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前場に注目すべき3つのポイント~ギャップ・アップ後は配当志向の物色で底堅く

2019/3/26 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~ギャップ・アップ後は配当志向の物色で底堅く 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ギャップ・アップ後は配当志向の物色で底堅く ■前場の注目材料:ガイシ、19年3月期業績予想を下方修正 ■名鉄<9048>設備投資393億円、20年3月期、新型車両16両を導入 ■ギャップ・アップ後は配当志向の物色で底堅く 26日の日本株市場は、前日の大幅な下げに対する自律反発が意識されよう。25日の米国市場は、世界経済減速への懸念が根強いものの、終日もみ合う展開となり、NYダウは14ドル高と小幅に上昇している。前日のグローベックスの米株先物で100ドル安を織り込んでいたこともあり、やや安心感につながりそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の20935円。円相場は1ドル110円00銭台で推移している。 明確なボトム形成とはいかないだろうが、日経平均は前日に一時700円を超える下落をみせたこともあり、まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・アップからのスタートとなろう。昨日は期末要因から薄商いの中をインデックス売買に振らされた格好だったが、本日もインデックス売買に振らされやすい状況であろう。 買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろうが、本日は3月期決算企業の配当権利付き最終日となる。足元で減配の動きがみられるとはいえ、配当権利落ち金額は日経平均が約180円程度、TOPIXが17.6pt程度、JPX400が154pt程度とみられている。また、配当落ち後は、配当再投資による買い需要が見込まれており、相場全体の下支えとして意識されやすい。 なお、配当再投資の買いは、パッシブ連動資金が実際の配当金の支払いが2-3カ月先になることによる未収配当分の株式比率低下を防ぐため、先物を代用して落ち分を買い入れる動きがある。そのため、ベンチマークに対してトラッキングエラーを嫌うETFなどは、配当権利付き最終日である26日大引け値近辺か、配当落ち日である27日の寄り付き近辺に買いを入れる動きがみられている。 その他、エーザイ<4523>が昨日もストップ安となりやや意外感があるが、本日は全株一致で寄り付くと考えられるため、バイオ関連への落ち着きにつながろう。その他、アップルは25日にイベントを開催し、メディアサービスを発表した。アップル株は反応薄ではあったが、メディアサービスなどを手掛けている企業などへは、関連銘柄として物色が向かいやすいとみられる。 ■ガイシ、19年3月期業績予想を下方修正 ガイシ<5333>は25日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の4700億円から4620億円に、営業利益は700億円から630億円にそれぞれ下方修正した。営業利益はコンセンサス(700億円程度)を下回る。自動車販売の減速で排ガス浄化装置の売れ行きが想定よりも弱含んだほか、携帯基地局用のセラミックス部品も苦戦したようである。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(25516.83、+14.51) ・シカゴ日経225先物は上昇(20935、大阪比+195) ・VIX指数は低下(16.33、-0.15) ・1ドル109円90-00銭 ・米長期金利は低下 ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・名鉄<9048>設備投資393億円、20年3月期、新型車両16両を導入 ・アイシン精<7259>タイ企業と資本提携、市販・補修部品事業を拡大 ・洋エンジ<6330>原油貯蔵設備の改良計画、イラクで受注 ・富士製薬<4554>台湾社と提携、抗がん剤など、日本・東南アで強化 ・東急<9005>世田谷線、東北電力<9506>が水力・地熱提供、全電力を再生エネで調達 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(3月14-15日開催分) <海外> ・09:30 ローゼングレン米ボストン連銀総裁が基調あいさつ(香港投資会合) 《SF》
関連銘柄 8件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4554 東証プライム
1,301
9/4 15:00
-38(-2.84%)
時価総額 32,205百万円
医療用医薬品メーカー。女性医療、急性期医療に強み。造影剤、経口避妊剤などが主力。ヨード造影剤の国内数量トップシェア。富山県に工場を保有。天然型黄体ホルモン製剤「エフメノカプセル100mg」等の販売に注力。 記:2024/04/29
5333 東証プライム
1,874.5
9/4 15:00
-71.5(-3.67%)
時価総額 594,835百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
6330 東証プライム
705
9/4 15:00
-37(-4.99%)
時価総額 27,184百万円
三井グループのエンジニアリング会社。石油化学プラント、石油精製プラント、火力発電プラント等の設計、工事を行う。化学プラントに強み。海外売上比率は6割超。燃料アンモニアなどの案件形成に向けた取り組みを推進。 記:2024/08/09
7259 東証プライム
4,874
9/4 15:00
-169(-3.35%)
時価総額 3,943,183百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
9005 東証プライム
1,834.5
9/4 15:00
-4.5(-0.24%)
時価総額 1,146,324百万円
私鉄大手。東京都南西部から神奈川県東部がコア路線。バス、ホテル・リゾート、商業施設なども。交通事業は大幅増益。輸送人員は定期、定期外ともに増加。不動産賃貸業などは好調。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/13
9048 東証プライム
1,733
9/4 15:00
-24.5(-1.39%)
時価総額 340,883百万円
中部圏地盤の大手私鉄。1894年創業。豊橋駅ー名鉄岐阜駅の名古屋本線などが主要路線。鉄軌道路線網は440キロ超。運送事業、不動産事業、ホテル業等も。不動産事業の収益力強化、航空事業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
9506 東証プライム
1,343
9/4 15:00
-60.5(-4.31%)
時価総額 675,372百万円
東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04