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新興市場見通し:物色の矛先は中小型株やIPO銘柄へ、ジェイテックC上場

2018/2/24 16:02 FISCO
*16:02JST 新興市場見通し:物色の矛先は中小型株やIPO銘柄へ、ジェイテックC上場 先週の新興市場は、日経平均が外部環境睨みで一進一退の展開となるなか、持ち直しの動きが続いた。マザーズ時価総額上位の一角では上値の重さを嫌気した売りも出たが、準主力級の銘柄が指数の上昇に寄与し、値動きの軽い小型材料株の物色も比較的活発だった。日経ジャスダック平均は他の指数に比べ特に堅調ぶりが目立った。今年最初のIPOも活況を見せた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.8%であったのに対して、マザーズ指数は+3.8%、日経ジャスダック平均は+4.1%だった。 個別では、ミクシィ<2121>が週間で2.3%高となる一方、サイバーダイン<7779>が同2.8%安、そーせいグループ<4565>が同3.0%安とマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった。準主力級の銘柄ではサンバイオ<4592>が同7.5%高、じげん<3679>が同14.2%高となった。売買代金上位ではドリコム<3793>が合弁会社における新作ゲームの事前登録開始を受けて活況を見せ、フィル・カンパニー<3267>やHANATOUR JAPAN<6561>の上昇も目立った。また、オウチーノ<6084>やエスユーエス<6554>が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した。反面、ジーエヌアイグループ<2160>やディジタルメディアプロフェッショナル<3652>などは利益確定売りに押されたが、大きく売り込まれる銘柄は限定的だった。ジャスダック主力では、セリア<2782>が同4.2%安と軟調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同1.7%高となるなど全般堅調だった。売買代金上位ではラクオリア創薬<4579>が強いリバウンドを見せ、日本一ソフトウェア<3851>やヴィスコ・テクノロジーズ<6698>も大きく買われた。また、ワンダーコーポレーション<3344>がRIZAPグループ<2928>との資本業務提携を受けて連日のストップ高となった。一方、ニチダイ<6467>やアエリア<3758>は利益確定売り優勢だった。2月23日にはMマート<4380>がマザーズへ新規上場したが、買い気配のまま初値が付かなかった。 今週の新興市場は、引き続きしっかりとした展開となりそうだ。株価変動率(ボラティリティー)の落ち着きなどから日経平均は緩やかな持ち直しが想定される。ただ、為替の円高推移が主力大型株の重しとなっており、値幅取り狙いの物色は中小型の材料株やテーマ株、IPO銘柄に向かいやすいだろう。特に比較的需給の良好なジャスダック銘柄が関心を集めているようだ。 先週は訪日外国人客数の堅調推移を受けてHANATOUR JAPANが大きく買われたほか、学校教育法改正案が閣議決定されたことを受けて、すららネット<3998>やチエル<3933>などのデジタル教科書関連銘柄が急伸する場面もあった。各種報道に目を配りながら関連銘柄の動向をマークしておきたい。なお、今週は2月26日にウチダエスコ<4699>、27日に東和フードサービス<3329>、28日にはてな<3930>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、2月28日にジェイテックコーポレーション<3446>がマザーズへ新規上場する。公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きいが、ニッチなハイテク企業として投資家の関心は高く、こちらも強い初値形成が期待されるだろう。なお、先週はキュービーネットHD<6571>(3月23日、東証1部または2部)など7社の新規上場が発表されている。現時点で3月のIPO件数は計14社となった。 《SK》
関連銘柄 28件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2160 東証グロース
2,082
9/4 15:00
-148(-6.64%)
時価総額 98,870百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
2782 東証スタンダード
3,450
9/4 15:00
+75(2.22%)
時価総額 261,648百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。店舗数は2000店舗超。売上営業利益率5%以上の維持、戦略的出店によるシェア拡大などに取り組む。 記:2024/04/29
278
9/4 15:30
-6(-2.11%)
時価総額 154,629百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
3267 東証スタンダード
653
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-19(-2.83%)
時価総額 3,773百万円
駐車場の上部空間を開発して賃貸するビジネスを提案。建物の企画から設計・施工、テナント誘致、管理までを一貫で担う。営業人員増やし受注拡大。コスト吸収。中経では26年11月期売上150億円、営業益12億円目標。 記:2024/05/17
3329 東証スタンダード
2,104
9/4 15:00
-8(-0.38%)
時価総額 17,223百万円
高級喫茶店「椿屋珈琲」、カジュアルカフェ「ダッキーダック」、イタリアンレストラン「イタリアンダイニングDONA」などを展開する外食チェーン。店舗数は110店舗超。多業態ドミナント出店などに取り組む。 記:2024/08/09
3344 JQスタンダード
540
3/29 14:55
-8(-1.46%)
時価総額 4,082百万円
エンターテイメント商材をメインに扱う小売り。RIZAP傘下で再編中。21.3期3Q累計は本やゲームなどの販売が好調。不採算店閉鎖も効き増益に。今4月にRIZAP傘下のジーンズメイト、ハピンズと経営統合へ。 記:2021/02/13
1,604
9/4 15:00
-91(-5.37%)
時価総額 9,406百万円
高精度楕円集光ミラー等の製作・販売を行うオプティカル事業が主力。自動細胞培養装置、半導体加工装置・研磨装置等も。X線高精度ミラー「Osaka Mirror」は引き合い増。放射光施設等から大型受注獲得。 記:2024/06/24
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時価総額 6,982百万円
LSI半導体製品、画像認識システム等の販売を行う製品事業が主力。IPコアライセンス事業、AI受託開発サービス等のプロフェッショナルサービス事業を展開。セーフティ分野、ロボティクス分野などで新規獲得に注力。 記:2024/07/01
3679 東証プライム
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-20(-3.48%)
時価総額 61,994百万円
ライフサービスプラットフォーム事業が主力。美容・ヘルスケア領域特化の求人情報サイト「リジョブ」、不動産サイト「賃貸スモッカ」等の運営を行う。リジョブ、タイズは順調。26.3期売上高350億円超を目指す。 記:2024/06/13
3758 東証スタンダード
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9/4 15:00
-4(-1.52%)
時価総額 6,149百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
3793 東証グロース
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時価総額 23,275百万円
スマホ向けゲームアプリの企画・開発・運用等を行うゲーム事業が主力。ライトノベルレーベル「DREノベルス」などのコンテンツ事業も展開。新規自社配信タイトル「悪魔王子と操り人形」を24年6月にリリース。 記:2024/08/29
3851 東証スタンダード
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-30(-3.1%)
時価総額 4,815百万円
家庭用ゲームソフトの企画・開発、スマホ向けコンテンツの制作等を行う。岐阜県各務原市に本社。代表作に「魔界戦記ディスガイア」など。学生寮・その他事業も展開。過去IPの有効活用、新規IPの開発などに注力。 記:2024/08/05
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753
9/4 14:58
-17(-2.21%)
時価総額 2,274百万円
ブログ作成・閲覧サービス「はてなブログ」を運営。法人向け受託開発なども。24.7期上期は「はてな」関連の広告収入停滞。だが受託サービスが伸長し、通期計画に対する進捗順調。漫画アプリの大型開発案件も大詰め。 記:2024/04/11
3933 東証スタンダード
592
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-2(-0.34%)
時価総額 4,658百万円
授業支援システムやデジタル教材、運用管理・セキュリティシステムなどを提供。進路支援サービスなども。授業支援ツールや情報セキュリティ関連が堅調。25年のGIGA端末更新本格化に向け自社製品が伸びる。 記:2024/08/08
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-7(-1.9%)
時価総額 2,417百万円
学校向けICT教材「すらら」、公立小中学校向けサービス「すららドリル」の提供等を行う。海外向け算数・数学ICT教材等も手掛ける。ウィザスと業務提携。導入校数は2200校超。利用ID数は26万ID超。 記:2024/06/15
4380 東証グロース
1,075
9/4 14:45
-20(-1.83%)
時価総額 5,258百万円
業務用食材と機器のマーケットプレイス運営会社。業務用食材や業務用厨房機器、業務用機械、備品等のBtoBサイトを運営。出店社数、出品社数はともに増加。Mマート市場は売上が順調増。24.1期通期は業績堅調。 記:2024/04/15
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
時価総額 12,794百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4699 東証スタンダード
4,120
5/26 14:53
+5(0.12%)
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6084 マザーズ
3,390
9/25 15:00
+175(5.44%)
時価総額 8,082百万円
住宅ポータルサイトなど不動産関連メディアを運営。インターネット広告代理事業、医療サイト事業等は撤退。みんなのウェディングと共同持株会社設立、18年9月26日付けで上場廃止予定。18.12期1Qは2桁増収。 記:2018/07/14
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6467 東証スタンダード
329
9/4 15:00
-8(-2.37%)
時価総額 2,978百万円
精密鍛造金型で国内トップシェアの金型メーカー。自動車部品向け金型等の金型事業が柱。ターボチャージャー等の精密部品、焼結金属フィルター等も。25.3期は営業黒字転換計画。フィルタ事業は海外向けの回復見込む。 記:2024/07/02
6554 東証グロース
739
9/4 15:00
-4(-0.54%)
時価総額 6,537百万円
技術者派遣・開発請負等を行うソリューション事業が主力。IT、機械、電機、電子、化学など領域は幅広い。コンサルティング事業、AR/VR事業等も。在籍エンジニア数は1900名超。派遣業務は高付加価値化図る。 記:2024/08/27
1,500
9/4 15:00
-43(-2.79%)
時価総額 18,998百万円
インバウンド中心の旅行サービス会社。訪日観光客向け旅行手配、旅行サービスの販売サイト「Gorilla」の運営等を行う。バス事業、ホテル等施設運営事業も。東南アジア、欧州は旅行エージェント中心に営業強化。 記:2024/07/28
6698 東証スタンダード
1,097
9/4 14:52
±0(0%)
時価総額 7,065百万円
画像処理検査装置のファブレスメーカー。電子部品や半導体、自動車等向けに、外観検査や画像処理検査等のソリューションを提供。アジアは中国市場の設備投資減少などで伸び悩む。24.3期3Q累計は日本が増収。 記:2024/04/14
7779 東証グロース
210
9/4 15:00
-7(-3.23%)
時価総額 28,864百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02