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前場に注目すべき3つのポイント~ソニーの動向がセンチメントに影響を与える可能性

2019/2/4 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソニーの動向がセンチメントに影響を与える可能性 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソニーの動向がセンチメントに影響を与える可能性 ■前場の注目材料:ソニー、今期純利益上振れも減収見込みを警戒 ■トヨタ、電動車販売好調、30年目標、HV・PHV5年前倒し、FV・FCVは3年 ■ソニーの動向がセンチメントに影響を与える可能性 4日の日本株市場は、上値は抑えられるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、1月雇用統計で非農業雇用者数が前月比30.4万人増と大きく予想を上振れ、NYダウは64ドル高となった。一方で、アマゾンが発表した決算で、1-3月期の売上高見通しが予想を下振れ、ハイテク株の重石になっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20795円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 また、1月31日まで米ワシントンで開かれた米中の高官級通商協議で、中国は大豆の購入を増やすと米国側に提案。トランプ大統領は「米中貿易戦争は近く合意に達する。プロセスは順調だ」と明らかにしたことも伝えられており、安心感につながりそうである。とは言え3月の期限までには楽観視はできないところであろう。その他、トランプ大統領は5日に一般教書演説を行う予定である。メキシコの壁建設の重要性を改めて訴える見通しであり、市場の反応を見極めたいところでもある。 物色としては本格化している決算を手掛かりとした個別対応になる。今週も1200を超える企業の決算が予定されており、決算内容を手掛かりとした日替わり物色が中心になりやすい。米国ではアップルが決算後にアク抜けの動きをみせているほか、国内でも警戒が強まっていたハイテク株の決算に対する安心感もみられている。日替わり物色とはいえ、ハイテク株への見直しが継続するようだと、センチメントを明るくさせることになろう。 ただし、週末に発表したソニー<6758>は、3Q営業利益はコンセンサスを上回っているが、10-12月としてはコンセンサスを下回ったほか、今期売上高は一転して減収を見込んでおり、半導体分野などでの下振れが警戒される。ソニーの動向がセンチメントに影響を与える可能性はありそうだ。 また、個人の需給を悪化させたサンバイオ<4592>の急落についても、一気に需給改善に向かう可能性はないとはいえ、マザーズ指数に対する比率低下によって今後は反応が限られてくる。そのため、指数の落ち着きとともに、今回下げが波及した他の中小型株などは、決算を経て改めて見直しの流れが強まる可能性はあるだろう。 ■ソニー、今期純利益上振れも減収見込みを警戒 ソニー<6758>は1日、2019年3月期の純利益が従来の7050億円から前期比70%増の8350億円になると発表。ゲームや音楽などコンテンツ事業の拡大で現金を稼ぐ力が高まっており、2期連続の最高益を見込む。年間配当予想も前期比7円50銭増の35円と前期に引き続き増配を予定。一方で売上高は1%減の8兆5000億円になりそうだと発表し、従来予想(2%増の8兆7000億円)から一転して減収となる。半導体分野など複数の分野で販売が下振れる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20788.39、+14.90) ・NYダウは上昇(25063.89、+64.22) ・SOX指数は上昇(1287.40、+15.31) ・VIX指数は低下(16.14、-0.43) ・米原油先物は上昇(55.26、+1.47) ・シカゴ日経225先物は上昇(20795、大阪比+75) ・1ドル109円50-60銭 ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・トヨタ<7203>電動車販売好調、30年目標、HV・PHV5年前倒し、FV・FCVは3年 ・ダイキン<6367>中国に新工場、フッ素化学品、EV市場開拓、500億円投資 ・リコー<7752>ナノテク対象、リチウム電池製造技術評価 ・日立建<6305>新型伐採機、林業、ICTで生産性向上、「高く売れる長さ」立案 ・東邦鉛<5707>豪鉛鉱山開発に参画、21年めど生産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月マネタリーベース(前年比予想:+4.6%、12月:+4.8%) <海外> ・09:30 メスター米クリーブランド連銀総裁が討論会出席(経済見通しと金融政策) ・09:30 豪・12月住宅建設許可件数(前月比予想:+2.0%、11月:-9.1%) 《SF》
関連銘柄 7件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
5707 東証プライム
947
9/4 15:00
-53(-5.3%)
時価総額 12,866百万円
1937年創業の非鉄金属メーカー。鉛で国内トップシェア。亜鉛は国内シェア3位。環境・リサイクル事業、電子部材・機能材料事業、資源事業等も。鉛事業ではリサイクル原料比率の引き上げによる生産増強を図る。 記:2024/07/26
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7752 東証プライム
1,520.5
9/4 15:00
-33(-2.12%)
時価総額 969,270百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18