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前場に注目すべき3つのポイント~買い先行も日経平均はトレンドの出にくい状況~

2021/12/3 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い先行も日経平均はトレンドの出にくい状況~ 3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い先行も日経平均はトレンドの出にくい状況 ■アルチザ、1Q営業利益1.68億円 ■前場の注目材料:住友電工、貼るだけで部品を高耐久に、フッ素テープ ■買い先行も日経平均はトレンドの出にくい状況 3日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行ながら、次第にこう着感が強まりそうである。2日の米国市場ではNYダウが617ドル高と今年最大の上げ幅となった。連日の下落で値ごろ感からの買いが優勢となるなか、ファイザーが同社の新型コロナウイルスワクチンが新たなオミクロン変異株に対しても効果があると楽観的な見通しを示したことも買い材料となった。さらに、バイデン大統領が3日に政府機関閉鎖に陥ることは予想していないと発言すると一段高に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の27895円。円相場は1ドル113円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、ここ数日は日中の値振れが大きい需給状況であることから、積極的にはポジションを傾けづらいところである。日経平均は27500円水準での底堅さは意識されているものの、マザーズ指数は7営業日続落で昨日の下落率は3%を超えていた。IPOラッシュを今後迎えるなかで換金売りの動きもあるだろうが、これまで強い値動きを見せていた銘柄などで大きく調整を見せているものも目立っていることから、個人投資家の需給状況は悪化している。 また、週末要因から積極的な売買は手控えられやすいほか、週末の米雇用統計を受けた米国市場の反応も見極めたいとするムードにも傾きやすいところである。そのため、強いトレンドが継続している銘柄や個別に材料の出ている銘柄などでの短期的な値幅取り狙いの商いが中心となろう。米ボーイングは中国が737マックス機の運行再開を承認したことが好感され7%を超える上昇でNYダウをけん引する格好となっており、東レ<3402>などの関連銘柄に買いが波及するかが注目される。 一方でiPhone13の需要が鈍化していると伝わったアップルが冴えない値動きだったほか、SOX指数は小幅な上昇にとどまっており、構成銘柄は高安まちまちだった。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは方向感を掴みづらくさせる。さらに、年初来安値を更新しているソフトバンクG<9984>の動向も気掛かりとなることから、日経平均はトレンドの出にくい状況だろう。 ■アルチザ、1Q営業利益1.68億円 アルチザ<6778>が発表した第1四半期決算は、売上高が8.76億円、営業利益は1.68億円だった。モバイルネットワークソリューションにおいて、5Gのフラッグシップ製品となる「DuoSIM-5G」を、国内の通信事業者及び基地局メーカーに販売したことに加え、岩手県滝沢市の「滝沢テレコムテストセンター」にてテストサービスの拡大に注力した結果、前年同期比で大幅な増収となった。なお、収益認識に関する会計基準を適用したことにより、対前年同期増減率は記載していない。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34639.79、+617.75) ・ナスダック総合指数は上昇(15381.32、+127.27) ・シカゴ日経先物は上昇(27895、大阪比+145) ・1ドル113.10-20円 ・SOX指数は上昇(3810.81、+0.07) ・VIX指数は低下(27.95、-3.17) ・米原油先物は上昇(66.50、+0.93) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・住友電工<5802>貼るだけで部品を高耐久に、フッ素テープ ・アドバンテスト<6857>米に新工場、先端半導体向け検査装置の消耗部品増産 ・精工技研<6834>PCR検査用の樹脂チップ 年内量産 ・ロート<4527>三洋化と資本提携、医療・化粧品で長期的な協力関係 ・マツダ<7261>タイ・メキシコ工場、今月一時停止 ・三菱商事<8058>米燃料ターミナル売却を検討 ・三井物産<8031>蘭社に出資、畜水産種苗でシナジー ・双日<2768>神戸大発スタートアップに出資、新素材開発を加速 ・英和<9857>営業拠点を新装、子会社本社も建て替え ・ウェザーニューズ<4825>世界天気予報API、国際企業向け提供 ・日立<6501>高速鉄道車両、仏アルストムから知財取得 ・昭和電工<4004>アルミ合金の開発時間短縮、ニューラルネットワーク活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:53.0、10月:53.8)) 《ST》
関連銘柄 15件
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ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
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時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4527 東証プライム
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目薬や外皮薬などの一般用医薬品、「肌ラボ」などのスキンケア事業が柱。1899年創業。スキンケア関連の売上高比率が高い。目薬で国内トップシェア。ロングセラー商品多数。国内はインバウンド需要が追い風。 記:2024/08/26
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時価総額 66,919百万円
世界最大規模の民間気象会社。交通機関などに気象情報を提供。スマホアプリや24時間生放送配信を行う「ウェザーニュースLiVE」など個人向けも。DOE3%程度基準。中計では26.5期売上高260億円以上目標。 記:2024/06/11
5802 東証プライム
2,330
9/4 15:00
-136(-5.52%)
時価総額 1,849,883百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
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6834 東証スタンダード
2,746
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-254(-8.47%)
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6857 東証プライム
6,129
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-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
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時価総額 741,738百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
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時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
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-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9857 東証スタンダード
2,042
9/4 14:58
-2(-0.1%)
時価総額 13,212百万円
計測制御機器、産業機械の技術専門商社。工業用測定検査機器中心に、環境計測・分析機器や測定・検査機器を展開。さいたま市に関東産機営業所を新規開設。DX、グリーントランスフォーメーション等の分野に注力。 記:2024/04/29
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17