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前場に注目すべき3つのポイント~売り先行も22000円辺りが支持線として意識される

2020/6/22 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り先行も22000円辺りが支持線として意識される 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り先行も22000円辺りが支持線として意識される ■前場の注目材料:大和工、21/3最終総益トントン←60億円 ■ソフトバンク、みずほFGとスマホ金融で提携、証券事業拡大 ■売り先行も22000円辺りが支持線として意識される 22日の日本株市場は、売り先行からのスタートになろう。19日の米国市場では、NYダウが208ドル安だった。米国のポンペオ国務長官と中国の楊共産党政治局員によるハワイでの非公式会合で、中国が第1段階貿易合意である米農産物購入を確約したことが好感材料となり上昇して寄り付いた。その後、フロリダ州やカリフォルニア州などのウイルス感染者数の連日急増が伝えられると下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円安の22290円。円相場は1ドル106円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行する格好から始まろうが、22000円辺りに25日線が位置しており、同線が支持線として意識されやすく、売り一巡後は底堅い相場展開が見込まれる。また、米国における感染第2波への警戒が高まっている状況はこれまでも伝わっており、上値の重石にはなろうが改めて売り込む流れにはならないだろう。また、米国ではクアドプルウィッチングだったことも一因であり、需給が通過したことで警戒感はそれ程高まらないだろう。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から後場は日銀のETF買い入れへの思惑が売り込みづらくさせる。先週末には日銀が通常のETF(1001億円)を買い入れており、日経平均は22500円を挟んでの底堅い相場展開となっていた。最近では日銀のETF買い入れのタイミングが見極めづらい状況であることも、短期筋の売り仕掛け的な売買を手控えさせることになるだろう。 もっとも売りが先行する中では売り一巡後の底堅さを見極める必要もある。そのため、個人主体の売買に向かいやすい。中小型株に対する活発な物色が続いており、先週末のマザーズ、JASDAQ平均はいずれも続伸である。一部の銘柄に資金が集中している状況であるが、需給良好な中で個人の資金回転も効いているようである。過熱感が警戒されているとはいえ、フットワークを高めつつ、トレンド追随の物色が続くことになりそうだ。イベントとしては今週からIPOが再開されることにより、現在の個人の需給状況の良さが表れよう。 ■大和工、21/3最終総益トントン←60億円 大和工<5444>は2021年3月期の業績予想の修正を発表、最終損益をトントンと従来の60億円の黒字予想から下方修正している。連結子会社の会社分割及び新会社株式の譲渡並びに特別損失の発生を発表。新会社は持分法適用関連会社となることによる影響。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22478.79、+123.33) ・ナスダック総合指数は上昇(9946.12、+3.07) ・米原油先物は上昇(39.83、+0.78) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・世界的な経済活動再開 ・日米欧の大型経済対策 ・コロナ収束後の業績回復期待 ・ソフトバンク<9434>みずほFGとスマホ金融で提携、証券事業拡大 ・オークマ<6103>DX専任部署新設、遠隔製造支援など強化 ・日産自<7201>国内3工場を来月も一時停止 ・ホンダ<7267>4輪事業改革、商品企画・開発・量産を即決体制 ・トヨタ<7203>アジア全工場再稼働、印子会社復旧 ・日産自<7201>中国社と車載電池開発、「eパワー」向け ・井関農機<6310>韓国で攻勢、品ぞろえ強化 ・セイコーエプソン<6724>東南アで家庭用プリンター通販拡大、現地ECと連携 ・大日印<7912>JALと歩数に応じマイルたまるサービス ・日本製鉄<5401>日本製鉄など、ゼロカーボンで製鉄、22年にも工程表作成 ・日本製鉄<5401>鹿島でコークス1億5000万トン、49年2カ月で実現 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・08:00 ロウ豪準備銀行総裁が討論会参加 ・10:30 中・1年物ローンプライムレート発表 《ST》
関連銘柄 10件
5401 東証プライム
3,163
9/4 15:00
-116(-3.54%)
時価総額 3,005,865百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5444 東証プライム
7,194
9/4 15:00
-158(-2.15%)
時価総額 467,610百万円
大手電炉メーカー。H形鋼を主力に、棒鋼や鋼矢板、山形鋼などを手掛ける。兵庫県姫路市に本社。米国やタイ、中東などに進出。配当性向40%目処。米国では大型サイズのH形鋼、鋼矢板の安定的な受注を見込む。 記:2024/05/16
6103 東証プライム
5,678
9/4 15:00
-290(-4.86%)
時価総額 383,322百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6310 東証プライム
973
9/4 15:00
-17(-1.72%)
時価総額 22,364百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6724 東証プライム
2,658.5
9/4 15:00
-105.5(-3.82%)
時価総額 1,062,430百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7912 東証プライム
5,151
9/4 15:00
-158(-2.98%)
時価総額 2,856,132百万円
大手総合印刷企業。1876年創業。出版関連ビジネスのほか、情報セキュア関連製品、ディスプレイ関連製品、電子デバイス等も。リチウムイオン電池用バッテリーパウチ等で世界トップシェア。BPO事業の拡大等に注力。 記:2024/06/17
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05