マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
1/18 12:51:35
15,063,369
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

国内株式市場見通し:もみあいつつも相場基調の強さを確認する展開

2018/4/28 15:40 FISCO
*15:40JST 国内株式市場見通し:もみあいつつも相場基調の強さを確認する展開 先週の日経平均は上昇。小幅ながらも週間ベースでは5週連続、月間ベースでは3カ月ぶりの陽線となった。米国債市場で10年債利回りが4年ぶりに3%を突破したことが警戒されたほか、米建機最大手のキャタピラーが「1-3月が利益のピーク」との経営陣の発言や、アップル「iPhone X」の足元の需要懸念などが嫌気されて、NYダウは24日にかけて5日続落となった。日経平均も軟調なスタートとなったものの、為替相場が週初の1ドル107円台から週半ばにかけて109円台に円安が進行したことで指数寄与度の高いハイテク株の上昇も日経平均の上昇を支えた。北朝鮮、シリア情勢といった海外要因も落ち着き、停滞する国会審議や各報道機関の世論調査による安倍内閣の支持率低迷も相場にとって影響は限定的だった。こうしたなか、企業の決算発表が注目された。日本電産<6594>は24日の決算発表後に売り買いが交錯したものの株価は上昇し、25日発表の今期業績見込みがポジティブ・サプライズとなった東京エレクトロン<8035>の株価急伸がハイテク株の地合いを好転させた。一方、今期大幅減益見込みを発表のファナック<6954>が急落し上値の重しとなったが影響は限定的にとどまった。27日正午過ぎには、日銀金融政策決定会合において賛成多数で「短期金利マイナス0.1%、長期金利ゼロ%程度に誘導する金融緩和策の現状維持」が伝えられたが、日経平均先物、現物取引、為替にも目立った反応はなく、日経平均は週末にかけて続伸し、27日の東証1部売買代金は3兆3144億円と3月27日以来となる3兆円回復に膨らんだ。NYダウは27日に小反落、S&P500指数は3日続伸とまちまちだった。 今週からGW明けの5月第2週の株式市場は、もみあいつつも相場基調の強さを確認する期間となりそうだ。今週はGWの谷間のため営業日数が2日間で薄商いのなか個別物色が中心となることが予想され、GW明けの5月第2週は、長期金利アレルギーを抱えるNYダウと為替動向を睨みつつ、もみ合いながらも日経平均は上値を伺う動きとなりそうだ。日経平均は1月高値から3月安値に対する半値戻しを達成し、戻り待ちの売りが出やすくなっている。一方、22000円台にある75日線がサポートする底堅い動きを継続し、一目均衡表の「雲上限」(22533円)も位置する2月27日戻り高値の22502円が意識されてこよう。ただし、日本の休場期間中の米長期金利や海外株式市場、外国為替相場の動向次第では波乱の展開も想定される。なお、1949年以降、5月月間の日経平均の上昇は34回、下落は35回でほぼイーブン。過去2年間、GW明け後の日経平均は堅調な展開をみせている。 先週は、26日に決算を発表した京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>などが、今期業績予想が好感されて一段高となり、日経平均上昇に寄与したが、今週以降も引き続き、企業の決算発表が注目される。ここからの決算発表スケジュールでは、1日のヤマハ<9064>、8日の三菱商事<8058>、9日のトヨタ<7203>、10日のパナソニック<6752>がそれぞれポイントになる。物色的には引続き決算発表に一喜一憂する業績相場が想定されるが、個別材料に対する株価の感応度も高まっている。傘下のスプリントとTモバイルの経営統合が接近との報道があるソフトバンク<9984>や、米裁判所が米ゼロックス買収差し止めの仮処分を下した富士フイルム<4901>などの大型M&A動向も注視しておきたい。時価総額7000億円規模のサイバーエージェント<4751>が27日、第2四半期好決算と任天堂<7974>によるグループゲーム子会社Cygamesへの出資発表で一時ストップ高水準まで買われるなど、個別株物色にはうねりが増し始めている。このほか、証券会社のレーティング発表で株価が動意を強めるのもこの時期からの特徴でもある。反面、IPOが空白期間に入ることもあり、JASDAQ、マザーズの出来高は減少傾向となっており、大型株から中小型に物色人気がとの時点でスイッチするかも焦点だ。また、GW明けには、6月にIPOする企業の発表が始まる。知名度の高い大型企業の登場も一部で観測されており、これらの材料を背景に、個別株物色の局地戦が展開されそうだ。 主要経済指標スケジュールとしては、国内で1日に4月新車販売台数、2日に4月消費動向調査、10日に2017年度と3月の国際収支、米では1日から2日にFOMC、3日に3月貿易収支と4月ISM非製造業景況指数、4日に4月雇用統計、9日に4月生産者物価指数、10日に米新規失業保険申請件数と4月米消費者物価指数がそれぞれ発表される。このほか、1日はレイバーデーのため、香港、上海、独、仏、伊などの市場が休場する。そのなかで、1日、2日に開催のFOMCでFRBは金利を据え置き、その後の6月中旬の会合で利上げを実施と市場関係者の多くが予想している。外交面では中国の李克強首相が8日から11日に初来日、9日に東京で日中韓首脳会談が行われる。国内イベントとしては、IoT、クラウド、モバイル、セキュリティ等を網羅した日本最大のIT専門展示会「Japan IT Week春2018」が開催される。企業から材料が出ればIT関連株物色の手がかりとなることも期待されよう。 《FA》
関連銘柄 13件
4751 東証プライム
1,036.5
9/4 15:00
-29.5(-2.77%)
時価総額 524,390百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
3,821
9/4 15:00
-148(-3.73%)
時価総額 4,752,854百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,661.5
9/4 15:00
-22.5(-1.34%)
時価総額 631,079百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17