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後場に注目すべき3つのポイント~米中協議進展への期待と警戒ムード

2019/1/8 12:44 FISCO
*12:44JST 後場に注目すべき3つのポイント~米中協議進展への期待と警戒ムード 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、米中協議進展への期待と警戒ムード ・ドル・円はもみ合い、株価にらみ売り買い交錯 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続伸、米中協議進展への期待と警戒ムード 日経平均は続伸。160.82円高の20199.79円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。 7日の米株式市場でNYダウは98ドル高と続伸。朝方は前週末の株価上昇を受けて利益確定の売りも出たが、米中の通商協議進展に楽観的な見方が広がり、堅調な展開となった。新たなGPU(画像処理半導体)を発表したエヌビディアなどハイテク株の上げが目立った。為替相場もリスク選好の円売りが再燃して1ドル=108円台後半と円安方向に振れており、本日の日経平均は米株高や円安を好感して185円高からスタートした。朝方には一時20258.50円(219.53円高)まで上昇したものの、上値では戻り待ちの売りが出て伸び悩む場面もあった。東証1部の値上がり銘柄は全体の6割強となっている。 個別では、米ハイテク株高が買い材料視されたソフトバンクG<9984>、レーティング引き上げ観測のファナック<6954>がともに3%を超える上昇となり、日経平均の上昇をけん引した。東海カーボ<5301>は割安感に着目した買いが入り急伸。12月の既存店売上高が堅調だったアダストリア<2685>やUアローズ<7606>も上げが目立った。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>、ユニファミマ<8028>などが堅調で、任天堂<7974>や武田薬<4502>は小じっかり。また、田淵電機<6624>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソニー<6758>、JT<2914>、7&iHD<3382>などがさえない。資生堂<4911>やアドバンテス<6857>は2%超下落した。また、業績観測報道が伝わったウエルシアHD<3141>が急反落し、ネクステージ<3186>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、海運業、石油・石炭製品、精密機器などが上昇率上位。反面、陸運業、空運業、倉庫・運輸関連業 などが下落率上位だった。 米株高や円相場の弱含みが好感され、東京市場では本日も買いが先行した。北京で開かれている米中の次官級協議に中国の劉鶴副首相が出席したと報じられており、協議進展への期待が高まっている。それでも前場の日経平均は前日の高値(20266.22円)を抜けられなかった。2万円台での戻り売り圧力もさることながら、米中協議の行方や安川電<6506>の決算内容を見極めたいとのムードが強いことが窺える。産業用ロボットなどで米中の追加関税の影響が強まっているとの報道もあり、今週10日に発表される安川電の決算に対する警戒感が高まりやすいだろう。 一方で、外部環境の影響を受けにくい中小型株には個人投資家の物色が向かっているようだ。SOSEI<4565>の株価急伸もあり、マザーズ指数は3%近い上昇で前場を折り返した。新年相場入りによる需給改善から目先のリバウンド期待が高まっているようだが、株式市場全体の地合いが急変すれば資金の逃げ足も速いだろう。慎重な対応を心掛けたい。 ■ドル・円はもみ合い、株価にらみ売り買い交錯 8日午前の東京市場でドル・円はもみ合い。日本株は堅調地合いの一方、中国株は軟調となり、株価を手がかりに売り買いが交錯した。 ドル・円は108円半ばから後半を中心とした値動き。日経平均株価は前日比100円超高で20000円台での堅調な値動きとなり、円売り基調が続いた。ただ、上海総合指数は軟調推移に振れ、警戒の円買いは根強い。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、日経平均は後場も20000円台での取引を期待した円売りに振れやすい。上海総合指数は低調だが、欧米株高観測が続き、急激なドル売り・円買いは想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円51銭から108円77銭、ユーロ・円は124円26銭から124円86銭、ユーロ・ドルは1.1446ドルから1.1485ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・AKIBAホールディングス<6840>やカワセコンピュータサプライ<7851>など、13銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・ホワイトハウス 「ネリー・リャン氏が連邦準備制度理事会(FRB)理事の指名を辞退」(報道) 【経済指標】 ・豪・11月貿易収支:+19.25億豪ドル(予想:+21.75億豪ドル、10月:+20.13億豪ドル←+23.16億豪ドル) <国内> ・10年国債入札 <海外> ・16:00 独・11月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、10月:-0.5%) ・16:30 スイス・11月小売売上高(前年比予想:-0.6%、10月:+0.8%) 《HH》
関連銘柄 21件
2685 東証プライム
3,595
9/4 15:00
-30(-0.83%)
時価総額 175,436百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
2,038.5
9/4 15:00
+11(0.54%)
時価総額 427,378百万円
ドラッグストアチェーン最大手。調剤薬局併設、24時間営業の「ウエルシア薬局」を全国展開。イオン傘下。26.2期売上高1兆5000億円目指す。介護事業の積極展開、健康サービス拡充など事業領域の拡大図る。 記:2024/04/29
3186 東証プライム
1,912
9/4 15:00
-66(-3.34%)
時価総額 154,268百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
2,189
9/4 15:00
-20(-0.91%)
時価総額 5,821,265百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6624 東証1部
109
9/26 15:00
+1(0.93%)
時価総額 11,372百万円
産業用・民生用の電源機器、トランスが主力。インバータエアコン用変成器は国内シェアトップ。トランス高度設計技術等が強み。エアコン向けリアクタの拡販等を図る。20.3期は営業黒字転換計画。1ドル105円想定。 記:2019/07/26
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6840 東証スタンダード
327
9/4 15:00
-11(-3.25%)
時価総額 3,006百万円
メモリ製品や科学技術用PCを製造・販売。ハードウェア関連製品を中心に通信建設工やHPC事業などを手掛ける。通信建設テック事業は売上堅調。コンタクトセンター事業は新規案件の獲得が順調。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7606 東証プライム
2,267
9/4 15:00
+29(1.3%)
時価総額 68,495百万円
大手セレクトショップ。国内外のデザイナーズブランド、自社オリジナル企画の紳士服・婦人服、雑貨などを販売。グループ店舗数は300店舗超。ウィメンズの新ブランド「conte」は24年秋に販売開始予定。 記:2024/07/28
7851 東証スタンダード
210
9/4 15:00
-13(-5.83%)
時価総額 1,084百万円
事務用帳票の製造・販売等を行うビジネスフォーム事業、高速データプリントやオンデマンド印刷などの情報処理事業を展開。中期経営計画では27.3期売上高28億円目標。情報処理事業では自治体案件のシェア拡大図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17