マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/29 0:32:10
13,416,465
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

こう着も米ハイテク高や円安進行を手掛かりに27000円水準での底堅い値動きに【クロージング】

2022/4/19 15:59 FISCO
*15:59JST こう着も米ハイテク高や円安進行を手掛かりに27000円水準での底堅い値動きに【クロージング】 19日の日経平均は3営業日ぶりに反発。185.38円高の26985.09円(出来高概算9億6000万株)で取引を終えた。米ハイテク株高の流れを映して、半導体や電子部品などのハイテク関連株にも買いが波及するなか、前日の下げに対する自律反発の動きが先行し、寄り付き直後には27100.59円まで上げた。前場半ばには利食いの動きが強まり一時下落に転じる場面も見られたが、円相場が1ドル=128円台前半まで進んだ円安を背景に輸出採算の好転を期待して自動車や電気などの輸出関連株が買われるなか、後場は27000円を挟んだ高値圏での推移だった。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクターでは鉱業、海運、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭など29業種が上昇。一方、小売、サービス、医薬品、陸運の4業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>、TDK<6762>、ファナック<6954>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>が軟調だった。 連休明けの米国市場は、主要株価指数が下落したものの、SOX指数が2%近い上昇を演じたことで、指数寄与度の大きい銘柄を中心に値を上げた。一方、中国配車大手の滴滴グローバルは新たな上場先を見つける前に米国での上場廃止を計画していることを明らかにしたと伝わったため、出資しているソフトバンクGが指数の重しになった。 日経平均はひとまず反発したが、自律反発の域を抜け出ていない。ロシア軍がウクライナ東部で大規模な戦闘を開始するなど情勢は一段と悪化し、地政学リスクへの警戒が拭えていない。国内では21日の日本電産<6594>やディスコ<6146>を皮切りに主要企業の決算発表が本格的に始まるほか、5月の大型連休中には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。注目イベントが多く、積極的な投資行動に出る向きは少なく、今しばらくは様子見気分の強い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
2413 東証プライム
1,350
9/4 15:00
-42(-3.02%)
時価総額 916,558百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
36,210
9/4 15:00
-3,950(-9.84%)
時価総額 3,922,159百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17