マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/20 19:57:58
15,423,569
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の中小型株の底堅さを見極め

2018/11/20 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の中小型株の底堅さを見極め 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り一巡後の中小型株の底堅さを見極め ■前場の注目材料:ヤーマン、通期上方修正、営業利益は一転増益予想でコンセンサス上回る ■三井住友、パイロット育成ローン、ピーチと、訓練生に長期融資 ■売り一巡後の中小型株の底堅さを見極め 20日の日本株市場は米ハイテク株安を嫌気し、不安定な相場展開になりそうだ。19日の米国市場は主要指数が軒並み下げており、特にナスダックは3%を超える下落となった。米アップルは10月下旬にサプライヤーへのiPhone部品発注を当初計画から、最大3分の1程度削減したとの報道を受けて3%を超える下落となり、他のハイテク株への売りに波及。また、エヌビディアは決算が引き続き嫌気され12%の下落となっていることも嫌気されよう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の21590円。円相場は1ドル112円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップダウンでのスタートとなり、日経平均は心理的な支持線として意識されている21500円処での攻防になろう。米国市場は感謝祭を控えて薄商いの中で大きく振らされているが、日本株市場においても商いが細っており、インデックスに絡んだ商い中心に振らされやすい需給状況であろう。 アップルの他、フェイスブックなどFANG銘柄が崩れており、ハイテクセクター全体への重石になるほか、日産自<7201>の急落が予想される中で、自動車株への物色がより手控えられることになる。そのため、物色はディフェンシブ系にシフトしやすいところである。 また、昨日はマザーズ指数の上昇率が3%を超えるなど、中小型株物色が活発だった。時価総額上位のサンバイオ<4592>が5営業日続伸で最高値を更新した影響が大きいものの、マザーズ指数の底堅さは個人のセンチメントを明るくさせよう。朝方は米株安の影響から売りが先行することになろうが、週末にかけて商いが細る中で、中小型株物色の流れがより活発化しよう。 ■ヤーマン、通期上方修正、営業利益は一転増益予想でコンセンサス上回る ヤーマン<6630>は19日、2019年3月期予想の修正を発表。売上高は従来の251.01億円から280.93億円、営業利益は50.15億円から64.44億円にそれぞれ上方修正している。営業利益は従来の減益予想から一転前期比19.7%増となり、コンセンサス(64.15億円程度)を上回る見込みとなった。海外部門や店販部門を中心に想定以上に好調。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21821.16、+140.82) ・米原油先物は上昇(56.76、+0.30) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・補正予算への期待 ・日産自<7201>ゴーン会長逮捕、報酬過少申告、金商法違反容疑、内部通報で発覚 ・三井住友<8316>パイロット育成ローン、ピーチと、訓練生に長期融資 ・凸版印<7911>IoT建材参入、居住者見守り・健康管理 ・EMシステムズ<4820>医科・調剤・介護の共通基盤、クラウド型来年投入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行が11月理事会議事要旨公表 《SF》
関連銘柄 6件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4820 東証プライム
551
9/4 15:00
-22(-3.84%)
時価総額 41,058百万円
調剤システム事業が主力。クラウド型電子カルテシステムなどの医科システム事業、介護・福祉システム事業、キャッシュレス事業等も手掛ける。医科システム事業では「MAPs for CLINIC」の販売が順調。 記:2024/07/08
6630 東証プライム
838
9/4 15:00
-12(-1.41%)
時価総額 48,896百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。28.4期売上高700億円目標。ヘアケア、シェーバーを育成ブランドとして注力。 記:2024/05/08
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7911 東証プライム
4,204
9/4 15:00
-204(-4.63%)
時価総額 1,470,164百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22