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前場に注目すべき3つのポイント~参加者限られるが底堅さは意識されそう

2019/4/22 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~参加者限られるが底堅さは意識されそう 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:参加者限られるが底堅さは意識されそう ■前場の注目材料:大和ハウス、19年3月期営業利益予想を上方修正 ■ツムラ、茨城工場にロボ、漢方薬エキス粉末製造、労働生産性25%向上 ■参加者限られるが底堅さは意識されそう 22日の日本株市場は、海外市場休場の影響等から、引き続き薄商いの中をこう着感の強い相場展開との見方がコンセンサスであろう。19日の主要海外市場は聖金曜日(グッドフライデー)の祝日で休場だったほか、週明け22日は欧州市場などがイースターマンデー(復活祭の月曜)の祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られる。そのため、指値状況も含めた薄商いの中、先物主導によるインデックス売買に振らされやすいところでもある。 また、衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙において自民党が敗れた。夏の参院選の行方を占うとの見方から、やや政治不安につながる可能性もありそうだ。もっとも、今週は週末からゴールデンウイークの10連休に入ることもあり、積極的な参加者はより限られることになろう。 また、日米決算の第一弾のピークを迎え、日本では450社程が予定されている。さらに、米国では日本のゴールデンウイーク中(4月27日-5月6日)には、500社程度が決算発表を予定していることもあり、大型連休中の海外市場の動向も気掛かりになりそうである。そのため、短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。 とは言え、米中通商協議については、米中が次回交渉の日程で暫定合意し、両国の交渉官は5月下旬、もしくは6月初旬に調印式を行うことを目指していると伝えられている。また、欧州連合(EU)加盟国は、米国と正式な通商交渉を開始することを最終承認し、欧州委員会のマルストローム委員(通商担当)は、委員会の任期が切れる10月31日までに合意を目指す考えを示している。日本の10連休中での混乱は回避した格好であり、リスク回避姿勢は後退している状況であろう。 ■大和ハウス、19年3月期営業利益予想を上方修正 大和ハウス<1925>は19日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の4兆500億円から4兆1200億円、営業利益が3540億円から3700億円にぞれぞれ上方修正している。商業施設や事業施設事業が好調に推移。一方では純利益を下方修正しているが、中国の持ち分法適用会社の不正による税負担と国内不動産の減損損失の計上であり、織り込み済み。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22200.56、+110.44) ・上海総合指数は上昇(3270.80、+20.60) ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・ツムラ<4540>茨城工場にロボ、漢方薬エキス粉末製造、労働生産性25%向上 ・住友商<8053>シリコンフォトニクス半導体製造受託 ・三菱UFJ<8306>米社と新会社、高速決済インフラ来年提供 ・島津製<7701>中国2拠点増強、分析センター新設・拡張 ・中国で燃料電池車普及向け トヨタ<7203>、北京汽車と提携へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・安倍首相が欧米訪問(29日まで) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 6件
1925 東証プライム
4,528
9/4 15:00
-57(-1.24%)
時価総額 3,017,138百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
4540 東証プライム
3,849
9/4 15:00
-136(-3.41%)
時価総額 295,442百万円
漢方薬最大手。医療用漢方製剤で国内シェア8割超。高齢者、がん、女性関連が重点領域。大建中湯や補中益気湯、抑肝散などが主力。自動化とDX化で生産性向上図る。国内事業では漢方関連新規領域の開拓等に取り組む。 記:2024/04/29
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7701 東証プライム
4,654
9/4 15:00
-170(-3.52%)
時価総額 1,377,910百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,300
9/4 15:00
-155(-4.49%)
時価総額 4,130,188百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29