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前場に注目すべき3つのポイント~あっさり25日線を下回るとセンチメントに変化

2020/1/22 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~あっさり25日線を下回るとセンチメントに変化 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:あっさり25日線を下回るとセンチメントに変化 ■前場の注目材料:東製鉄、3Q営業利益28.7%増、コンセンサス上回る ■日産自<7201>中国CATLからEV用電池、来年度、新型車に搭載 ■あっさり25日線を下回るとセンチメントに変化 22日の日本株市場は、米国市場の下落影響から、神経質な相場展開になりそうだ。祝日明け21日の米国市場では、NYダウが152ドル安となった。米ワシントン州の男性が新型コロナウィルスによる肺炎に感染していることが、関係筋の話で分かったと伝えられる中、感染拡大への懸念からリスクオフの流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の23755円。円相場は1ドル109円80銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の相場展開となり、テクニカル的には前日の下げによって25日線に接近しており、同線での攻防が意識されやすい。ギャップスタートであっさり25日線を下回って始まるようだと、心理的にも様子見ムードが強まりやすくなるだろう。昨日は参加者が限られていることもあり、東証1部の出来高は連日で10億株を下回る薄商いであり、その中で先物主導によって下押した格好であった。騰落銘柄が拮抗している状況から、指数インパクトの大きい値がさ株の一角に仕掛け的な売りが出された格好とみられる。 先物市場では米系証券経由による225先物への断続的な売りが観測されていたが、下げが強まった時点では明確なネガティブニュース等もなかったこともあり、純粋なリスクオフの流れといった見方がされていた。新型コロナウィルスに関する報道から神経質になりやすいところであり、特に米国で感染者が出たことで、よりリスクオフに向かわせる可能性がありそうだ。そのため、現在の参加者が限られる中では、先物主導による仕掛け的な売買に注意しておきたい。日経平均が昨年来高値水準で鈍い動きをみせていたこともあって、売り方にとっては仕掛けやすいタイミングでもある。 一方で、米通商代表部(USTR)は21日、中国との貿易交渉を巡る「第1段階の合意」が2月14日に発効すると正式に明らかにした。制裁関税を緩和するのは2018年7月に貿易戦争が始まってから初めての取り組みとなる。また、トランプ米大統領は、ダボス会議の冒頭で演説し、米国経済の力強さや米中貿易の「第1段階」合意といった功績を自賛している。米景気回復を訴えていることもあり、大きく売り込む流れにもなりづらい。 また、決算発表が今後本格化することもあり、仕掛け的な売買としても短期的なスタンスが中心とも考えられる。物色については、新型コロナウィルスに関する材料株に資金が集中しやすいと考えられるが、こちらもスタンスとしては短期値幅取りといったところである。 ■東製鉄、3Q営業利益28.7%増、コンセンサス上回る 東製鉄<5423>が発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比28.7%増の143.48億円だった。コンセンサス(130億円程度)を上回る進捗。原料となる鉄スクラップの価格が想定を大幅に下回り、採算の改善に寄与した。今後の鋼材需要については、首都圏では再開発など建設分野が堅調。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・来期の業績回復期待 ・日産自<7201>中国CATLからEV用電池、来年度、新型車に搭載 ・いすゞ<7202>UDと車台共通化へ、片山社長「合理化したい」 ・松風<7979>ベトナムに歯科材工場、21年から生産 ・豊田通商<8015>アフリカで「地産地乗」、ノックダウン生産、ガーナ・コートジも視野 ・伊藤忠<8001>全ゲノム解析事業を手がけるアイラックと提携 ・タチエス<7239>新車シートに協働ロボ導入、生産コスト3割減 ・ヤマハ発<7272>東京ロボと提携、量産型協働ロボ開発 ・ロジスネクス<7105>スペイン工場を電動フォーク拠点に ・津田駒<6217>工場の公開対象拡大、自動化提案を強化 ・デンカ<4061>窒化ケイ素基板にAI検査導入、大牟田工場で効率3倍 ・パナソニック<6752>認知障害を早期発見、国循と共同研究 ・三菱ケミHD<4188>独社を買収、日米欧で炭素繊維プリプレグの生産体制確立 ・日鉄物産<9810>全従業員にテレワーク、通勤時間削減、業務効率高める ・ロート製薬<4527>三重にスマート工場、IoT・AI活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
4061 東証プライム
2,245.5
9/4 15:00
-43(-1.88%)
時価総額 198,852百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4188 東証プライム
898.4
9/4 15:00
-13.2(-1.45%)
時価総額 1,353,249百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4527 東証プライム
3,570
9/4 15:00
-71(-1.95%)
時価総額 843,155百万円
目薬や外皮薬などの一般用医薬品、「肌ラボ」などのスキンケア事業が柱。1899年創業。スキンケア関連の売上高比率が高い。目薬で国内トップシェア。ロングセラー商品多数。国内はインバウンド需要が追い風。 記:2024/08/26
5423 東証プライム
1,938
9/4 15:00
-62(-3.1%)
時価総額 213,304百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6217 東証スタンダード
369
9/4 15:00
-1(-0.27%)
時価総額 2,512百万円
エアジェットルーム等の繊維機械事業が主力。NC円テーブル、マシンバイス等の工作機械関連事業も。1909年創業。高速自動織機に強み。繊維機械事業では新型エアジェットルームのラインナップ拡充等に取り組む。 記:2024/06/11
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7105 東証スタンダード
1,281
9/4 15:00
-44(-3.32%)
時価総額 136,629百万円
大手フォークリフトメーカー。三菱重工業の子会社。コンテナキャリアやトランスファークレーン、搬送用ロボット等も。価格の適正化等により、国内事業は黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/14
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
2,137.5
9/4 15:00
-82(-3.69%)
時価総額 1,661,782百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7239 東証プライム
1,931
9/4 15:00
-54(-2.72%)
時価総額 68,054百万円
大手自動車用シートメーカー。軽自動車から高級車、トラックのシート等を開発、製造。自動車メーカーに合わせて独自に開発。日本や中南米は黒字転換。北米は損益改善。24.3期3Q累計は2桁増収、黒字転換。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,248
9/4 15:00
-42.5(-3.29%)
時価総額 1,311,214百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7979 東証プライム
4,810
9/4 15:00
-230(-4.56%)
時価総額 172,140百万円
歯科材料・歯科機器メーカー。1922年創業。京都府京都市に本社。人工歯類、研削材類で国内トップシェア。工業用研磨材、ネイル関連事業等も。配当性向40%以上目標。国内はCAD/CAM関連製品の拡充図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,483
9/4 15:00
-341(-4.36%)
時価総額 11,859,732百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,661.5
9/4 15:00
-127(-4.55%)
時価総額 2,826,965百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
9810 東証プライム
9,290
6/20 15:00
+10(0.11%)
時価総額 300,141百万円
大手鉄鋼商社。鉄鋼原料の調達から鋼板や鋼管等の鉄鋼製品を提供する。産業機械や自動車部品、食料、繊維も扱う。23年3月期は国内鋼材価格が上昇、円安も寄与した。繊維は国内需要が回復、欧米向け輸出も好調だった。 記:2023/05/11