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*18:30JST 米国株見通し：中国の景気対策期待で景気減速懸念やや後退 S&P500先物　 2589.25（+ 8.75）　（18:05現在） ナスダック100先物　 6576.75（+31.75）　（18:05現在） 　18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は90ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.30ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、15日の米株式市場は買い先行で始まりそうだ。 　中国国家発展改革委員会が「第1四半期に経済が良いスタートを切れるよう目指す」と表明し、財政支出や減税の拡大に言及したことから、世界的な景気減速懸念がやや弱まる状況。また、英国の欧州連合（EU）離脱合意案の下院採決ついては、否決が織り込み済みで代替案（否決後3日以内に議会へ提出）の見極めムードがあるようであり、株式市場への影響は限定的となる可能性がある。NY原油先物は、中国の景気対策期待による株高で需要回復思惑による買い優勢の展開が見込まれる。 　本日発表となる米経済指標は、12月生産者物価指数と1月NY連銀製造業景気指数。生産者物価は前月比マイナス転落が、NY連銀指数は前月を下回ると予想され、米国の景気減速が懸念される結果になりそうだが、FRBの利上げ停止観測が強まり、株式市場にポジティブな材料となる可能性もある。 《KK》