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米国の早期利上げ観測などを背景にリスク回避の動きが優勢に【クロージング】

2022/1/6 16:22 FISCO
*16:22JST 米国の早期利上げ観測などを背景にリスク回避の動きが優勢に【クロージング】 6日の日経平均は大幅反落。844.29円安の28487.87円(出来高概算12億1000万株)と本日の安値で取引を終えた。昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、想定を超えて早期かつ速いペースで緩和縮小が進められると受け止められたため、ナスダック指数やSOX指数が大幅安となった流れを引き継いで、グロース株中心にほぼ全面安の展開となった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が2000を突破し、全体の9割超を占めた。セクター別では、保険、鉄鋼の2業種を除く31業種が下落し、精密機器、サービス、電気機器、空運、金属製品、陸運、倉庫運輸、不動産、鉱業の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、塩野義<4507>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、NTT<9432>、新生銀<8303>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>の5銘柄で日経平均を340円超押し下げた。 注目されたFOMC議事要旨では、政策金利を「従来の想定より早期、あるいは迅速に引き上げることが正当化される可能性がある」と記されたほか、利上げ開始後比較的早い時期にバランスシートの縮小(QT)を開始することが適切になり得ると一部の参加者が留意した」との記載も見られた。米国の金融政策のタカ派化を背景に、リスク回避の動きが優勢となった。また、時間外取引での米株先物が下落しているほか、長期金利も1.728%と高値圏で推移しており、金利動向に敏感とされるハイテク関連には売りが続いた。 新年を迎え、資産配分の見直しで、海外勢による資金流入が強まったとの観測が聞かれるが、下値抵抗帯と意識されていた75日線や25日線水準を下抜けてきたため、再び調整局面に入るのではないかとの不安心理が増幅しつつある。また、今週末には米雇用統計の発表を控えており、平均時給の大幅な伸びに伴うインフレ懸念が強まるのか見極めたいところであろう。それ故に、目先は米国の経済指標などをにらみながら、不安定な値動きを強いられそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4507 東証プライム
6,630
9/4 15:00
-27(-0.41%)
時価総額 5,898,260百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(-1.14%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16
5,436
9/4 15:00
-223(-3.94%)
時価総額 11,089,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10