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前場に注目すべき3つのポイント~大阪万博、カジノ関連といったテーマ株物色の動き

2018/11/26 8:32 FISCO
*08:32JST 前場に注目すべき3つのポイント~大阪万博、カジノ関連といったテーマ株物色の動き 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:大阪万博、カジノ関連といったテーマ株物色の動き ■前場の注目材料:東京機、19年3月期営業利益を上方修正 ■パナソニック、入退場・決済を電子化、スポーツスタジアム、20年度に実用化 ■閑散取引も米中首脳会談への期待や米年末商戦への思惑高まる 26日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第に底堅さが意識されそうである。23日の米国市場はNYダウが178ドル安となった。感謝祭翌日で短縮取引だったが、原油先物相場の下落が嫌気された。また、トランプ政権が同盟諸国に対して、中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)製品の使用中止を打診していたことが報じられ、月末に予定される米中首脳会談への懸念も広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円安の21480円。円相場は1ドル112円90銭台で推移している。 朝方はこれにサヤ寄せする格好から売りが先行する格好となろうが、ブラックフライデーのインターネットでの売上が、前年比23.6%増の62億2000万ドル(約7027億円)に達したと伝えられている。足元で米小売企業の冴えない決算が相次いでいたこともあって、一定の評価をすることが考えられ、年末商戦への期待から下値を拾う動きも意識されそうである。 その後はブエノスアイレスで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議にあわせて予定されている米中首脳会談に関心が集まる。トランプ政権によるファーウェイ製品の使用中止といった報道が不安視される一方で、このところは中国による歩み寄りもみられてきており、いったんはショート筋のポジション圧縮の動きがみられる可能性がありそうだ。ただし、商いは膨らみづらく、全体の方向感は掴みづらいため、個別やセクターでの動きにとどまろう。 そんな中、足元で底堅さがみられているマザーズ指数に市場の関心が向かいやすい面もある。個人主体ではあるが、足元の調整を受けて、ファンド経由での資金流入も観測されており、サンバイオ<4592>など流動性の高い銘柄や直近IPOといった需給懸念が低い銘柄の動向に注目しておきたいところである。 また、2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)総会が23日、パリで開かれ、日本時間24日未明に行われた加盟各国の投票で日本(大阪)が選ばれた。大阪市は会場となる夢洲の基盤整備に総額約140億円規模の補正予算案を提案する方針を固めたと伝えられている。IR誘致の動きも進められるため、大阪万博、カジノ関連といったテーマ株物色の動きが意識されそうだ。 ■東京機、19年3月期営業利益を上方修正 東京機<6335>は22日、19年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の135.60億円から132.23億円に下方修正、一方で営業利益は4.80億円から5.00億円に小幅に上方修正している。また、純利益については、固定資産の譲渡に伴う特別利益約4.33億円の計上により、3.00億円から7.30億円に上方修正した。主力製品である「カラートップ・オフセット輪転機」シリーズの生産が順調に進捗しているほか、オーバーホール工事を中心とした保守サービス関連の需要が増加。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21646.55、+139.01) ・米長期金利は低下 ・2025年万博の大阪開催決定 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・補正予算への期待 ・パナソニック<6752>入退場・決済を電子化、スポーツスタジアム、20年度に実用化 ・ホンダ<7267>10分でフル充填可能、水素ステーション、高圧水電解型 ・クボタ<6326>大型ディーゼルエンジン、中国向け開発 ・三井物<8031>ヤマハ発と電動自転車現地化調査、インドで製造・シェア事業目指す ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 6件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6326 東証プライム
2,072.5
9/4 15:00
-19(-0.91%)
時価総額 2,487,512百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6335 東証スタンダード
362
9/4 15:00
-19(-4.99%)
時価総額 3,160百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04