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後場に注目すべき3つのポイント~米中第一段階署名に安心感も新規の材料難

2020/1/16 12:44 FISCO
*12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~米中第一段階署名に安心感も新規の材料難 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、米中第一段階署名に安心感も新規の材料難 ・ドル・円は伸び悩み、重要イベント通過で円売り一服 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン工業<6367> ■日経平均は反発、米中第一段階署名に安心感も新規の材料難 日経平均は反発。34.32円高の23950.90円(出来高概算4億9964万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、10-12月期決算を前に上値こそ重かったものの、米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を無難に通過したことで、主要3指数は揃って上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の23935円になるなか、ドル円相場も前日から円安基調を維持しており、本日の日経平均には買いが先行した。その後は利益確定の動きから一時マイナスに転じたものの、軟調なスタートとなったアジア株式市場が底堅さをみせたことで、日経平均は前引けにかけて再びプラス圏を確保。ただ、新規の材料難から、節目の24000円を前に上値は重かった。 セクターでは、証券・商品先物取引業や鉄鋼、海運業が1%安になった一方で、医薬品は1%高、石油・石炭製品やサービス業は上昇する格好に。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>、アドバンテスト<6857>、資生堂<4911>、太陽誘電<6976>、SUMCO<3436>、日本電産<6594>、SMC<6273>、三菱UFJ<8306>が軟調。一方で、第一三共<4568>が4%高になったほか、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、スズキ<7269>、パナソニック<6752>、武田薬<4502>、ダイキン工業<6367>は上昇。 米中合意文書では、中国が今後2年で2000億ドル相当のモノ及びサービスを米国から購入する代わりに、米国は1200億ドル相当の中国製品の輸入関税を半減させ、その他の輸入品については関税導入を遅らせることなどが盛り込まれた。ひとまず、国内外の株式市場にとっては安心感を誘うものとなっているものの、市場では第二段階目以降の交渉に対する長期化・先行き懸念は根強いものとなっている。 国内株式市場では、23日の日本電産<6594>からスタートする3月期決算企業の第3四半期決算発表を前に手がかり材料に欠けるほか、海外市場では、今晩は米国の12月分小売売上高、明日は中国で12月分小売売上高と10-12月期のGDP発表が予定されている。週末にかけて、これら米中重要経済指標の発表が控えていることに加え、週明け20日はキング牧師の生誕記念日で米国市場が休場となる。そのため、模様眺めムード継続に伴って週末にかけての日経平均も24000円睨みの推移が続きやすいとみられる。 値がさハイテク株中心にショートポジションで構える向きは徐々に増えているもようであり、米中対話に係るポジティブなニュースフローなどが出ない場合は、これらの銘柄に対するカバーの動きも期待しにくいところである。一方で、決算を嫌気する格好から時価総額上位銘柄が前日に指数の重しとなったマザーズ市場では、本日は反発の動きとなっている。全体相場の商いが薄い分、前場に動意をみせた東証1部の内需系・ディフェンシブ銘柄のほか、新興市場の中小型株に対しても一方向に振れやすい地合いが見込まれるだろう。 ■ドル・円は伸び悩み、重要イベント通過で円売り一服 16日午前の東京市場でドル・円は109円後半で伸び悩み。米中通商合意を受け人民元の基準レートが元高水準に設定され、両国の関係改善を見込んだリスク選好的なドル買い・円売りが観測された。一方、ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続への期待感から円売りが続いているようだ。ただ、重要イベントの無難通過で、円売りは一服しよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円86銭から109円99銭、ユーロ・円は122円50銭から122円73銭、ユーロ・ドルは1.1149ドルから1.1158ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ログリー<6579>、エンチョー<8208>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン工業<6367> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ムニューシン米財務長官 「新NAFTAと米中合意で米国のGDPは押し上げられる」 「中国の補助金に関するデータがあり、第2段階の協議の対象に」 【経済指標】 ・日・11月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+18.0%(予想:+2.9%、10月:-6.0%) ・日・12月企業物価指数:前年比+0.9%(予想:+0.9%、11月:+0.1%) <国内> ・特になし <海外> ・16:00 独・12月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.5%、速報値:+1.5%) 《HH》
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9/4 15:00
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4568 東証プライム
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4911 東証プライム
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-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6273 東証プライム
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6367 東証プライム
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-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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390
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-18(-4.41%)
時価総額 1,483百万円
ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」の提供を行う。ユーザー分析DMP「Juicer」、マーケティングツール「OPTIO」等も。アドプラットフォーム事業では積極営業で媒体枠の新規獲得図る。 記:2024/08/19
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世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,228
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-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
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9/4 15:00
-514(-7.74%)
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6861 東証プライム
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7203 東証プライム
2,674
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
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世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8208 東証スタンダード
880
9/4 14:52
±0(0%)
時価総額 6,034百万円
DIYホームセンター「ジャンボエンチョー」の運営を行う。1939年創業。静岡県地盤。工具・作業用品専門店「ハードストック」、アウトドア用品専門店「SWEN」等も展開。専門店事業の事業拡大を積極化。 記:2024/08/30
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三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
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-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17