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先物主導ながらも抵抗として意識されつつあった23500円をクリア【クロージング】

2019/11/12 16:14 FISCO
*16:14JST 先物主導ながらも抵抗として意識されつつあった23500円をクリア【クロージング】 12日の日経平均は反発。188.17円高の23520.01円(出来高概算12億5000万株)で取引を終えた。終値での23500円回復は昨年10月以来となる。米中交渉の行方や香港のデモによる経済への影響が警戒される中、朝方は小動きでの推移が続いた。しかし、米アップルの最高値更新を背景に値がさハイテク株がしっかりだったほか、ファーストリテ<9983>が強く、225型のインデックス買いが断続的に流入する格好から、底堅さが意識された。さらに、大引けにかけてはこのインデックス買いが集中しており、上げ幅を広げる展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは決算を受けて鹿島<1812>が強い動きをみせるなど、建設が上昇率トップ。その他、石油石炭、証券、パルプ紙、小売、海運、金属製品がしっかり。一方で、ゴム製品、非鉄金属、電力ガス、倉庫運輸、水産農林が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテのほか、ファミリーマート<8028>、アドバンテスト<6857>、日東電<6988>、大塚HD<4578>、東エレク<8035>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、アステラス製薬<4503>、ブリヂストン<5108>が冴えない。 日経平均は後場に入り上げ幅を広げており、終値で23500円を回復してきた。高値もち合いが続く中で23500円処での抵抗が意識されていただけに、先物主導のインデックス買いの影響とは言え、センチメントを明るくさせよう。また、物色もグロースからバリュー株への波及が見られてきている。需給状況が良好な銘柄へはショートカバーが急がれる状況にもなりやすく、米中交渉など不透明感があるものの、上へのトレンドが出やすいところであろう。 また、日経平均の上昇により円相場も1ドル109円20銭台と朝方からは円安に振れて推移している。米長期金利の上昇のほか、金価格が足元で下落基調にあるなど、安全資産からの資金シフトが意識されてきており、相対的に出遅れ感のある日本株を見直す流れは続きそうである。これまでの上昇で過熱警戒感も意識されているが、警戒感の中での上昇であり、ロングポジションは積み上がらず、良好な需給状況が続きそうである。 《CN》
関連銘柄 11件
1812 東証プライム
2,585
9/4 15:00
-63.5(-2.4%)
時価総額 1,366,576百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4578 東証プライム
8,383
9/4 15:00
-157(-1.84%)
時価総額 4,676,339百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
5108 東証プライム
5,419
9/4 15:00
-212(-3.76%)
時価総額 3,867,529百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17