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後場に注目すべき3つのポイント~内需系を意識しつつも中小型株への押し目拾いへ

2018/2/20 12:46 FISCO
*12:46JST 後場に注目すべき3つのポイント~内需系を意識しつつも中小型株への押し目拾いへ 20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反落、内需系を意識しつつも中小型株への押し目拾いへ ・ドル・円は上値が重い、日本株安で円買いも ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は大幅反落、内需系を意識しつつも中小型株への押し目拾いへ 日経平均は大幅反落。265.00円安の21884.21円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えた。19日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場だったことから海外勢のフローが限られている。欧州市場が下げていたほか、日経平均は直近3日間で1000円近く上昇していたこともあり、利益確定の流れが先行。寄付き直後は22000円処での底堅さがみられたが、その後はじりじりと下げ幅を広げる展開となっている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターではパルプ紙が小幅に上昇した他は、32業種が下落しており、銀行、機械、保険、電気機器、非鉄金属、石油石炭、輸送用機器、食料品、不動産などが冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>など、昨日上昇をけん引していた値がさ株が重しに。 薄商いの中をインデックスに絡んだ商いにじりじり押される格好となっている。ただ、5日線のほか、下降しているもののボリンジャーバンドの-1σや一目均衡表の転換線を上回っており、直近の上昇に対する利益確定の範囲内であろう。支持線レベルに接近する局面においては、押し目拾いのスタンスになるだろう。とはいえ、祝日明けの米国市場がロシア疑惑問題のほか、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まる可能性はありそう。 先物主導によるインデックス売買に振らされやすく、これを避ける流れから、新興市場の中小型株にシフトしやすいと考えられる。また、内需系を意識しつつも、ゲームや働き方改革、セキュリティ、インバウンドなどの中小型株への押し目拾いといったところになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は上値が重い、日本株安で円買いも 20日午前の東京市場でドル・円は上値の重い展開。ユーロ・ドルの弱含みでドルが押し上げられたが、日本株の下げ幅拡大を意識した円買いが重石となった。 ドル・円は、106円半ばで寄り付いた後、国内勢の買戻しが続き小幅に値を切り上げた。一方、ユーロ・ドルの下落でドルへの下押し圧力が弱まったことも、ドルの押し上げ要因となった。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先の日本株安継続が観測される。リスク回避的な円買いに振れやすく、強いドル買い材料が乏しいなかドルの上昇は抑えられそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円56銭から106円79銭、ユーロ・円は132円15銭から132円51銭、ユーロ・ドルは1.2382ドルから1.2412ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ヴィンクス<3784>やSKジャパン<7608>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 ・豪準備銀議事要旨 「基礎的インフレ率は2020年半ばまでに2.25%へと段階的に上昇するだろう」 「豪ドルの上昇は経済成長やインフレを妨げるだろう」 「インフレの一層の上昇は非常に穏やかなものになる見通し」 「低金利が失業減とインフレの押し上げに寄与している」 ・麻生財務相 「外債含み損、金融機関の危機になっているわけではない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・1月生産者物価指数(前年比予想:+1.8%、12月:+2.3%) 《DM》
関連銘柄 6件
3784 東証スタンダード
2,017
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-1(-0.05%)
時価総額 35,737百万円
流通システム会社。流通向けの基幹システムやPOS等のプロダクトや、業務効率化やカードシステム、販促・集客等のサービスを提供する。今上期は基幹システムや自動発注システム、POSシステムが堅調に推移した。 記:2023/10/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7608 東証スタンダード
707
9/4 15:00
-29(-3.94%)
時価総額 6,002百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品の企画・開発等を行う。忠犬もちしば、うさかめ兄弟などオリジナルキャラクターに強み。キャラクターエンタテインメント事業では⼤⼿取引先向けの別注商品などが順調。 記:2024/05/12
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17