マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/6 11:16:25
16,809,971
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~どちらかというと上昇を意識した動きに期待

2018/2/23 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~どちらかというと上昇を意識した動きに期待 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、どちらかというと上昇を意識した動きに期待 ・ドル・円は伸び悩み、節目付近に売り圧力 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はTDK<6762> ■日経平均は反発、どちらかというと上昇を意識した動きに期待 日経平均は反発。77.87円高の21814.31円(出来高概算5億7000万株)で前場の取引を終えた。22日の米国市場ではNYダウが3日ぶりに反発したほか、シカゴ先物が大阪比で上昇していた流れもあり、前日の大幅下落に対する反発をみせた。しかし、前日に割り込んだ5日線が心理的な抵抗として意識されるなか、21800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。 セクターでは原油相場の上昇や米エネルギー株の好決算の流れから、石油石炭が上昇率トップ。その他、鉱業、建設、不動産、非鉄金属、鉄鋼がしっかり。一方で、小売、精密機器、保険、食料品が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>が下支えとなる半面、花王<4452>、東エレク<8035>が重し。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。 日経平均は狭いレンジでの取引が続いている。先物主導によるインデックスに絡んだ売買が中心ではあるが、それでも出来高は5億株にとどまっており、積極的な参加者は不在といったところであろう。日経平均がこう着の中、個人主体の資金は業績好調の中小型株での値幅取りに向かっているとみられる。 後場も薄商いの中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすいだろう。しかし、円高が重しになる一方で、グローベックスのNYダウ先物が上昇しているほか、VIX指数は低位安定であり、どちらかというと上昇を意識した動きが期待されそうだ。資金の逃げ足は速いが、米エネルギー株の好決算を背景に、中小型の資源関連などへの物色も意識されそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は伸び悩み、節目付近に売り圧力 23日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日本株高を背景に円売りが進んだものの、107円付近の売り圧力が上昇を阻止した。 ドル・円は、前日海外市場で106円台に弱含んだことで、本日アジア市場では朝方から国内勢の買戻しが先行。ただ、107円付近の売りに押され、正午にかけては106円後半でもみあった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続への期待から円売り基調に振れやすい。ただ、強いドル買い材料が乏しく、引き続き上昇ペースの鈍い展開となりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円66銭から107円00銭、ユーロ・円は131円55銭から131円81銭、ユーロ・ドルは1.2314ドルから1.2337ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・シダー<2435>やトレードワークス<3997>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はTDK<6762> ■経済指標・要人発言 ・麻生財務相 「消費増税は来年10月にきちんと実施」 ・日・1月全国消費者物価コア指数:前年比+0.9%(予想:+0.8%、12月:+0.9%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・10-12月期GDP改定値(前年比予想:+2.9%、速報値:+2.9%) 《DM》
関連銘柄 6件
2435 東証スタンダード
207
9/4 15:00
-4(-1.9%)
時価総額 2,376百万円
リハビリ中心の介護専門会社。介護付き有料老人ホーム「ラ・ナシカ」の運営等を行う施設サービス事業が主力。デイサービス事業、在宅サービス事業も展開。在宅サービス事業では業務手順見直し等で利益率改善を図る。 記:2024/09/01
3997 東証スタンダード
830
9/4 14:52
-45(-5.14%)
時価総額 2,856百万円
システム開発会社。証券やFX等の金融に特化し、ネット取引や情報システム等の開発や保守のサービス、パッケージ製品を提供する。23年12月期は新NISAシステムが堅調も、セキュリティ強化等の先行投資が重し。 記:2024/04/12
4452 東証プライム
6,641
9/4 15:00
+80(1.22%)
時価総額 3,154,475百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17