マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/16 1:26:11
15,051,228
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:全体相場こう着でマザーズ株に活路、IPOでは注目のSansan

2019/6/15 14:51 FISCO
*14:51JST 新興市場見通し:全体相場こう着でマザーズ株に活路、IPOでは注目のSansan 先週の新興市場では、日経平均とともにマザーズ指数、日経ジャスダックも上昇した。週初は米国がメキシコに対する関税引き上げを見送ったことが好感され、日経平均が21000円台を回復すると、新興市場でも投資家心理が上向いた。その後は日経平均と同様にマザーズ指数も900ptを挟み一進一退の展開となったが、主力大型株の手掛けづらさから個人投資家の物色が中小型株に向かい、マザーズ指数は比較的強い動きを見せた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.1%であったのに対して、マザーズ指数は+3.2%、日経ジャスダック平均は+1.1%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で9.6%高となった。PKSHA Technology<3993>は同16.9%高、HEROZ<4382>は同19.2%高、ラクスル<4384>は同10.3%高となり、成長期待の高い準主力銘柄の上げが目立った。HEROZとラクスルは決算発表している。売買代金上位ではJMC<5704>やロゼッタ<6182>も買われ、株式分割実施を発表したソフトマックス<3671>が週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、インパクトHD<6067>は利益確定売りが続き逆行安。また業績下方修正のイトクロ<6049>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力はハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同2.3%高となったものの、ワークマン<7564>は同1.4%安と高安まちまち。売買代金上位ではオートウェーブ<2666>やバッファロー<3352>が活況だった。自動車の安全装置を巡る思惑から買いが向かった。バッファローはアズ企画設計<3490>などとともに週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、メイコー<6787>やラクオリア創薬<4579>は売り優勢で、監理銘柄(確認中)に指定された日本フォームサービス<7869>が下落率トップだった。IPOではユーピーアール<7065>が東証2部へ新規上場し、公開価格を2割ほど上回るしっかりした初値形成となった。 今週の新興市場では、マザーズ指数はやや強含みで推移しそうだ。日米の金融政策決定会合などの重要イベントが控えるが、株式相場全体の方向感はつかみづらく、マザーズ指数も一本調子の上昇までは期待しにくい。ただ、日経平均が21000円近辺で落ち着きを見せていることは個人投資家に一定の安心感を与え、またそのこう着ムードが中小型株物色を促すだろう。6月後半はIPO件数が増え、中小型株の刺激材料となる可能性もある。 先週までに2-4月期決算発表が一巡したが、週末発表分ではモルフォ<3653>やマネジメントソリューションズ<7033>、フロンティアインターナショナル<7050>などがポジティブな印象。またPKSHAやHEROZの人気化を受け、ALBERT<3906>など他の人工知能(AI)関連銘柄にも注目したい。 IPO関連では、6月19日の日本グランデ<2976>とSansan<4443>を皮切りに、今週4社が新規上場する。注目のSansanは公開規模が400億円近くあり、業績の赤字推移もあって個人投資家には警戒ムードが窺える。しかし、機関投資家にはクラウド名刺管理サービスの成長性などが評価されているようだ。同社の出足は6月後半の他のIPOにも大きく影響してくるだろう。21日上場のブランディングテクノロジー<7067>は小型のマザーズIPOとあって初値期待が高い。 《FA》
関連銘柄 25件
2666 東証スタンダード
128
9/4 15:00
-6(-4.48%)
時価総額 1,850百万円
自動車販売・買取、タイヤ交換、車検などを行う「オートウェーブ」を千葉県で展開。業務スーパーのFCを育成。オートウェーブ富里店敷地内にシミュレーションゴルフ練習場を開設するなど、新たな取り組みも実施。 記:2024/04/30
740
9/4 14:57
-4(-0.54%)
時価総額 962百万円
分譲マンション・分譲戸建住宅の不動産分譲事業、不動産賃貸事業、マンション管理事業を展開。北海道札幌市に本社。「グランファーレ」ブランドなどを展開。不動産分譲事業では新規顧客開拓、販売促進などに注力。 記:2024/08/23
3352 東証スタンダード
1,315
9/4 15:00
-21(-1.57%)
時価総額 2,992百万円
フランチャイジーとしてカー用品店「オートバックス」を埼玉県中心に展開。車検などピット・サービスが主力。焼肉、イタリアンレストランのFCも。29.3期経常利益10億円目標。車検・整備の顧客数拡大などに注力。 記:2024/06/09
3490 東証スタンダード
2,207
9/4 15:00
-29(-1.3%)
時価総額 2,450百万円
中古物件を購入し、価値を高めた上で投資家に販売する不動産販売事業が主力。不動産賃貸事業、不動産管理事業も。ファンドクリエーションと業務提携。販売用不動産在庫を積み増し。取扱物件の大型化等を進める。 記:2024/06/07
3653 東証グロース
1,625
9/4 15:00
-61(-3.62%)
時価総額 8,798百万円
画像処理及びAI技術を用いたソフトウェア開発会社。スマホ、半導体、車載、産業IoT向けソフトウェア事業を手掛ける。デンソーなどが主要取引先。DX領域では近代書籍対応のAI-OCRソフトの営業活動に注力。 記:2024/05/10
3671 東証グロース
782
9/4 14:59
-17(-2.13%)
時価総額 4,681百万円
医療IT企業。Web型電子カルテ、医事会計などの総合医療情報システム「PlusUsシリーズ」の提供等を行う。グループウェア等の導入支援も。新規のパブリッククラウド、既存顧客のリプレイス需要の取り込み図る。 記:2024/07/05
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3,140
9/4 15:00
-200(-5.99%)
時価総額 97,667百万円
業務効率化やサービス、製品の価値向上、サービスのモデル革新の実現支援等のソリューションやソフトウエアプロダクトを提供する。今期1Qは生成AI関連のソリューション案件やストック型売り上げが堅調に推移した。 記:2024/04/12
4382 東証スタンダード
1,035
9/4 15:00
-64(-5.82%)
時価総額 15,552百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上は増加傾向。eラーニングサービス「棋神ラーニング」は好調なスタート。 記:2024/05/10
4384 東証プライム
1,195
9/4 15:00
-25(-2.05%)
時価総額 69,714百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は252万人超。27.7期売上総利益300億円を目指す。 記:2024/05/10
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4443 東証プライム
2,181
9/4 15:00
+7(0.32%)
時価総額 272,669百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
時価総額 12,794百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
5704 東証グロース
507
9/4 15:00
-24(-4.52%)
時価総額 2,698百万円
精密砂型鋳造による試作・量産サービスや3Dプリンタ活用の樹脂製品量産サービスを展開。三次元測定サービスも。24.12期は前期に稼働した新鋳造棟の貢献を想定。樹脂製品の量産受注も進む見込み。最高業績を計画。 記:2024/04/11
6049 東証グロース
235
9/4 15:00
-5(-2.08%)
時価総額 5,330百万円
国内最大級の学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」、学校情報ポータルサイト「みんなの学校情報」など教育領域特化型メディアの運営を行う。習い事情報検索・予約サイト「コドモブースター」は掲載数の拡大図る。 記:2024/08/27
4,490
6/28 15:00
±0(0%)
時価総額 30,105百万円
小売業やサービス業の店舗・店頭に特化したマーケティング支援を展開。覆面調査や営業支援、ASP提供も手掛ける。23.12期1Qは業績足踏み。MBO成立により、同社株は23年6月29日付けで上場廃止予定。 記:2023/06/03
6182 東証グロース
950
9/4 15:00
-57(-5.66%)
時価総額 10,154百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6787 東証プライム
5,840
9/4 15:00
-500(-7.89%)
時価総額 156,530百万円
プリント基板の設計・製造を行う。車載向けが主力。両面・多層スルーホール基板、ビルドアップ基板、フレキシブル基板等が主要製品。ハイエンドスマートフォン向け基板の拡販に注力。27.3期売上高2700億円目標。 記:2024/06/24
1,264
9/4 15:00
-64(-4.82%)
時価総額 21,214百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。支援実績は年間960件超。積極的な新規採用進める。 記:2024/05/08
1,618
9/4 14:59
-14(-0.86%)
時価総額 7,474百万円
総合セールスプロモーションの企画、制作等を手掛ける。ソリューションのカバー範囲等が強み。東京ガールズコレクションなどで実績。ガイアコミュニケーションズを子会社化。27.4期売上高500億円を目指す。 記:2024/04/30
7065 東証スタンダード
1,185
9/4 15:00
-59(-4.74%)
時価総額 9,077百万円
保管用・輸送用パレットレンタル大手。遠隔監視ソリューションやDXタグ等のコネクティッド事業も手掛ける。大手物流企業等が主要取引先。輸送用レンタルパレットは需要順調。アシストスーツは新商品の販路拡大図る。 記:2024/05/12
937
9/4 14:42
-33(-3.4%)
時価総額 1,518百万円
Webブランディングやマーケティング実行支援等を行うブランド事業、デジタルマーケティング事業、オフショア関連事業を展開。中堅・中小企業、地方企業がターゲット。25.3期は中堅企業向けユニットが業績牽引へ。 記:2024/07/04
7564 東証スタンダード
4,540
9/4 15:00
-15(-0.33%)
時価総額 371,585百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7869 JQスタンダード
3,085
4/23 0:00
±0(0%)
時価総額 1,240百万円
データセンター向け製品、液晶ディスプレイ設置用機器等を手掛ける。介護関連事業も。設計、販売、工事までの自社一貫体制が強み。製造事業は苦戦。福祉用具販売は利用者増。21.9期1Qは介護事業が黒字転換。 記:2021/04/15