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後場に注目すべき3つのポイント~「米国」不在での戻りは鈍く

2018/12/26 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~「米国」不在での戻りは鈍く 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は6日ぶり反発、「米国」不在での戻りは鈍く ・ドル・円は小じっかり、日本株の自律反発で ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はテルモ<4543> ■日経平均は6日ぶり反発、「米国」不在での戻りは鈍く 日経平均は6日ぶり反発。86.13円高の19241.87円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。 世界的な株安の震源地となっている米国市場は25日、クリスマスのため休場だった。日経平均は前日に1010円、直近5営業日の合計でおよそ2350円と大きく下落していたため、本日は自律反発に期待した買いが先行して146円高からスタートした。前日の下落でPBR(株価純資産倍率)1倍割れとなり、値ごろ感が意識された面もあるようだ。朝方には19530.35円(374.61円高)まで上昇する場面があったものの、米政治不安など外部環境の不透明要因に対する警戒感は根強く、前引けにかけて伸び悩んだ。東証1部の値上がり銘柄は全体の9割弱となった。 個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、武田薬<4502>などが堅調。東エレク<8035>は3%近い上昇と上げが目立った。第3四半期決算が大幅減益となったしまむら<8227>は朝安後にプラス転換。堅調な決算内容だったあさひ<3333>、11月の月次業績が大幅増益となった神戸物産<3038>などは急伸し、川西倉庫<9322>や双信電機<6938>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>がさえない。期末配当の権利落ちでJT<2914>、キヤノン<7751>、SUMCO<3436>などの下げが目立った。象印マホービン<7965>は前日に決算発表を控え買われたが、本日は今期の業績回復の鈍さが嫌気されて東証1部下落率トップとなった。セクターでは、精密機器、空運業、繊維製品などが上昇率上位で、その他も全般堅調。反面、ゴム製品や保険業など4業種が下落した。 日経平均は前日の下落分の3分の1を取り戻す場面もあったが、前引けでは86円高まで上げ幅を縮めた。PBR1倍割れによる値ごろ感に加え、受渡日ベースの年内最終取引日を通過したことによる損益確定の売り一巡もあり、年末にかけてのリバウンドに期待する向きがあったものの、むしろ戻りの鈍さが印象付けられた。前場の東証1部売買代金は概算で9700億円程度にとどまっている。株安の震源地となっている米国市場の落ち着きを確認するまで、積極的な押し目買いは手掛けづらいという市場のムードが窺える。ひとまず休場明けの米国株の動向を見極めたいところだ。 一方、新興市場ではマザーズ指数が3%超上昇し、日経ジャスダック平均も2%近い上昇となっている。中小型株は日経平均以上にここまでの株価下落がきつかったが、個人投資家が取引主体とあって損益確定の売り一巡による反動がより強く出ているものと思われる。しかし、金融市場全体の不安定感が続くようであれば中小型株もその影響を避けられないだろう。資金の逃げ足の速さに注意して取り組む必要がありそうだ。 ■ドル・円は小じっかり、日本株の自律反発で 26日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日経平均株価の自律反発で株安をにらんだ円買いは後退し、ドルは110円半ばまで値を上げた。 ドル・円は、110円20銭台で寄り付いた後、日経平均が前日の大幅安から持ち直す展開となり、株安を警戒した円買いは弱まった。クロス円でも円売り基調となり、ドルは一時110円60銭台まで水準を切り上げた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、日本株高継続が見込まれる。ただ、日経平均の20000円回復は想定できず、中国株安、欧米株安も観測されるため警戒の円買いは根強く、目先のドルの戻りは緩慢になりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円14銭から110円66銭、ユーロ・円は125円63銭から126円24銭、ユーロ・ドルは1.1386ドルから1.1420ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・省電舎ホールディングス<1711>や双信電機<6938>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はテルモ<4543> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「政府がいつ再開するかわからないが、壁を手に入れるまでは再開しない」 <国内> ・13:00 黒田日銀総裁講演(経団連) <海外> ・主な休場:NZ、豪、英国、カナダ、ドイツ、南ア 《HH》
関連銘柄 19件
1711 東証スタンダード
307
9/4 15:00
-18(-5.54%)
時価総額 2,681百万円
省エネルギーソリューションの提供等を行う省電舎、リノベーションによる住宅販売等を行うイエローキャピタルオーケストラなどを傘下に収める持株会社。売電収入の獲得図る。中計では26.3期売上高46億円目標。 記:2024/08/26
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3038 東証プライム
4,233
9/4 15:00
-27(-0.63%)
時価総額 1,158,149百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。中計では26.10期営業利益370億円目指す。業務スーパーの店舗数拡大、PB商品の強化図る。 記:2024/05/06
3333 東証プライム
1,592
9/4 15:00
+28(1.79%)
時価総額 41,776百万円
大手自転車専門店チェーン。都市近郊で、大型専門店「サイクルスペースあさひ」を全国展開する。中古自転車も扱う。EC事業を拡大。24年2月期は価格改定やEC強化が寄与も、仕入れコストの上昇等が影響した。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6938 東証スタンダード
479
7/16 15:00
+1(0.21%)
時価総額 8,192百万円
電子部品メーカー。大電流ノイズフィルタを業界に先駆けて開発。積層誘電体フィルタ等を手掛ける。23.12期通期はフィルムコンデンサ、ノイズ測定事業が堅調。釜屋電機がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
4,966
9/4 15:00
-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
7965 東証プライム
1,587
9/4 15:00
+17(1.08%)
時価総額 115,216百万円
1918年創業の家庭用品メーカー。炊飯ジャーなどで国内シェアトップクラス。調理家電の売上構成比率が高い。ステンレスボトル、ふとん乾燥機等も。配当性向は50%以上目安。価格競争力の強化などに取り組む。 記:2024/07/28
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8227 東証プライム
7,765
9/4 15:00
-63(-0.8%)
時価総額 573,267百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
9322 東証スタンダード
1,155
9/4 15:00
+4(0.35%)
時価総額 9,538百万円
普通・冷蔵倉庫を国内主要港に配置。神戸港で港運も。陸運、国際物流兼営。24.3期3Q累計は輸出入貨物の停滞や海上運賃の下落で国内物流が足踏み。だが倉庫保管高が堅調推移。港運業務も伸びて前期並みの営業益に。 記:2024/04/11
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17