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インド空軍のパキスタン空爆報道がトリガーに【クロージング】

2019/2/26 16:13 FISCO
*16:13JST インド空軍のパキスタン空爆報道がトリガーに【クロージング】 26日の日経平均は反落。78.84円安の21449.39円(出来高概算10億7000万株)で取引を終えた。米株高のほか、1ドル111円台と為替市場での円安の流れを受け、やや買い先行で始まった。ただし、昨日の段階で米中交渉期限の延長や、トランプ大統領と習近平国家主席との首脳会談を来月に行うことなどは伝えられていたこともあり、日経平均は寄り付き直後に21610.88円を付けた後は、こう着感の強い相場展開となった。後場に入ると「インド空軍がパキスタンを空爆した」と報じられたことをきっかけに利益確定の流れが強まったほか、円相場が1ドル110円台後半への円高に振れたこと、グローベックスの米株先物の弱い値動きなども神経質にさせた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業、石油石炭、保険、電気機器、繊維、海運、証券が軟調。半面、医薬品、電力ガス、陸運、倉庫運輸といった内需・ディフェンシブ系を中心に底堅い値動きだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、TDK<6762>が軟調。一方で、テルモ<4543>、エーザイ<4523>が下支えとなっている。 朝方21600円に乗せた日経平均だったが、後場に入り一時21400円割れ目前まで弱含む格好となった。インド空軍がパキスタンを空爆したとの報道がトリガーとなった格好だが、グローベックスの米株先物がNYダウで80ドル近く下げていたことも手掛けづらくさせたと考えられる。下を売り込む流れにはなっていないが、日経平均は前日までの上昇で節目の21500円を回復していたこともあり、先物主導による利益確定の流れに向かったようである。 また個人主体の売買が活発だった中小型株についても、この流れを受けて弱含む銘柄が立っていた。ただし、アンジェス<4563>が大商いとなるなど、材料性のある銘柄の一角には短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しており、地合い自体はそれ程悪化していないように映る。 インドの地政学リスクについては、欧米市場の反応を見極めたいところであろう。その他、26日にパウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の半期議会証言が上院で行われ、翌27日には下院で行われる。先週のFOMC議事録では、今後の利上げ方針については意見が分かれていたこともあり、FRB議長証言の内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところでもあったであろう。海外市場の落ち着きが見られるようであれば、押し目拾いの動きが再び強まることになりそうだ。 《CN》
関連銘柄 8件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10