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個人投資家・有限亭玉介:アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2020/5/23 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年5月19日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 この度は『アフターコロナの世界線でチェック中の銘柄』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 まず最初にご紹介するのがIoTデバイス開発などを手掛けるACCESS<4813>です。テレワーク関連として、同社のクラウド型ビジネスチャット「Linkit」が思惑となっております。3月13日の決算では、経常利益が減益着地となりますが、21年1月期は増益予想と発表すると、好感され株価は反発しました。同社はソニー損保の「GOOD DRIVE」向けのビーコン開発や、教育ICTなども展開しており、新型コロナの影響は、同社には軽微と見られているようです。チャート(日足)は、保ち合いが続いている様子ですが、緊急事態宣言後の生活の変化により、同社に再び脚光が当たるのではと見ております。 2つ目の銘柄は5G関連銘柄より、リバーエレテック<6666>です。スマートフォン向け世界最小クラスの小型音叉型水晶振動子が、堅調に業績寄与しております。5月13日の決算発表では、20年3月期の経常利益が赤字でしたが、21年3月期の予想は3.76億円の黒字と発表すると、一目均衡表(日足)は雲の中から窓を開け急騰し、雲の上限を上抜きました。小型音叉型水晶振動子の需要増を受けて、製造子会社の青森リバーテクノは、安定した供給体制を確立する為、製造ラインの増設をしたとの発表もあり、巣ごもりによるIT端末需要の拡大も追い風になるか期待ですな。 3つ目の銘柄は識学<7049>です。4月13日の決算発表では、経常利益が堅調に黒字着地しました。テレワーク等で生産性重視のムードが市場で高まり、同社の提供するコンサルティングの需要も拡大しているようです。営業支援サービスを手掛けるアイドマHDとの提携も発表しており、これによる新たな成長及び、サービス等の展開に期待したいですな。チャート(日足)は、3月の売上高が前年同月より伸長したとの発表で、4月6日に動意すると、その後25日線を上抜きました。投資会社アセットマネジメントOneの買い増しの思惑もあり、このまま下値を切り上げるか注視したいところです。 4つ目の銘柄はブシロード<7803>です。アニメのトレーディングカードやモバイルコンテンツを手掛ける同社は、3月16日に決算を発表し、2Q時点の過去最高の売上高と経常利益を達成しております。新型コロナの影響で、プロレスの興行やコンサートは中止となり、今後の業績を精査中ではありますが、オンラインゲーム等のデジタルIP事業の伸びにも、巣ごもりという思惑からも注目したいところです。チャート(日足)は、昨年末より25日線が上値抵抗線となりながら下落トレンドが続いておりましたが、コロナショックによる急落から底を打つと、反発トレンドも相まって、そこを上抜きました。6月12日の決算もチェックですな。 5つ目の銘柄はビープラッツ<4381>です。サブスク型ビジネスの統合プラットフォームである「Bplats」を提供する同社は、5月14日の決算発表では、経常利益が赤字着地となりましたが、21年3月期は黒字転換するとの見通しを示しました。昨年12月に、ISID<4812>と販売パートナーシップ契約を締結した事も材料視されていますねぇ。サブスクリプションビジネスは、中長期での企業戦略である為、新型コロナによる影響は限定的との見方もあり、チャート(週足)は、底値で反発すると、上値抵抗線であった13週線を上抜いてきています。テレワーク化の社会変化は、同社に追い風となるか期待です。 6つ目の銘柄は越境eコマース事業を手掛けるBEENOS<3328>です。フリマアプリのメルカリ<4385>と業務提携しており、翻訳や海外発送を同社がサポートしています。4月28日には決算を発表し、経常利益が26億円の黒字に浮上した事で急動意すると、チャート(日足)は75日線付近まで上値を伸ばしました。上昇後でも、PERでは割安との印象もあり、このまま下値を切り上げるか監視中です。新型コロナウイルスの影響で、EC業界は巣ごもりの思惑もありますが、業績不安が解消された事で、中長期目線で見ていってはどうかと考えております。 7つ目の銘柄もEC関連から、ファッション通販サイト「SHOPLIST」を展開するクルーズ<2138>です。5月14日の決算は前期経常は赤字縮小で、4Q経常は黒字浮上との事で、上昇トレンドは継続となっています。同社の「SHOPLIST」 もまた、メルカリ<4385>と連携し、「かんたん出品連携」をECサイトで初の導入をするなどサービス拡充を進めていますが、今後は黒字の範囲で投資を行い、売上最大化を目指すとの方針です。一目均衡表(日足)は、4月28日にストック・オプション発行の発表で、今回の決算通過にて雲の上限を上抜いてきております。このまま上昇トレンドを継続できるか注目です。 8つ目の銘柄はウェルネット<2428>です。スマホ決済サービス「支払秘書」を手掛けており、電子マネーや地域交通におけるスマホ定期券・回数券など、MaaSのテーマ性も持ち合わせております。3月23日には、中部電力<9502>の電気料金の支払いがSMSで出来る日本初のサービスを発表すると、好感した買いが入った模様です。4月30日の決算発表では、前年同期より経常利益が51%増益した事で窓を開け急騰すると、チャート(日足)は75日線を上抜きました。新型コロナで現金の扱いを避けるムードもあり、コンビニ等で決済代行のニーズがさらに高まるか期待ですな。 9つ目の銘柄はRPAホールディングス<6572>です。AIによる事務作業代行ツールを開発している同社は、働き方改革のテーマ性を持っています。4月14日の決算は「今期経常は18%増益」とし、4月20日には同社のグループ会社がネオキャリアと共同開発した勤怠向けRPAサービスの提供を発表し、好感された模様です。現在までチャート(日足)は25日線を下値サポートとしている様子ですが、その後の5月1日には、愛媛県庁の新型コロナ補助金申請業務に「BizRobo!」と「事務ロボ」の導入を発表し、全国普及に至るかとの期待買いが入った面もあるようです。人手不足を背景に、新たな引き合い増にも期待したいところですな。 最後の銘柄はシェアリングテクノロジー<3989>です。ポータルサイト「生活110番」で、ユーザーの「暮らしのお困りごと」と、サービスを提供できる加盟店を迅速にマッチングさせる事業を展開しております。直近ではオフィス・店舗向けの感染症予防対策サービスである「消毒110」を全国で正式に提供開始と発表して急動意しました。その後の5月15日の決算では赤字拡大との内容ではありましたが、同社は害虫駆除や葬儀情報、台風被災後の補修工事に至るまで幅広いサービスを備えており、巣ごもりによる自宅改修へのニーズなどの思惑も孕みます。その上で同社は新型コロナウイルスによる影響は小さく、さらなる成長に自信を見せている事から、ここから下値を切り上げるかチェックしておきたいもんですな。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《SF》
関連銘柄 13件
2138 東証スタンダード
650
9/4 15:00
-44(-6.34%)
時価総額 8,423百万円
ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
2428 東証スタンダード
831
9/4 15:00
-40(-4.59%)
時価総額 16,121百万円
マルチ機能集金サービス「ekaiin.com」、マルチペイメントサービス、送金サービス、スマホ電子チケットアプリ「バスもり!」等を手掛ける。配当性向は50%以上目安。付加価値商材の売上シェアは上昇。 記:2024/08/27
3328 東証プライム
2,790
9/4 15:00
-16(-0.57%)
時価総額 37,207百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02
805
9/4 15:00
-33(-3.94%)
時価総額 17,573百万円
日常生活の困りごとを解決するサイト「生活110番」を運営する。電機や水道、インターネットなど、専門業者を中心とする約6400の加盟店と提携、専門業者と顧客をマッチング。今期1Qは主力ジャンルが好調だった。 記:2024/04/12
4381 東証グロース
777
9/4 15:00
-10(-1.27%)
時価総額 1,861百万円
サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」の開発・提供を行う。SaaSサービスを一元管理するクラウドサービス「サブかん」等も。契約社数は250社超。通信インフラコストの縮減などに取り組む。 記:2024/07/08
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4812 東証プライム
5,930
9/4 15:00
-80(-1.33%)
時価総額 386,529百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
4813 東証プライム
1,242
9/4 15:00
-95(-7.11%)
時価総額 49,224百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
6572 東証プライム
213
9/4 15:00
-12(-5.33%)
時価総額 13,191百万円
RPAサービス「BizRobo!」や業務自動化クラウドサービス「RoboRobo」等のロボットアウトソーシング事業が主力。ロボットトランスフォーメーション事業も。BizRobo!などは導入企業が拡大。 記:2024/05/12
6666 東証スタンダード
463
9/4 15:00
-20(-4.14%)
時価総額 4,025百万円
水晶デバイスが主力の電子部品メーカー。世界最小の水晶振動子・水晶発振器を手掛ける。短納期化に定評。水晶製品事業は在庫調整等が響く。24.3期3Qはその他の電子部品事業が増収。民生機器向け抵抗器が売上貢献。 記:2024/04/16
7049 東証グロース
604
9/4 15:00
-19(-3.05%)
時価総額 4,999百万円
マネジメントコンサルサービス、プラットフォームサービスの組織コンサルティング事業が主力。スポーツエンタテインメント事業等も手掛ける。識学基本サービスの契約社数は690社超。ストック型収入は順調に増加。 記:2024/05/08
7803 東証グロース
350
9/4 15:00
-18(-4.89%)
時価総額 26,034百万円
トレーディングカードゲームなどを手掛けるエンターテイメント事業が主力。カードファイト!!ヴァンガードなどが主要IP。新日本プロレスリングを傘下に持つ。トレーディングカードゲームの開発、製造体制を強化。 記:2024/08/30
9502 東証プライム
1,789
9/4 15:00
-42.5(-2.32%)
時価総額 1,356,062百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09