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後場に注目すべき3つのポイント~足元の市場は明るいがイベント多数で見極めムードも

2018/8/1 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~足元の市場は明るいがイベント多数で見極めムードも 1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、足元の市場は明るいがイベント多数で見極めムードも ・ドル・円はもみあい、節目目前で利益確定売りも ・値上がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続伸、足元の市場は明るいがイベント多数で見極めムードも 日経平均は続伸。120.60円高の22674.32円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えている。 7月31日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、108ドル高となった。通商問題を巡る米中交渉の再開が報じられ、アジア・欧州株がほぼ全面高となったため、米国株も買いが先行した。また、取引終了後に発表予定だったアップルの決算への期待からハイテク株にも買い戻しが広がった。為替市場では日銀が大規模な金融緩和を当面維持する方針を再確認したことを受けて1ドル=112円近辺まで円安が進み、本日の日経平均はこれらを好感して88円高からスタートした。朝方には一時22709.82(156.10円高)まで上昇したが、円安進行が一服したことに加え、日米・米中の通商協議の先行きを見極めたいなどとの思惑もあって、買い一巡後は高値もみ合いが続いた。 個別では、前日に決算発表した任天堂<7974>が売買代金トップで6%近い上昇となり、ソニー<6758>も5%近く上昇した。その他売買代金上位では三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>などが堅調で、決算発表銘柄では日東電<6988>、JFE<5411>、京セラ<6971>などが大きく買われた。一方、村田製<6981>、ファーストリテ<9983>、パナソニック<6752>などが軟調。決算発表銘柄ではスタートトゥ<3092>の下げが目立ち、ルネサス<6723>は8%安と急落した。セクターでは、鉄鋼、その他製品、非鉄金属などが上昇率上位。反面、倉庫・運輸関連業、空運業、金属製品などが下落率上位となった。 前日の後場の取引では、日銀・金融政策決定会合の結果を受けて方向感に乏しい展開となった。ただ、海外投資家は大規模緩和が当面維持される見通しとなったことを好感した反応を見せ、国内投資家にとっても買い安心感につながっているようだ。また、任天堂やソニーといった個人投資家からの人気が高い主力株が決算を好感して買われていることも、センチメントの改善に寄与するだろう。 とはいえ、まだ8月中旬にかけて多くの企業が決算発表を予定しているうえ、米国では1日に公開市場委員会(FOMC)結果発表、3日に7月雇用統計発表といった重要イベントが控え、日経平均が節目の23000円に迫る場面では上値追いの動きが鈍りそうだ。週明け9日には日米通商協議の初会合が開かれることになり、日本もいよいよ貿易戦争に突入する可能性がある。また、新興市場ではマザーズ指数が逆行安となっているが、任天堂やソニーが値を飛ばしているだけに中小型株には関心が向かいづらいだろう。 ■ドル・円はもみあい、節目目前で利益確定売りも 1日午前の東京市場で、ドル・円はもみあい。前日の日銀の政策決定を受けた円売りが続きドルは112円手前まで上昇したが、節目付近の売りで上値の重さが意識された。 ドル・円は、前日NY終値付近を中心とした値動き。日銀の緩和政策継続による効果が続くなか、日経平均株価の堅調地合いで円売りに振れている。ただ、ドルは111円90銭付近の売りに上昇を阻止された。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。ただ、今晩の連邦準備制度理事会(FRB)による政策決定を控え様子見ムードが広がりやすく、目先も伸び悩む可能性はあろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円71銭から111円90銭、ユーロ・円は130円56銭から130円82銭、ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1694ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ジェイホールディングス<2721>、GA TECH<3491>、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・NZ・4-6月期失業率:4.5%(予想:4.4%、1-3月期:4.4%) ・NZ・4-6月期雇用者数増減:+0.5%(前期比予想:+0.4%、1-3月期:+0.6%) ・中・7月財新製造業PMI:50.8(予想:50.9、6月:51.0) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 17件
2721 東証スタンダード
168
9/4 15:00
-9(-5.08%)
時価総額 1,198百万円
神奈川県、兵庫県でフットサル施設を運営。産業廃棄物処理施設の管理・運営等を行う環境ソリューション事業、太陽光発電施設の仕入・販売等を行う太陽光事業なども。スポーツ事業ではイベント企画で集客増を図る。 記:2024/08/02
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
1,166
9/4 15:00
-76(-6.12%)
時価総額 42,692百万円
ネット不動産投資サービス「RENOSY」を展開。不動産投資の検討、購入、管理、売却までカバー。賃貸管理DX等も手掛ける。RENOSY会員数は42万人超。ITANDIは導入社数の増加で順調に業績拡大。 記:2024/05/08
5411 東証プライム
1,970
9/4 15:00
-70(-3.43%)
時価総額 1,210,443百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
2,265
9/4 15:00
-210.5(-8.5%)
時価総額 4,431,309百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,974
9/4 15:00
-163(-5.2%)
時価総額 7,551,730百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17