして期待される2つの新商品がリリースに

2015/6/11 17:27 FISCO
*17:29JST スターティア Research Memo(7):今期は成長エンジンとして期待される2つの新商品がリリースに ■中期利益計画と新サービス (3)注目の新商品 スターティア<3393>は2015年3月期において、次代の成長のための先行投資をやり遂げた。2016年3月期以降は再び、業績トレンドを成長軌道に戻してくる計画だ。従来からのActiBook、COCOAR、セキュアSAMBA、といった商品・サービスに加えて、2016年3月期には、成長エンジンとして期待される2つの新商品がリリースされる。 (a)「AppGoose」 現在小売業界においてO2Oマーケティングが注目を集めている。オンラインで割引クーポンなどを配布したり、実店舗の位置情報やイベント情報を流したりして、実店舗への来店を促すといった形が典型的な例だ。 上記の例でO2Oマーケティングを実行するには、店舗はまずオリジナルでアプリを開発してApp StoreやGoogle Playに公開し、それを消費者にダウンロードしておいてもらう必要がある。そのうえでクーポンやイベント情報などをアプリに配信していくという流れだ。ここで店舗にはオリジナルアプリの開発というハードルが1つ存在することになる。 同社の「AppGoose」は(i)オリジナルアプリを持たない店舗に対して、同社が用意する「GOOSEE」アプリを通じてクーポンやイベント情報などを配信できる、(ii)オリジナルアプリでO2Oマーケティングをしたい店舗に対しては簡単にオリジナルアプリが作成できる(そのうえでオリジナルアプリを通じてクーポンや情報を配信できる)、という2つのメリットを提供するサービスだ。同社の事業モデルは、イニシャル費用と月々の利用料という形態で店舗に販売するというものだ。 (b)「スターティア光」 NTT<9432>は、これまで自社で販売してきた「フレッツ光」をサービス提供事業会社に卸売し、事業会社は独自にサービスを追加して自由な料金設定で消費者に販売できるようになった。これを「光コラボサービス」と言い、事業者を「光コラボレーション事業者」と称している。スターティアはこの光コラボレーション事業者として名乗りを上げ、同社の独自のパッケージサービスを「スターティア光」のブランドで販売する。 今現在フレッツ光を利用中の消費者でも、「スターティア光」のような光コラボ事業者のサービス切り替えることができる。これを「転用」と言うが、転用に際しては電話番号の変更や工事などは発生せず、契約形態の変更だけで済む。転用後でもNTTしか行っていないサービスはそのままNTTとの契約において利用可能であるため、消費者の利用環境は何も変わらない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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時価総額 20,480百万円
法人向けトータルサポートサービス「ビジ助」などのITインフラ関連事業が主力。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」の提供等も。ITインフラ関連事業のストック商材取引社数は2.4万社超。 記:2024/08/30
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14