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前場に注目すべき3つのポイント~反動安も買い戻しによる底堅さが意識される

2019/3/13 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~反動安も買い戻しによる底堅さが意識される 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:反動安も買い戻しによる底堅さが意識される ■前場の注目材料:日立造、3Q営業損失99.31億円、赤字幅拡大 ■富士フイルム、バイオ医薬増強、海外企業900億円買収 ■反動安も買い戻しによる底堅さが意識される 13日の日本株市場は、米国市場の流れを受けて利食い先行となろうが、その後は底堅い相場展開が見込まれる。12日の米国市場ではNYダウが96ドル安となった。英国でのEU離脱修正案の採決結果を見極めたいとの思惑から小動きとなる中、ボーイングの旅客機事故の影響が重しとなっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の21230円。円相場は1ドル111円30銭台で推移している。 日経平均は前日に大幅上昇で節目の21500円を回復してきたこともあり、いったんは利益確定の動きが意識されやすいだろう。また、NYダウの下落の一因がボーイングの旅客機事故の影響であるため、市場の反応は限られる可能性がある。前日の大幅上昇に対する売り一巡後は引き続き買い戻しの流れから底堅さが意識されやすいところである。 また、昨日は寄り付き時点で3月SQ値(21348.40円)を上回っており、チャート上では5日線、25日線をクリアしている。同水準が支持線として機能させてくるようであれば、センチメントを明るくさせてくるだろう。もっとも、指数をけん引しているのはインパクトの大きい値がさ株中心であり、物色としてはインデックス売買が中心であったと考えられる。 出来高についても大きく膨れておらず、12億株台にとどまっている。先物の出来高についても前日から減少していたこともあり、日経平均は21500円を回復しているが、積極的な参加者は限られているといったところであろう。そのため、底堅さは意識されているとはいえ、積極的な上値追いの動きも限られると考えられる。 その他、昨日の上昇の要因の一つとして、英国のメイ首相は、ブレグジットに関する合意案を「法的拘束力のある」ものに変更することで欧州連合(EU)と合意したと発表したことも買い戻しを誘う格好となった。ただし、英下院はメイ首相がEUと合意した離脱協定案を再び否決している。今月29日に予定されていたEU離脱期限の延期が不可避の情勢となるなか、模様眺めムードも高まりそうである。 ■日立造、3Q営業損失99.31億円、赤字幅拡大 日立造<7004>は12日、第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比3.8%減の2391.70億円、営業損失は99.31億円と赤字幅が拡大した。3Q単体(10-12月)のコンセンサスは79億円程度の黒字を予想していた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21503.69、+378.60) ・ナスダック総合指数は上昇(7591.03、+32.97) ・1ドル111円30-40銭 ・SOX指数は上昇(1355.12、+5.24) ・VIX指数は低下(13.77、-0.56) ・米原油先物は上昇(56.87、+0.08) ・米長期金利は低下 ・米中貿易戦争終結への期待感 ・日銀のETF購入 ・日産自<7201>ルノー・三菱自<7211>と新会議、「権力集中」排除 ・富士フイルム<4901>バイオ医薬増強、海外企業900億円買収 ・トヨタ<7203>JAXAと月面探査で協業、ローバーを開発、FCV技術活用 ・LINE<3938>年間500円の地震保険、知人にプレゼント、若者に訴求 ・走行中車内に「アバター」現る 日産自<7201>・NTTドコモ<9437>が実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月企業物価指数(前年比予想:+0.7%、1月:+0.6%) ・08:50 1月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:-1.5%、12月:-0.1%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
3,821
9/4 15:00
-148(-3.73%)
時価総額 4,752,854百万円
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7004 東証プライム
943
9/4 15:00
-33(-3.38%)
時価総額 160,513百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7211 東証プライム
411.1
9/4 15:00
-16.3(-3.81%)
時価総額 612,655百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03