マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
5/22 2:46:24
15,327,208
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~海外情勢への警戒強く2万円台維持が焦点に

2018/12/28 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~海外情勢への警戒強く2万円台維持が焦点に 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、海外情勢への警戒強く2万円台維持が焦点に ・ドル・円は弱含み、日本株の軟調地合いで円買い主導 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はユニファミマ<8028> ■日経平均は反落、海外情勢への警戒強く2万円台維持が焦点に 日経平均は反落。94.91円安の19982.71円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。 27日の米株式市場でNYダウは続伸し、260ドル高となった。引けにかけて急速に下げ幅を縮小し、上昇に転じたものの、一時600ドルを超える下落となるなど不安定な値動きだった。日経平均は前日に750円高と大幅上昇していたこともあり、本日は利益確定の売りが先行して119円安からスタートすると、朝方には19900.04円(177.58円安)まで下落する場面があった。その後は一時小幅高に転じたが、年末年始の休暇を前に積極的な買いは限定的で、上値の重い展開となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の6割となっている。 個別では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、武田薬<4502>などが軟調。リクルートHD<6098>は3%超下落した。米グーグルが日本で求人関連事業に参入するなどと報じられ、競争激化を懸念した売りが出たようだ。決算発表したニトリHD<9843>やJフロント<3086>も大きく売られた。また、DLE<3686>が特設注意市場銘柄の指定等を受けてストップ安水準まで売られ、東証1部下落率トップとなった。一方、ファナック<6954>やSUMCO<3436>がしっかり。ソフトバンク<9434>、東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>は小幅ながらプラスを確保した。DCM<3050>は第3四半期の増益決算や自社株買い実施が好感されて4%超高。また、Ubicom<3937>やラクーンHD<3031>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、電気・ガス業、小売業などが下落率上位。石油・石炭製品はNY原油先物相場の反落に加え、寒波到来によるガソリン需要の減少懸念も売り材料となったようだ。反面、海運業、非鉄金属、鉄鋼などが上昇率上位だった。 日経平均は節目の2万円を挟んだもみ合いとなっている。年内最終売買日とあって積極的な売買は限定的で、前場の東証1部売買代金は9000億円弱にとどまった。前日の米NYダウは終値でこそ続伸したものの、一時600ドルを超える下落となったことから、むしろ不安定さが意識されているようだ。市場の懸念材料である米中摩擦を巡っては、トランプ米政権が中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)などの機器使用を企業に禁じる大統領令を検討しているなどと伝わっている。東京市場が年末年始の休暇中に海外発の悪材料と株安が生じるのでは、との投資家の警戒感は根強く、後場の日経平均も上値の重い展開が続きそうだ。年間騰落率が7年ぶりにマイナスとなることは避けられず、2万円台を維持できるかが注目される。 各種指標が「売られすぎ」を示していても、米中の対立や英国の欧州連合(EU)離脱などに翻弄される世界経済の先行きが見通せなければ、本格的な水準訂正は期待しづらい。2019年の株式相場も荒い値動きとなることに備えておく必要がありそうだ。 ■ドル・円は弱含み、日本株の軟調地合いで円買い主導 28日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日経平均株価の軟調地合いを受け円買い優勢となり、ドルは110円半ばに水準を切り下げた。 ドル・円は、不安定な株価に振らされる展開が続く。本日の東京株式市場で日経平均が朝方から値を下げ、円買い先行。その後、日経平均が20000円の大台を割り込むと、円は一段高となり、ドルは110円50銭台に下落した。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、日本株安継続を警戒した円買いに振れやすいようだ。ただ、足元でドル売り・円買いは一服しており、目先米株式先物が反転すれば今晩の株高を期待したドル買いが想定される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円52銭から111円03銭、ユーロ・円は126円66銭から127円02銭、ユーロ・ドルは1.1428ドルから1.1460ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ロジザード<4391>やラクオリア創薬<4579>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はユニファミマ<8028> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・日銀金融政策決定会合・主な意見(12月19-20日開催分) 「7月の『枠組み強化』に沿って長期金利が一時的にマイナスになることも許容するべき。長期金利は『ゼロ%程度』を中心に上下におおむね対照的に変動するのが自然で、長期国債保有残高の年間増加額約80兆円のメドの下、柔軟に買入れ額を増減させるのが望ましい」 【経済指標】 ・日・11月有効求人倍率:1.63倍(予想:1.63倍、10月:1.62倍) ・日・11月失業率:2.5%(予想:2.4%、10月:2.4%) ・日・12月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.9%(予想:+0.9%、11月:+1.0% ・日・11月鉱工業生産速報値:前月比-1.1%(予想:-1.5%、10月:+2.9%) <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 19件
686
9/4 15:00
±0(0%)
時価総額 15,340百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
3050 東証プライム
1,440
9/4 15:00
+9(0.63%)
時価総額 226,080百万円
ホームセンター大手。カーマ、ダイキ、ホーマックの経営統合によって誕生した持株会社。24年2月末時点のグループ店舗数は840店舗。配当性向は35%目安。販促強化でDCMブランドの売上構成比率は上昇。 記:2024/06/09
1,400
9/4 15:00
-50.5(-3.48%)
時価総額 378,792百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3686 東証スタンダード
126
9/4 15:00
-10(-7.35%)
時価総額 5,355百万円
「秘密結社鷹の爪」などの自社IPを活用したビジネスを展開。朝日放送GHDの傘下。24.3期3Q累計はゲーム受託開発案件の開始遅れなどが痛手に。福岡県のリユースIT企業を持分法適用会社化。継続前提に重要事象 記:2024/04/10
3937 東証プライム
1,407
9/4 15:00
-17(-1.19%)
時価総額 16,681百万円
組込みソフトウェア・アプリケーション開発等を行うテクノロジーコンサルティング事業、医療ITソリューションの提供を行うメディカル事業が柱。AI先進分野では新規受注が順調に拡大。コンサル営業の強化図る。 記:2024/08/23
4391 東証グロース
1,120
9/4 15:00
-41(-3.53%)
時価総額 3,666百万円
倉庫・在庫管理システム「ロジザードZERO」等のクラウド在庫管理システム、倉庫紹介サービス「ロジザード・マッチン」等の物流業務支援サービスを手掛ける。クラウドサービスでは月額利用料の積み上げが順調。 記:2024/08/13
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
時価総額 12,794百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9843 東証プライム
22,000
9/4 15:00
+550(2.56%)
時価総額 2,517,746百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17