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前場に注目すべき3つのポイント~23000円処での底堅さが意識されてくるかを見極め

2020/9/11 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~23000円処での底堅さが意識されてくるかを見極め 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:23000円処での底堅さが意識されてくるかを見極め ■積水ハウス、2Q営業利益18.0%減、コンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:日ペHD、愛知に新工場、拠点再編、自動車用塗料で最新設備 ■23000円処での底堅さが意識されてくるかを見極め 11日の日本株市場は23000円処での底堅さを確認する相場展開になりそうだ。10日の米国市場ではNYダウが405ドル安だった。前日に主要ハイテク銘柄が大きく反発した流れを受けて上昇して寄り付いたものの、週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、原油安が嫌気され下落に転じた。追加パンデミック経済救済策を巡り共和党上院が提示した小規模な案を民主党が却下したため、速やかな合意への期待も後退し、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円安の22935円。円相場は1ドル106円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行するとみられ、日経平均は23000円処での攻防になりそうである。米国市場の不安定な流れから方向感は掴みづらいところではあろうが、23000円処での底堅さが意識されてくるようであれば、次第に押し目買い意欲も強まってくると考えられる。SQ値は下で決まる可能性もあり、寄り付き後はSQ値が支持線として意識されてくるかが注目されるところであろう。 週末要因もあってオーバーウィークのポジションは取りづらいところであり、全体としてはこう着感が強まりやすいところ。一方で、新政権への期待感から売り込む流れにはなりづらく、反対に売り越し基調だった海外勢においてはややロングよりポジションを入れ替えてくる可能性もありそうだ。また、バフェット氏の大手商社株取得をキッカケにバリューシフトが意識されてきていることもあり、相対的に出遅れている日本株への海外勢の資金流入も期待されそうである。 物色の流れとしては米ハイテク株の弱い値動きからソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、バリュー株への物色を想定。足元で強い値動きが続いている海運などはやや利食いに押されやすいと考えられるが、他の出遅れセクターなどへのシフトがみられるようだと、バリューシフトへの思惑が高まりやすいところ。また、値動きの荒さが目立っている直近IPOなどから需給妙味の大きい銘柄の他、出遅れている銘柄や低位材料株へのシフトも意識されてきそうである。 ■積水ハウス、2Q営業利益18.0%減、コンセンサス範囲内 積水ハウス<1928>が発表した第2四半期決算は売上高は前年同期比3.3%減の1兆1679.86億円、営業利益が同18.0%減の926.44億円だった。コンセンサス(940億円程度)の範囲内。あわせて2021年1月期の業績修正を発表。売上高は横ばいの2兆4150億円と従来予想(7%増の2兆5850億円)から1700億円引き下げ。営業利益は15%減の1750億円と従来予想(2060億円)を下回り、一転して減益となる見通し。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23235.47、+202.93) ・1ドル106円10-20銭 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策効果への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・日ペHD<4612>愛知に新工場、拠点再編、自動車用塗料で最新設備 ・NTTドコモ<9437>被害者に全額補償、副社長が陳謝、66件、総額1800万円 ・NEC<6701>NECなど6社新会社、デジタル技術で社会課題解決 ・宇部興産<4208>スタートアップ2社に出資−水産養殖・繭加工品 ・サイバーダイン<7779>川崎に医療・バイオの新興企業施設を建設 ・オリエンタルランド<4661>社債1000億円発行 ・住友商事<8053>ノルウェー企業に出資、石油・ガス開発の自動化促進 ・SUBARU<7270>部品開発時に品質改善、専任調達人員を倍増 ・トヨタ<7203>VBファンド、CASEなど開発力向上 ・ホンダ<7267>中古車サブスクの地域拡大、年内に9道府県 ・ヤマハ発<7272>無人ヘリ農薬散布、タイでサービス開始 ・日立建機<6305>海外レンタル拡大、欧米で堅調、印ロも開始 ・岡本硝子<7746>ガラスフリット開発、5G部品材料向け ・住友化学<4005>CO2からメタノール合成、収率60%超、島根大と共同研究 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月企業物価指数(前年比予想:-0.5%、7月:-0.9%) ・08:50 7-9月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(予想:-40.0、4-6月期:-47.6) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
1928 東証プライム
3,734
9/4 15:00
-79(-2.07%)
時価総額 2,556,606百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
4005 東証プライム
396.1
9/4 15:00
-17.5(-4.23%)
時価総額 655,886百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4208 東証プライム
2,600
9/4 15:00
-75(-2.8%)
時価総額 276,120百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
892.9
9/4 15:00
-12.7(-1.4%)
時価総額 2,116,630百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
4661 東証プライム
3,938
9/4 15:00
-13(-0.33%)
時価総額 7,161,060百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6701 東証プライム
12,845
9/4 15:00
-830(-6.07%)
時価総額 3,504,758百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,248
9/4 15:00
-42.5(-3.29%)
時価総額 1,311,214百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7746 東証スタンダード
122
9/4 15:00
-4(-3.17%)
時価総額 2,843百万円
1928年創業の特殊ガラスメーカー。プロジェクター用反射鏡などの光学事業、ガラス偏光子などの機能性薄膜・ガラス事業が柱。薄膜蒸着技術等に強み。プロジェクター用フライアイレンズは高単価品の販売比率が上昇。 記:2024/08/30
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8053 東証プライム
3,300
9/4 15:00
-155(-4.49%)
時価総額 4,130,188百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17