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米国株見通し:米朝首脳会談でのマイナスの影響は限定的に

2018/6/11 17:38 FISCO
*17:38JST 米国株見通し:米朝首脳会談でのマイナスの影響は限定的に S&P500先物  2784.50(+2.00) (16:50現在) ナスダック100先物  7178.50(+2.00) (16:50現在) 16時50分時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物はほぼ横ばいで推移している。NYダウ先物は60ドル高程度で推移。欧州株式市場ではイタリア・スペインが大幅高するなど総じて堅調な推移となっている。米原油先物は小安く推移している。こうした流れを受け、11日の米株式市場は売り買い交錯で始まるとみられる。 先週末8-9日に開催された主要7カ国首脳会議では貿易摩擦の問題を巡って米国と日欧カナダの間に大きな溝が残ったままとなったが、事前に想定されていた範囲内の結果ということで、先週末8日に下げていた日本株市場と欧州株式市場は、本日、反発の動きとなっている。しかし、8日に高くなっていた米株式市場にとっては、上値を追えるほどの材料ではないということで、現時点のグローベックス米株式先物市場は小幅高ないし横ばいにとどまっているのだと推察される。 ただ、明日12日の米朝首脳会談については、仮に進展がなかったとしても、北朝鮮情勢が世界経済に及ぼす影響は限定的とみられるため、世界の株式市場に及ぼすマイナスの影響は限定的だろう。その一方、交渉でそれなりの前進がみられる可能性は高く、それが確認されれば、地合いが改善に向かい始めているだけに、世界の株式市場で好感される可能性は高い。 しかも、本日は発表の予定がないが、今週発表が相次ぐ予定の主要な米経済指標では、消費の先行きを占ううえで注目されている5月小売売上高を中心に、米国経済の基調の強まりが確認されるとみられている。このため、投資家は先行きに楽観的となりやすい状況にあるとみられ、11日の米株式市場で堅調な相場展開が予想される。 《KK》