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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅続伸、小幅ながらも銀行株が底堅い値動き

2017/6/8 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は小幅続伸、小幅ながらも銀行株が底堅い値動き 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅続伸、小幅ながらも銀行株が底堅い値動き ・ドル・円は109円92銭、伸び悩み、日本株高への期待は継続 ・コミー前米FBI長官「トランプ氏は3月、ロシア捜査を政権運営妨げる雲と表現」 ■日経平均は小幅続伸、小幅ながらも銀行株が底堅い値動き 日経平均は小幅に続伸。9.35円高の19993.97円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。7日の米国市場では、欧州中央銀行(ECB)が8日開催の理事会でインフレ見通しを引き下げるとの観測が強まり買いが先行。また、コミーFBI前長官とトランプ大統領の面談内容が記載された証言原稿が公表されると不透明感がやや後退したことも安心感につながった。 この流れを受けた日本株市場は買いが先行し、日経平均は2万円の大台を回復して始まった。ただし、重要イベントの結果を見極めたいとする模様眺めムードも強く、寄付き直後につけた20061.22円を高値に、その後は2万円を挟んでのこう着が続いている。セクターでは水産農林、空運、保険、銀行、電気機器がしっかり。一方で不動産、鉱業、輸送用機器が小安い。 日経平均は2万円を挟んでのこう着となっているが、小幅ながらも銀行株が底堅い値動きをみせており、センチメントは悪くないだろう。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、コナミHD<9766>、ファナック<6954>が堅調に推移しており、後場も底堅い値動きになりそうである。 とはいえ、想定内のこう着の中でも、重要イベントに対する楽観的な見方はなく、外部要因のリスクを回避する流れからも、中小型株に資金は向かいやすいだろう。個人主体の逃げ足の速い資金でもあるため、引けにかけてはポジション調整の動きが強まる可能性があることは注視しておきたい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は109円92銭、伸び悩み、日本株高への期待は継続 8日午前の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。今晩の重要イベントを控え様子見ムードが広がるなか、日本株にらいみの展開となった。 ドル・円は109円後半を中心とした値動き。日経平均株価がプラス圏で推移したことで、ややドル買い・円売りの流れとなり、一時110円01銭まで上昇した。ただ、前日終値を割り込む場面もあり、上値の重い展開となった。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏での推移が続いており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りに振れやすい見通し。日経平均が後場に20000円を回復できれば、ドルは110円台での取引となりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円73銭から110円01銭、ユーロ・円は123円54銭から123円79銭、ユーロ・ドルは1.1247ドルから1.1267ドルで推移した。 12時22分時点のドル・円は109円92銭、ユーロ・円は123円76銭、ポンド・円は142円42銭、豪ドル・円は82円90銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・21LADY<3346>やREMIX<3825>など10社がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・コミー前米FBI長官の冒頭陳述原稿 「トランプ大統領は1月27日の夕食時、忠誠を求めた」 「トランプ大統領はフリン氏捜査の終了希望を述べた」 「1月6日、トランプ氏個人は捜査対象ではないと告げた」 「トランプ氏は3月、ロシア捜査を政権運営妨げる雲と表現」 ・コーツ国家情報長官、ロジャーズ国家安全保障局長官(米上院公聴会) 「トランプ大統領との会話についてコメントすることはできない」 ・メルケル独首相 「総選挙後速やかに英EU離脱交渉の開始を期待」 ・OECD 「日本は財政信認維持で消費増税など健全化の道筋を実行を」 「日本は貿易障壁を低くするための農家への補助削減を」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  企業倒産(5月)    -2.15% <海外> ・15:00  独・鉱工業生産指数(4月)  2.3%  1.9% 《HT》
関連銘柄 7件
85
9/4 15:30
±0(0%)
時価総額 1,495百万円
19年に家具・雑貨店を売却し、洋菓子「ヒロタ」が柱に。20年にトリアノン洋菓子店を買収。洋菓子のヒロタ創業100周年事業を推進。あわ家惣兵衛やトリアノン洋菓子店も。原料高が重し。債務超過解消し黒字化を図る。 記:2024/06/05
3825 東証スタンダード
162
9/4 15:00
-5(-2.99%)
時価総額 19,875百万円
電力小売りが柱。住宅用蓄電池の販売や省エネコンサルも。仮想通貨関連、中古車販売から撤退の一方、歯科・医科特化のコンサル会社を取得。電力小売りは卸市況安定し採算改善。蓄電池は小型機拡販へ代理店増やす。 記:2024/08/06
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
9766 東証プライム
12,930
9/4 15:00
-400(-3%)
時価総額 1,855,455百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10