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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏の減速懸念も米中合意に期待感

2019/4/6 14:35 FISCO
*14:35JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏の減速懸念も米中合意に期待感 ■ユーロ圏のインフレ率鈍化などで伸び悩む 先週のユーロ・ドルは伸び悩み。期限が迫る英国の欧州連合(EU)離脱をめぐるメイ政権・与野党(議会)によるかけひきをにらみ、ポンドの売り買いに連れる動きとなった。ユーロ圏の3月消費者物価指数の伸びは鈍化し、ユーロの上値は重くなった。取引レンジ:1.1184ドル-1.1255ドル。 ■下げ渋りか、ECBの金融政策スタンスを見極める展開 今週のユーロ・ドルは下げ渋りか。10日に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会で一段のハト派姿勢が示されればユーロ売りが強まりそうだ。一方、米国の消費者物価指数や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目され、連邦準備制度理事会(FRB)が目先の金融政策に慎重なトーンであればユーロ売り・米ドル買いは抑制される可能性がある。 予想レンジ:1.1150ドル−1.1300ドル ■強含み、英国の合意なきEU離脱回避の思惑強まる 先週のユーロ・円は強含み。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐるメイ政権・与野党(議会)によるかけひきをにらみ、ポンド相場の動向に連れる動きとなった。英国は合意なきEU離脱を回避するとの見方が広がったことでリスク回避的なユーロ売り・円は一服した。取引レンジ:124円34銭−125円51銭。 ■下げ渋りか、ユーロ圏の減速懸念も米中合意に期待感 今週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)理事会で一段のハト派的な政策スタンスが示された場合、ユーロ売りに振れやすい展開となりそうだ。ただ、米中貿易協議での合意形成が期待されていることから、リスク回避的なユーロ売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・10日:欧州中央銀行理事会(主要政策金利は現状維持の予想) ・12日:2月鉱工業生産(前月比予想:-0.5%) 予想レンジ:124円00銭−127円00銭 《FA》