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後場に注目すべき3つのポイント~円安好感も23000円回復の機運なお乏しく

2018/5/18 13:16 FISCO
*13:16JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安好感も23000円回復の機運なお乏しく 18日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、円安好感も23000円回復の機運なお乏しく ・ドル・円は110円99銭まで上昇、米長期金利上昇を意識したドル買い継続 ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は続伸、円安好感も23000円回復の機運なお乏しく 日経平均は続伸。57.74円高の22896.11円(出来高概算6億6000万株)で前場の取引を終えている。 17日の米国市場でNYダウは反落し、54ドル安となった。米中貿易交渉などを巡る先行き不透明感に加え、良好な経済指標を受けて長期金利が上昇したことも嫌気された。一方、米長期金利の上昇につれて円相場は1ドル=111円近くまで下落する場面があり、本日の日経平均は円安を好感して68円高からスタートした。前場には一時22954.19円(115.82円高)まで上昇したが、上値では利益確定の売りも出て伸び悩んだ。 個別では、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、東京電力HD<9501>などがしっかり。三井住友<8316>は小高い。SMC<6273>やスズキ<7269>、エーザイ<4523>は3%高と上げが目立つ。東証1部上昇率上位には決算発表の大真空<6962>などが顔を出している。一方、前日買われた三菱UFJ<8306>が反落しているほか、任天堂<7974>、マネックスG<8698>、武田薬<4502>などがさえない。東エレク<8035>は米同業の軟調な売上見通しを受けて2%安となった。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、海運業などが上昇。反面、その他製品、金属製品、不動産業などがさえない。NY原油先物相場が時間外取引で上昇し、関連セクターに資金が向かったようだ。 米長期金利の上昇につれて為替の円安基調が続いており、おおむね1ドル=105円程度を想定している輸出企業の採算改善に対する期待が相場の押し上げ要因となる。しかし、米中貿易交渉を巡りトランプ米大統領の強硬姿勢が伝わっていることもあり、本日まで行われる2度目の交渉の結果を見極めたいとする思惑も強いだろう。週末を控えたこのタイミングで節目の23000円回復を試す機運は乏しく、後場は一進一退の展開となりそうだ。 新興市場ではマザーズ指数が反落、日経ジャスダック平均が小幅高とまちまち。前日は株価の調整が続いていたマザーズ時価総額上位銘柄や直近IPO銘柄の一角に資金が向かい、マザーズ指数の上昇が目立った。底打ち、反転への期待も高まったが、本日は週末を前に目先の利益を確定する売りが優勢となっている。やはり本格的な持ち直しには外部環境の不透明感払拭や相場全体の先高感再燃が待たれるだろう。 ■ドル・円は110円99銭まで上昇、米長期金利上昇を意識したドル買い継続 18日午前の東京市場でドル・円は一時110円99銭まで上昇。日経平均株価は57円高で午前中の取引を終了したが、米長期金利の上昇を意識したドル買いがただちに後退する可能性は低いと見られており、この後のアジア市場でドル・円は111円台に上昇する可能性が依然として高いと予想される。ここまでのドル・円の取引レンジは110円72銭から110円99銭で推移。 ・ユーロ・円は、130円60銭から131円00銭で推移 ・ユーロ・ドルは、1.1789ドルから1.1808ドルで推移 <今後のポイント> ・110円台半ば近辺で個人勢などのドル買い興味 ・1ドル=111−112円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性 ・NY原油先物(時間外取引):高値71.67ドル 安値71.51ドル 直近値71.64ドル (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ソフィアHD<6942>とセイノーHD<9076>、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・4月全国消費者物価コア指数:前年比+0.6%(予想:+0.7%、3月:+0.9%) ・日・4月全国消費者物価指数:前年比+0.6%(予想:+0.7%、3月:+1.1%) 【要人発言】 ・衆院外務委員会 「11カ国で署名した環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案を与党などの賛成多数で可決」 ・河野外相 「米鉄鋼輸入対抗措置、検討中で決定したことはない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 17件
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6273 東証プライム
61,600
9/4 15:00
-3,060(-4.73%)
時価総額 4,149,930百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6942 東証スタンダード
1,195
9/4 14:44
-8(-0.67%)
時価総額 5,030百万円
MVNO仮想モバイル通信やIP電話システムなど情報通信サービスと調剤薬局を展開。クラウド型不動産業務支援等も。インターネット関連事業は堅調。ネット関連のシステム開発等が順調。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/04/16
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6962 東証プライム
614
9/4 15:00
-46(-6.97%)
時価総額 22,225百万円
水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8698 東証プライム
644
9/4 15:00
-18(-2.72%)
時価総額 172,236百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
2,327
9/4 15:00
-3(-0.13%)
時価総額 483,271百万円
トラック運送大手。旧西濃運輸。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業はメーカー不正問題で低調。輸送は堅調。日本郵便と共同運行へ連携。 記:2024/07/10
659.9
9/4 15:00
-48.6(-6.86%)
時価総額 1,060,471百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13