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前場に注目すべき3つのポイント~物色対象の変化を見極め

2020/8/6 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色対象の変化を見極め 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色対象の変化を見極め ■ホンダ、1Q営業赤字1136億円、21/3期予想68.4%減の2000億円 ■前場の注目材料:三菱自、R&D効率化ディーゼル継続・欧縮小 ■物色対象の変化を見極め 6日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開となりそうだ。5日の米国市場は上昇し、NYダウは373ドル高だった。ナスダックは連日で最高値を更新し、一時11000ポイントに乗せている。追加財政策の交渉で政府側が譲歩する意向を見せたため合意に向けた期待感が強まったほか、新型ウイルスワクチンへの期待、7月ISM非製造業景況指数が予想外に改善したことも材料視されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の22470円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。 米国市場の上昇の流れは材料視されるが、シカゴ先物の動きからは積極的な売買は手控えられやすいだろう。米国は追加財政策がまとまるまでは期待感から強含みの展開が続きそうだが、決算発表が第2弾のピークを向かえる中では、市場反応は限られそうである。また、昨日の日経平均は22300円台まで下げた後に22500円台を回復するなど底堅さが意識されるものの、先物市場でのまとまった売買はみられず、日銀のETF買い入れに絡んだ売買にとどまっている。 またADP雇用者数は予想を大幅に下回っていることもあり、週末の雇用統計への警戒感も売買を手控えさせる一因になりそうだ。そのため、物色としては決算を手掛かりとした日替わり物色に向かいやすい。また、日経平均は25日線レベルでの底堅さが意識されることからセンチメントは悪化せず、主力銘柄への物色を手控えるものの、中小型株での値幅取り狙いの商いは活発となろう。 昨日の日経平均は小幅な下げとなったが、東証2部指数やマザーズ指数、JASDAQ平均は上昇しており、引き続きこの流れは続きそうである。また、ナスダックは最高値を更新しているが、ハイテク株はまちまちの展開であり、テスラも引き続きこう着感が強まっている。物色対象が変わる可能性もあるため、日本株市場についてもハイテク株等へは利益確定の流れが強まりやすく、バリュー株への見直しが意識されてくる。そのほか、商品相場の上昇が続いており、素材株などへの見直しも意識されそうだ。 ■ホンダ、1Q営業赤字1136億円、21/3期予想68.4%減の2000億円 ホンダ<7267>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比46.9%減の2兆1237.75億円、営業損益は1136.91億円の赤字に転じた。主力の四輪車はコロナの影響を受け、米国などで販売が落ち込んだほか、二輪車は東南アジアなどで販売が落ち込んだ。2021年3月期予想については、売上高は前期比14%減の12兆8000億円、営業利益は68%減の2000億円を見込む。通期計画はコンセンサスを下回るが、想定の範囲内だろう。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(27201.52、+373.05) ・ナスダック総合指数は上昇(10998.40、+57.23) ・VIX指数は低下(22.99、-0.77) ・米原油先物は上昇(42.19、+0.49) ・日銀のETF購入 ・米景気刺激策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・三菱自<7211>R&D効率化ディーゼル継続・欧縮小 ・三井E&S<7003>新中計、22年度売上高7700億円、機械・海洋集中 ・シャープ<6753>液晶分社化、外部資本受け入れ視野 ・ファーストリテイリング<9983>9月から買い物袋有料化 ・東芝<6502>パソコン事業を完全売却 ・三井物産<8031>熊本・荒尾市で相乗りタクシー運行、AIでルート計算 ・丸紅<8002>AI診断支援で会社設立 ・デンソー<6902>レベル4実現、米に拠点、先端技術開発 ・日産自<7201>スペインバルセロナ工場、閉鎖延期案を労組が拒否 ・鉱研工業<6297>伊勢原市に新工場、ボーリング機械増産 ・富士通<6702>製造業向けデジタル化支援ソフト、リモートで生産準備 ・第一三共<4568>アストラゼネカと提携、ADC抗がん剤開発加速 ・大日本住友製薬<4506>大日本住友薬など3社、介護・医療用デジタル機器を共同研究 ・日本電気硝子<5214>マレーシアで医薬用管ガラスの生産ライン増強 ・日本製鉄<5401>収益改善急ぐ、高付加価値品を強化 ・東海カーボン<5301>黒鉛電極7割減産「継続」、本格回復は21年末以降 ・東洋紡<3101>液晶ディスプレー用フィルム、犬山工場で量産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
3101 東証プライム
985
9/4 15:00
-24(-2.38%)
時価総額 87,713百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
4506 東証プライム
587
9/4 15:00
-26(-4.24%)
時価総額 233,567百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4568 東証プライム
5,859
9/4 15:00
-157(-2.61%)
時価総額 11,407,672百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5214 東証プライム
3,270
9/4 15:00
-156(-4.55%)
時価総額 325,440百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ、建築用ガラス等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。中期経営計画では26.12期売上高4000億円目指す。 記:2024/04/29
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
5401 東証プライム
3,163
9/4 15:00
-116(-3.54%)
時価総額 3,005,865百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6297 東証スタンダード
482
9/4 15:00
-16(-3.21%)
時価総額 4,324百万円
ボーリングマシン、グラウト機器メーカー。ボーリングマシンは国内シェアトップクラス。ロータリーパーカッションドリルなどが主力製品。工事施工等も。個社オーダーの自動掘削機の拡販、メンテナンスの強化を図る。 記:2024/08/19
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6702 東証プライム
2,769.5
9/4 15:00
-77.5(-2.72%)
時価総額 5,735,934百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6902 東証プライム
2,121.5
9/4 15:00
-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7003 東証プライム
1,222
9/4 15:00
-128(-9.48%)
時価総額 125,987百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
411.1
9/4 15:00
-16.3(-3.81%)
時価総額 612,655百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10