マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 9:19:28
13,463,559
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:決算反応悪くとも成長期待変わらず、IPOではアールプランナー

2021/2/6 16:25 FISCO
*16:25JST 新興市場見通し:決算反応悪くとも成長期待変わらず、IPOではアールプランナー 今週の新興市場では、国内外の株式市場が持ち直すとともに、マザーズ指数や日経ジャスダック平均も上昇した。米国の過剰投機問題、中国人民銀行(中央銀行)の金融引き締め観測に端を発する金融市場の動揺がひとまず落ち着き、新興市場でも投資家心理が上向いた。主要企業の決算発表が相次いでいることから、新興市場の売買は盛り上がりを欠いたが、マザーズ指数は大きく売りに押される場面もなく堅調だった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+4.0%であったのに対して、マザーズ指数は+4.4%、日経ジャスダック平均は+1.7%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のフリー<4478>が週間で7.9%高、ラクス<3923>が同5.8%高、BASE<4477>が同11.9%高などと堅調。売買代金上位ではバルミューダ<6612>やアンジェス<4563>が上昇し、ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>は決算が好感されて大きく買われた。また、決算とともに業績上方修正や増配を発表したプロパティデータバンク<4389>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、時価総額トップのメルカリ<4385>は同1.4%安。第2四半期決算での流通総額の伸び鈍化などをネガティブ視する向きがあり、週末にかけて売りが出た。売買代金上位ではKaizen Platform<4170>が利益確定売りに押され、Jストリーム<4308>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が景気敏感株の上昇に乗って同6.3%高。1月既存店売上が堅調だった日本マクドナルドHD<2702>は同1.6%高となった。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>やテクノホライゾン<6629>、ニッポン高度紙工業<3891>が大幅に上昇。一方、ワークマン<7564>が同1.2%安となり、前の週に急騰したジオマテック<6907>は反動安となった。IPOでは、今年最初のQDレーザ<6613>が公開価格のおよそ2.3倍となる初値を付けた。 来週の新興市場では、マザーズ指数は引き続きしっかりか。10-12月期決算発表が佳境を迎えるが、ここまではコロナ禍での落ち込みから持ち直しつつある企業の株価が好反応を示す一方、コロナ禍中も堅調だった企業は材料出尽くし感から売られるケースが多く見られる。こうした地合いはIT関連中心のマザーズ主力企業にとって追い風とは言えないが、一方で成長期待を大きく後退させるような決算も見受けられない。米ナスダック総合指数は直近でも最高値を更新する場面があり、日本でも新興株が循環的に買われる場面は出てきそうだ。 来週は、2月8日にJMDC<4483>、ハーモニック、ワークマン、9日にマクドナルド、10日にGMOフィナンシャルゲート<4051>、BASE、フリー、AI inside<4488>、12日にラクス、メドレー<4480>、そーせいグループ<4565>、モダリス<4883>、フェローテックHD<6890>などが決算発表を予定している。新興市場全体としては500社超の決算発表が予定されており、バルミューダ<6612>やウェルスナビ<7342>など上場後初の決算発表も多数ある。 IPO関連では、2月10日にアールプランナー<2983>がマザーズへ新規上場する。愛知県地盤の住宅会社とあって、ITベンチャーなどと比べ地味な印象との見方もある。ただ、株式需給は良好とみられ、ハウスメーカーで好業績が相次いでいることもあり、堅調な初値が期待できそうだ。 《HK》
関連銘柄 27件
6,470
9/4 15:00
-50(-0.77%)
時価総額 860,251百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
2983 東証グロース
970
9/4 14:40
-1(-0.1%)
時価総額 5,211百万円
注文住宅、分譲住宅を手掛ける戸建住宅事業を展開。愛知県名古屋市に本社。デザイン、性能、価格面に強み。中古再生・収益不動産事業等も手掛ける。東海エリア、首都圏エリアでの積極的な人材採用で事業規模拡大図る。 記:2024/08/23
3891 東証スタンダード
1,906
9/4 15:00
-75(-3.79%)
時価総額 20,878百万円
大手セパレータメーカー。アルミ電解コンデンサーやキャパシタ用、リチウムイオン二次電池用のセパレータを製造、販売する。アルミ電解コンデンサー用で世界シェアトップ。今期3Q累計はリチウムイオン電池用が足踏み。 記:2024/04/12
3923 東証プライム
2,346.5
9/4 15:00
-75(-3.1%)
時価総額 425,223百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
7,500
9/4 15:00
-150(-1.96%)
時価総額 61,950百万円
マルチ決済端末ソリューションや組込型決済ソリューション、決済センターソリューションなどを手掛ける。決済デバイスから決済センター、入金業務までワンストップで提供。端末レス決済サービスの強化などを図る。 記:2024/07/08
196
9/4 15:00
-14(-6.67%)
時価総額 3,271百万円
デジタルマーケティング分野中心に動画ソリューション、UX/DXソリューション等を手掛ける。累計取引企業は1200社超。取引実績にAmazonなど。グロースセグメントでは体制増強でUXの需要増に対応。 記:2024/08/29
4308 東証グロース
323
9/4 15:00
-10(-3%)
時価総額 9,062百万円
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、ライブ中継サービスが主力。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。M&Aを通じて事業領域の強化、拡大を追求。 記:2024/06/03
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4389 東証グロース
1,362
9/4 14:56
-28(-2.01%)
時価総額 8,081百万円
不動産等の運用管理を支援するクラウドサービス「@property」が中核。不動産文書管理サービス、店舗開発支援クラウド「@commerce」等も。@propertyでは顧客層、サービス領域の拡大図る。 記:2024/08/01
862
9/4 15:00
-44(-4.86%)
時価総額 12,869百万円
「みんかぶ」や「株探」など投資家向け情報サイトの運営などを行う。ライブドアなどを傘下に収める。日本経済新聞社と資本業務提携。生成AIの活用を本格化。デジタル金融サービス「ライブドアバンク」を開始。 記:2024/04/29
4477 東証グロース
265
9/4 15:00
-11(-3.99%)
時価総額 29,677百万円
ネットショップ作成サービス「BASE」や購入者向けショッピングサービス「Pay ID」を提供するBASE事業が主力。オンライン決済サービス、資金調達サービス等も。PAY.JP事業ではプロダクトの強化図る。 記:2024/07/08
4478 東証グロース
2,701
9/4 15:00
-155(-5.43%)
時価総額 153,625百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフト等の提供を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は47万社超。サブスク売上比率は約9割。会計事務所とのパートナーシップ強化図る。 記:2024/05/08
4480 東証プライム
3,555
9/4 15:00
-315(-8.14%)
時価総額 116,092百万円
人材採用システム「ジョブメドレー」など医療・介護領域に特化した人材紹介サービスを手掛ける。調剤薬局向けシステム「Pharms」等も。顧客事業所数は33万件超。29.12期売上高1000億円目指す。 記:2024/05/08
4483 東証プライム
4,515
9/4 15:00
-119(-2.57%)
時価総額 274,973百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。国内最大規模の遠隔読影プラットフォーム、調剤薬局支援事業等も。オムロン傘下。健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数は拡大続く。 記:2024/06/03
4488 東証グロース
3,930
9/4 15:00
-320(-7.53%)
時価総額 15,712百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。AI-OCRサービス「DX Suite」を企業へ提供。OEM提供も。生成AIによる機能強化を実施。リカーリング型モデルは売上拡大。 記:2024/06/09
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4582 東証グロース
253
9/4 15:00
-13(-4.89%)
時価総額 11,610百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
4883 東証グロース
103
9/4 15:00
-3(-2.83%)
時価総額 4,716百万円
ゲノム編集プラットフォーム「CRISPR-GNDM」技術による遺伝性遺伝子疾患の治療薬の研究開発等を手掛ける。MDL-101がリードプログラム。JCRファーマと中枢神経領域における共同研究を行う。 記:2024/08/06
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6612 東証グロース
1,006
9/4 15:00
-1(-0.1%)
時価総額 8,433百万円
キッチン製品が主力のファブレスメーカー。トースターやホットプレート、電気ケトル等のほか、扇風機や空気清浄機等の空調製品も。韓国、北米等でも事業展開。製品ラインナップ拡大で家電カテゴリー製品を積極展開。 記:2024/08/10
6613 東証グロース
395
9/4 15:00
-26(-6.18%)
時価総額 16,391百万円
量子ドットレーザやDFBレーザなどのレーザデバイス事業が主力。光通信用量子ドットレーザの量産化に世界で初めて成功。レーザアイウェア事業も展開。バイオ検査用多波長モジュールなど高付加価値製品の投入図る。 記:2024/07/28
6629 東証スタンダード
407
9/4 15:00
-15(-3.55%)
時価総額 8,573百万円
電子黒板、書画カメラ等の販売を行う映像&IT事業が主力。業務用車載器やFA関連機器等の販売を行うロボティクス事業も展開。アセアン地域での事業拡大などグローバル化を加速。ロボティクス事業では経費削減図る。 記:2024/07/28
2,269
9/4 15:00
-158(-6.51%)
時価総額 106,509百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6907 東証スタンダード
504
9/4 14:59
-7(-1.37%)
時価総額 4,613百万円
液晶パネル用帯電防止膜、自動車向けカバーパネル、半導体・電子部品向け薄膜製品の製造・販売を行う。薄膜・加工技術が強み。京セラ、シャープ等が主要販売先。25.3期はタッチパネル用透明導電膜の受注回復見込む。 記:2024/09/03
7342 東証グロース
1,198
9/4 15:00
-87(-6.77%)
時価総額 70,361百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
7564 東証スタンダード
4,540
9/4 15:00
-15(-0.33%)
時価総額 371,585百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03