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前場に注目すべき3つのポイント~引き続き外部環境を睨みながらの相場展開

2019/3/22 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き外部環境を睨みながらの相場展開 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:引き続き外部環境を睨みながらの相場展開 ■前場の注目材料:クスリのアオキ、3Q営業利益21.3%増、コンセンサス上回る ■シンフォニア、再生医療装置、幹細胞大量培養・管理など自動化、英VBに出資、参入 ■引き続き外部環境を睨みながらの相場展開 22日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が見込まれる。注目されていた連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利は据え置かれた。インフレ圧力の緩和や経済成長の後退を受けて19年度の利上げ見通しをゼロに引き下げたほか、米国債などの資産縮小は9月に終了する方針を明らかにした。20日の米国市場は長期金利の低下が嫌気された金融株主導での下落となり、NYダウは141ドル安となった。しかし、21日の米国市場は半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器がけん引する格好となり、NYダウは216ドル高と前日の下落部分を吸収していることから、日本株市場は落ち着いたスタートになりそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の21415円。円相場は1ドル110円80銭台で推移している。 引き続き外部環境を睨みながらの相場展開となるほか、週末要因もあって商いは膨らみづらいだろう。欧州委員会は、メイ英首相が要請した、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を6月30日に延期することに反対していると報じられている。また、トランプ大統領は中国との貿易問題の協議について、合意に至った後でもすでに課している追加関税を解除しない姿勢を示しており、米中交渉の長期化も意識されるところであろう。 売り方の買い戻しのほか、期末要因に伴う貸株返済による買い戻し、配当再投資に絡んだ買い需要等から、底堅さは意識されやすいと考えられるが、引き続き上値を買い上がる参加者は皆無といったところである。ただし、物色面については米国市場の流れからハイテクセクターが選好されやすく、これが日経平均をけん引することも考えられよう。なお、半導体大手AMDは同社のGPUがGoogleのゲーム・ストリーミング・プラットフォーム「Stadia」に採用されたことを発表。マイクロン・テクノロジーは、DRAM半導体需要の減速に対応するため生産及び設備投資の削減を発表し、いずれも大幅上昇となっている。半導体などハイテク株のほか、ゲーム関連などへの波及が意識される。 一方で、エーザイ<4523>とバイオジェンは、アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の後期臨床試験2試験を打ち切ると発表しており、バイオ関連は手掛けづらくなりそうだ。その他、翌週には3月期企業の決算期末となるが、足もとで底堅い値動きが続いていることもあり、配当・優待の権利取り最終日を待たずに、これら対象銘柄への物色も強まりやすいだろう。 ■クスリのアオキ、3Q営業利益21.3%増、コンセンサス上回る クスリのアオキ<3549>は20日、2019年5月期第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比14.2%増の1874.15億円、営業利益が同21.3%増の108.82億円だった。通期計画に対する進捗率は83%と順調。また、3Q単体の営業利益は40.63億円となり、コンセンサス(37億円程度)を上回っている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21608.92、+42.07) ・NYダウは上昇(25962.51、+216.84) ・ナスダック総合指数は上昇(7838.96、+109.99) ・SOX指数は上昇(1441.83、+48.82) ・VIX指数は低下(13.63、-0.28) ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・シンフォニア<6507>再生医療装置、幹細胞大量培養・管理など自動化、英VBに出資、参入 ・大成建<1801>360度パノラマ画像で図面化、既存建物内、作業時間80%削減 ・SGHD<9143>中国で鉄道輸送、一帯一路、越境物流も視野 ・日立金<5486>米の鋳鉄2社と提携、米子会社、相互OEMで生産 ・保育所の電子化 KDDI<9433>が参入 連絡帳や出勤簿 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 2月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.8%、1月:+0.8%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
1801 東証プライム
6,491
9/4 15:00
-116(-1.76%)
時価総額 1,303,412百万円
1873年創業の大手ゼネコン。建築事業の売上比率が高い。新国立競技場などで施工実績。クアラルンプール国際空港など海外でも実績多数。リニューアル、エンジニアリング事業関連プロジェクトなどに経営資源を配分。 記:2024/08/09
3,408
9/4 15:00
+22(0.65%)
時価総額 322,390百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。グループ店舗数は900店舗超。調剤併設推進。株主優待制度を拡充。26.5期売上高5000億円目指す。調剤併設率は70%目標。 記:2024/04/29
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5486 東証プライム
2,177
12/28 15:00
-3(-0.14%)
時価総額 933,724百万円
高機能材料メーカー。高級特殊鋼、希土類磁石、素形材製品が柱。23.3期1Qは需要回復。通期でも収益好転を見込む。米国ファンドが遅延していたTOBを開始。TOB価格は2181円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2022/10/15
4,380
9/4 15:00
-70(-1.57%)
時価総額 130,476百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
9143 東証プライム
1,579
9/4 15:00
+5.5(0.35%)
時価総額 1,011,182百万円
宅配便大手の佐川急便を中核とする持株会社。飛脚宅配便のデリバリー事業、倉庫や通関等のロジスティクス事業、不動産事業などを手掛ける。成長領域への進出、新規事業の拡大、省人化・自動化投資などに取り組む。 記:2024/06/03
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04