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明日は日本電産の決算に市場の関心が集まりやすい【クロージング】

2020/1/22 15:57 FISCO
*15:57JST 明日は日本電産の決算に市場の関心が集まりやすい【クロージング】 22日の日経平均は反発。166.79円高の24031.35円(出来高概算10億株)で取引を終えた。21日の米国市場では、ワシントン州の男性が新型コロナウイルスによる肺炎に感染していることが、関係筋の話で分かったと伝えられる中、感染拡大への懸念からリスクオフの流れとなった。これを受けた日本株市場も売りが先行する格好から始まったが、シカゴ日経225先物清算値程は下げず、寄り付き直後に付けた23831.10円を安値に、その後は買い戻しの流れが優勢となっている。インデックスに絡んだ商いによって後場寄り付きには24000円を回復。その後は40円程度の狭いレンジ取引ではあったが、大引けで24000円を回復している。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割近くを占めている。セクターでは、サービス、化学、精密機器、機械、水産農林が堅調。半面、鉱業、電力ガス、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が堅調。一方で、塩野義<4507>、ファーストリテ<9983>が重石に。 日経平均は売りが先行したものの、心理的な支持線として意識されていた25日線を割り込まずに切り返す展開となった。前日には海外勢による225先物売りが指数を押し下げる格好だったが、本日はさらに売り込む流れにはならなかったことで、安心感にもつながっている。新型コロナウイルスに関する警戒感は根強いところではあるが、世界的な金融緩和政策によってキャッシュは豊富であり、調整局面では押し目買い意欲の強さが窺える状況でもあった。 とはいえ、出来高は辛うじて10億株に乗せたところでもあり、依然として薄商いの状況には変わりがない。先物主導のインデックス売買に振らされやすいところであるため、日経平均の24000円処では戻り売りも意識されやすいだろう。明日は日本電産<6594>の決算に市場の関心が集まりやすく、第3四半期決算を受けて、通期の営業増益予想が維持されるかが注目される。一転減益予想ともなれば、今後本格化する3月期企業の決算への不安感が、物色を手控えさせる一因にもなりやすいところである。 《CN》
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
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米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
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時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6594 東証プライム
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-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
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6,129
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-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
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時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10