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前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極め

2019/3/28 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極め 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極め ■前場の注目材料:ビックカメラ、2Q営業益130億円との観測 減益幅縮小 ■京セラ、関西電力と新会社、家庭用太陽光発電を促進 ■米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極め 28日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場では、1月貿易収支で赤字幅が予想以上に縮小したことが材料視されたが、引き続き長期金利の低下で長短金利の逆転がさらに広がるとの警戒感からNYダウは32ドル安となった。また、AMDが3%を超える下落となったほか、マイクロン・テクノロジーが2.7%安と半導体株の軟調さが目立っている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円安の21190円。円相場は1ドル110円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行の相場展開となろう。ただし、米中貿易交渉や英国のEU離脱の動向を見極めたいとの思惑もあり大きく売り込む流れにはならず、売り一巡後はこう着といったところであろう。また、長短金利の逆転に伴う景気後退懸念が根強いようだが、ダラス地区連銀総裁は利下げの是非を検討する前に「ある程度の規模および期間にわたり逆イールドを目にする必要があるとし、現時点ではそのどちらも現れていない」と話したと報じられている。過度なリセッションに対する警戒も見極めが必要であろう。 その他、英国ブレクジッドについては、メイ英首相は与党・保守党の非公式会合で、自身がまとめたEU離脱案が議会で承認されれば首相から退く考えを示したと伝えられており、こちらも決着を見極めたいところである。米半導体株の下落影響から日経平均の戻りは期待しづらいところではあるが、ディフェンシブ系への物色など、新年度相場を意識した押し目拾いも期待したいところであろう。 その他、昨日はマザーズ指数が強い値動きをみせていた。アンジェス<4563>のインパクトが大きいとはみられるが、マザーズ指数は上値抵抗として意識されていた950Ptレベルを突破してきている。トレンドが強まってくるなか、個人主体の物色が活発化してくることが期待されそうである。 ■ビックカメラ、2Q営業益130億円との観測 減益幅縮小 ビックカメラ<3048>の第2四半期の営業利益が130億円弱となったようだとの観測が報じられている。従来予想(123億円)から減益幅が縮小する。また、コンセンサス(121億円程度)を上回っている。「ペイペイ」の還元キャンペーンで家電の販売が伸びた。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・京セラ<6971>関西電力<9503>と新会社、家庭用太陽光発電を促進 ・LINE<3938>メルカリ<4385>とスマホ決済で提携、加盟店連携 ・凸版印<7911>BツーC事業統合、「地図検索」と「電子チラシ」 ・ヤマハ発<7272>電動化推進、2輪・マリン分野、新興市場も深耕 ・MTG<7806>六本木に「SIXPAD STATION」2号店、国内外5000店展開へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 9件
3048 東証プライム
1,728
9/4 15:00
-38(-2.15%)
時価総額 325,116百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7272 東証プライム
1,248
9/4 15:00
-42.5(-3.29%)
時価総額 1,311,214百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7806 東証グロース
1,508
9/4 15:00
-9(-0.59%)
時価総額 60,444百万円
美容・健康機器等を手掛けるファブレスメーカー。ReFa、SIXPADなどのブランドを展開。ファインバブルシャワーヘッド等で国内メーカーシェアトップ。ヘアブラシは顧客ニーズに合わせたラインナップ展開を強化。 記:2024/08/22
7911 東証プライム
4,204
9/4 15:00
-204(-4.63%)
時価総額 1,470,164百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9503 東証プライム
2,506
9/4 15:00
-108.5(-4.15%)
時価総額 2,352,465百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17