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農産物は2月から6月まで価格が上がりやすい~もっと知りたい商品先物取引(高井ひろえ)
2019/2/20 17:04
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*17:04JST 農産物は2月から6月まで価格が上がりやすい~もっと知りたい商品先物取引(高井ひろえ) みなさんこんにちは!フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。 商品先物取引というと金や原油に目がいきがちですが、今回は農産物のお話をしてみたいと思います。農産物先物取引の代表選手といえば、やはりトウモロコシと大豆です。わたしたちはポップコーンや枝豆を連想しがちですが、実は食用に用いられるトウモロコシ、大豆は多くありません。ほとんどが家畜用飼料として使われているのです。 そしてもうひとつ押さえておかなくてはならないのは、米国が世界最大の生産国であり同時に輸出国であること。したがって米国の生産現場の動向はいつもウォッチしておきたいし、世界最大の農産物先物市場であるシカゴのCBOTの価格変動にも目を凝らす必要があります。ただ、トウモロコシも大豆も“大地の恵み”であることも忘れてはいけません。生産量は降雨量や日照に左右されますし、大事なのは、種まき、生育、収穫の時期が毎年決まっていることです。このため価格の変動には一定のパターンが観察されるのです。 ■トウモロコシと大豆を買うタイミング トウモロコシや大豆先物には、比較的買うのが良いとされるタイミングがあります。例えば、トウモロコシと大豆は過去の実績から2月に買うと利益が出やすいといわれています。まさに今ですね。なぜならこれらの価格は、過去の実績で毎年2月から徐々に上昇をはじめ、6月までにピークを迎えやすいからです。 ■価格は在庫量で変わる 価格変動にはトウモロコシ、大豆の収穫量が関係しています。生育ステージで生産地が高温乾燥に見舞われて収穫量が減ってしまえば、ゆくゆく在庫も減って価格は上がりやすくなりますし、収穫量が増えれば在庫が増えて価格は下がりやすくなりますよね。高温乾燥の予想が出るとしたら夏頃になるので、同予想によって価格が高くなりやすく、特にその年の天候に異常がみられなければ、秋にかけては収穫による荷余りを意識した売り圧力がかかりやすくなります。例えば7月初旬に高温乾燥の状態が訪れた場合は、6月から7月にかけて価格は上昇しやすくなります。ただその後、8月末には価格は下落し、やはり収穫期を迎える9月以降の価格は基本的に天井を迎えて下落しやすいようです。ちなみにですが、この秋にかけての売り圧力のことを「ハーベストプレッシャー」といいます。 ■本当に2月の価格は低いの? それでは、本当に2月が最低価格になりやすいのかどうかを確認してみたいと思います。ここに専門家が調べた統計があります。それによると、東京トウモロコシ、東京一般大豆、シカゴトウモロコシ、シカゴ大豆それぞれの各年の2月1日の先物価格を100とすると10年間の平均では、2月以外の月がそれぞれ100以上になっている場合が多いということがわかりました。つまり、2月の価格は1年を通して比較的最低値になりやすい傾向があるということです。 ■最近の値動きは? 最近のトウモロコシ、大豆の値動きとしては、1月末にブラジルでの乾燥を受けた減産懸念から買いが見られ、右肩上がりの動きとなりました。ニュースで世界各地の気候変動について知った場合は、該当地域はどんな作物が生産されているのか、そしてそれが商品先物市場で取引されている場合はどのような値動きをしているのかを調べてみるのも面白いですね。 フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ 《HT》
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