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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の中小型株物色が中心になりやすい~

2021/8/13 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の中小型株物色が中心になりやすい~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個人主体の中小型株物色が中心になりやすい ■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:新報国製鉄、プレス金型合金、CFRP部品、コスト減 ■個人主体の中小型株物色が中心になりやすい 13日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。12日の米国市場ではNYダウが14ドル高だった。7月生産者物価(PPI)の伸びが予想を上回り、インフレ高進への脅威から売りが先行した。ただし、週次新規失業保険申請件数が3週連続で減少したことを好感した買いも目立ち、上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の28055円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることが見込まれる。米国ではハイテク株の一角が買われており、ナスダックが3日ぶりに反発したことも手掛かりになりそうだ。ただし、新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の感染が拡大視する中、経済活動の正常化が遅れるとの懸念がくすぶるなか、積極的な売買は手控えられやすい。 また、足元で半導体株の弱い値動きが目立っており、米国ではマイクロンテクノロジーがアナリストによる格下げが嫌気され、6%を超える下落の影響からSOX指数は下落している。東京市場においても、連日で東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>が日経平均の重荷となるなど、引き続き半導体株の動向を見極める必要がありそうだ。 日経平均は5日、25日線が支持線として意識されており、同線が位置する28000円水準での底堅さは見られそうである。米国市場の上昇の流れからSQ値が高くなる可能性があり、これが心理的な抵抗になる可能性はあるものの、下値の堅さが見られることで売り仕掛けづらくさせそうだ。基本的は28000円からの売り仕掛けに対しては押し目狙いに。 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、バリューシフトといったところか。また、決算を手掛かりとした物色では、個人主体の売買により大きく動意付く銘柄が目立っている。お盆休みに入ることもあり、個人主体の中小型株物色が中心になりやすいだろう。 ■リクルートHD、22/3営業利益2700~3400億円に上方修正、コンセンサス上回る リクルートHD<6098>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800~2450億円のレンジから2700~3400億円のレンジに上方修正している。コンセンサス(2350億円程度)を上回る。HRテクノロジー事業の第1四半期は、米国市場における採用競争の過熱感が想定以上に高まり、期初想定を上回る増収増益に。また、人材派遣事業では特に欧州のEコマースに関する物流分野や、コロナ禍における医療分野での人材需要の高まりが継続した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35499.85、+14.88) ・シカゴ日経先物は上昇(28055、大阪比+35) ・ナスダック総合指数は上昇(14816.26、+51.13) ・1ドル110円40-50銭 ・VIX指数は低下(15.59、-0.47) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・新報国製鉄<5542>プレス金型合金、CFRP部品、コスト減 ・パナソニック<6752>ブラジルTV生産から撤退、固定費削減 ・天龍製鋸<5945>中国・タイで住宅資材用チップソー増産、投資16億円 ・東芝<6502>年内に臨時株主総会、取締役議長、選定急ぐ ・シャープ<6753>会長兼CEOの戴氏、来年で退任の意向 ・丸紅<8002>太陽光廃パネル、多孔質ガラスに加工、畜産用脱臭装置・イチゴ栽培向け ・三菱商事<8058>三菱商事・三井物産など、ENEOSに水素供給、ブルネイで製造 ・トヨタ<7203>レースで“仲間づくり”、エンジン起点「水素活用網」拡大 ・三菱ケミHD<4188>生分解性コップ堆肥化、野菜栽培に活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4188 東証プライム
898.4
9/4 15:00
-13.2(-1.45%)
時価総額 1,353,249百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5542 東証スタンダード
1,234
9/4 15:00
-28(-2.22%)
時価総額 4,331百万円
日本製鉄系の特殊合金メーカー。半導体製造装置向け低熱膨張合金や鉄鋼業界向け高温高強度合金に強み。24.12期は半導体関連の下期回復を想定。運搬費増や電力代上昇をコスト削減でこなして増収・二桁増益を見込む。 記:2024/04/12
5945 東証スタンダード
1,883
9/4 14:57
-15(-0.79%)
時価総額 20,992百万円
産業用丸鋸などの刃物製品の製造・販売を行う。1913年設立。静岡県袋井市に本社。無借金経営。原材料の加工から製造まで一貫して手掛ける。配当性向50%以上目安。中計では27.3期営業利益21億円目標。 記:2024/06/18
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07