マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 0:10:58
13,535,281
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~来週からは改めて政策期待が高まりやすく、底堅さは意識されそう~

2021/11/12 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~来週からは改めて政策期待が高まりやすく、底堅さは意識されそう~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:来週からは改めて政策期待が高まりやすく、底堅さは意識されそう ■サントリーBF、3Q営業利益 29.8%増 1003億円 ■前場の注目材料:IHI、ロケット用メタンエンジンの実機試験移行、推力3トン級 ■来週からは改めて政策期待が高まりやすく、底堅さは意識されそう 12日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが158ドル安となる一方で、ナスダックは反発。高インフレが景気回復を損なうとの警戒感から売り優勢となったほか、ウォルトディズニーの下落がNYダウの重荷となった。ベテランズデーの祝日で債券市場が休場となるなか、ハイテク株の買戻しが目立ち、ナスダック指数は上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の29415円。円相場は1ドル114円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まろう。週末要因から買い一巡後はこう着感が強まりやすいほか、日中は引き続き中国や香港市場の動向を睨みながらの相場展開になりやすい。ただし、オプションSQ通過で需給は軽くなるほか、決算は本日がピークとなることで、来週からは改めて政策期待が高まりやすく、底堅さは意識されそうだ。 また、米国では半導体株が買い戻されていることから、東京市場においては指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料となりそうだ。今週は中国の不動産リスクが再燃したことからポジションは若干ショートに傾いている可能性もあるため、日経平均型へのロングの動きも意識されよう。NT倍率は14.50倍水準でのもち合いを形成しているものの、チャート上では25日、75日線とのゴールデンクロス示現により、NT倍率の上昇を意識させてくる可能性はありそうだ。 物色の流れとしては値がさハイテク株の動向を睨みつつ、決算を手掛かりとした個別対応となる。昨日の引け後の決算ではブリヂストン<5108>、シチズン時計<7762>、ホトニクス<6965>、メドピア<6095>、大真空<6962>などが注目されそうだ。また、政策絡みでは給付金の支払額などで嫌気されている面はありそうだが、そもそも政策期待でのロングポジションはそれ程積み上がっていたとは考えづらく、決算通過後は改めて押し目買いの動きに向かわせよう。 ■サントリーBF、3Q営業利益 29.8%増 1003億円 サントリーBF<2587>は第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比29.8%増の1003.29億円だった。日本事業は、緊急事態宣言の影響により、清涼飲料市場は前年を下回ったが、販売数量は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組んだことにより、前年同期を上回った。アジアではコアブランドへの活動集中が貢献し、ベトナム及びタイの清涼飲料市場でグループのシェアを拡大。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29277.86、+171.08) ・ナスダック総合指数は上昇(15704.28、+81.58) ・シカゴ日経先物は上昇(29415、大阪比+115) ・1ドル114.00-10円 ・SOX指数は上昇(3764.49、+71.47) ・VIX指数は低下(17.66、-1.07) ・米原油先物は上昇(81.59、+0.25) ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・IHI<7013>ロケット用メタンエンジンの実機試験移行、推力3トン級 ・三菱電機<6503>3800億円投資、欧米など拠点増設 ・コマツ<6301>デンヨーにエンジン・技術協力、水素混焼発電機開発 ・三井金<5706>固体電解質のサンプル供給開始、全固体電池向け ・三井物産<8031>中国社と共同事業会社、貿易書類電子化サービス ・SUBARU<7270>初のEV「ソルテラ」公開、トヨタと共同開発 ・トピー工業<7231>再破砕し金属選別、新ライン稼働 ・大王製紙<3880>製紙各社、値上げ表明相次ぐ、印刷・情報用紙、販売減加速懸念も ・スズキ<7269>JFEスチールとEVバッテリー保護構造体、軽量化設計にめど ・三菱ケミHD<4188>植物由来原料の防湿シート開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
5,382
9/4 15:00
+12(0.22%)
時価総額 1,663,038百万円
サントリーグループの中核会社。飲料、食品の製造・販売を行う。サントリーフーズ、サントリービバレッジソリューションなどを傘下に持つ。欧州、アジア、米州等でも事業展開。日本ではマーケティング活動を強化。 記:2024/08/23
3880 東証プライム
854.9
9/4 15:00
-4.4(-0.51%)
時価総額 144,489百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4188 東証プライム
898.4
9/4 15:00
-13.2(-1.45%)
時価総額 1,353,249百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5108 東証プライム
5,419
9/4 15:00
-212(-3.76%)
時価総額 3,867,529百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
5706 東証プライム
4,459
9/4 15:00
-244(-5.19%)
時価総額 255,630百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
6095 東証プライム
616
9/4 15:00
-40(-6.1%)
時価総額 13,319百万円
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」の運営等を行う集合知プラットフォーム事業が主力。かかりつけ薬局化支援サービス、薬局予約サービス「やくばと」等も。「やくばと」は医療機関における導入が順調。 記:2024/08/29
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6503 東証プライム
2,336.5
9/4 15:00
-111(-4.54%)
時価総額 5,016,937百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6962 東証プライム
614
9/4 15:00
-46(-6.97%)
時価総額 22,225百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
6965 東証プライム
3,535
9/4 15:00
-184(-4.95%)
時価総額 1,167,144百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
7013 東証プライム
6,194
9/4 15:00
-467(-7.01%)
時価総額 958,088百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7231 東証プライム
1,985
9/4 15:00
-77(-3.73%)
時価総額 47,795百万円
鉄鋼事業、自動車・産業機械部品事業が柱。1921年創業。日本製鉄の持分法適用関連会社。乗用車・商用車ホイールで国内トップシェア。配当性向30~35%目安。発電事業は廃止。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/06/29
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7762 東証プライム
913
9/4 15:00
-34(-3.59%)
時価総額 224,598百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04