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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、個人主体の中小型株での物色は活発

2017/6/7 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、個人主体の中小型株での物色は活発 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、個人主体の中小型株での物色は活発 ・ドルは109円47銭、一時109円60銭まで戻す ・ムニューシン米財務長官「対中不均衡の是正へ輸出押し上げが必要」 ■日経平均は続落、個人主体の中小型株での物色は活発 日経平均は続落。63.05円安の19916.85円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた。6日の米国市場は、引き続きFBI前長官の議会証言など重要イベントを控えるなかで軟調推移となるなか、日本株市場も利食い先行で始まった。売り一巡後は前日比変わらず水準まで下げ幅を縮める場面もみられたが、2万円接近で戻り待ちの売り圧力も意識されており、前引けにかけて再び下げ幅を広げている。 セクターでは建設、小売、保険、精密機器、陸運、ゴム製品が冴えない。一方で、原油相場の反発や米系証券による格上げ等を受けて、鉱業が上昇率トップ。証券、鉄鋼、石油石炭、非鉄金属がしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がりが拮抗。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>が重し。 午後は日銀のETF買い入れへの思惑が下支え要因になりそうである。ただ、FBI前長官の議会証言など重要イベントを控えるなかでは、上値追いの流れは限られそうである。そのため、日経平均は狭いレンジでのこう着が続くことになりそうだ。とはいえ、マザーズ指数やJASDAQ平均がプラス圏で推移しているなど、個人主体の中小型株での物色は活発である。 日経平均の2万円乗せ後の調整は織り込み済みのなか、外部環境の影響を受け難い中小型株に値幅取り狙いの資金が向かう流れが続きそうである。個別の材料のほか、ビットコインやゲーム関連辺りに注目か。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドルは109円47銭、一時109円60銭まで戻す 7日午前の東京市場でドル・円は109円32銭から109円60銭まで買われた。ただし、株安継続を意識してドル上昇は一服。したが、リスク選好的なドル買いは抑制されており、ドルはもみあいを続けている。8日に重要イベント(英総選挙、前FBI長官の議会証言、欧州中央銀行理事会)が控えていることから、リスク選好的な円売りは引き続く抑制されるとの見方は依然として多い。 12時22分時点のドル・円は109円47銭、ユーロ・円は123円30銭、ポンド・円は141円19銭、豪ドル・円は82円51銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ヒップ<2136>やREMIX<3825>など13社がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・ムニューシン米財務長官 「対中不均衡の是正へ輸出押し上げが必要」 「トランプ大統領は対中貿易不均衡を明確に問題視」 「米政権は為替を極めて真剣にとらえている」 「競争面の理由で為替に警戒していく」 ・プーチン露大統領(米NBCとのインタビュー) 「米国大統領選挙にロシアが介入したとのいかなる直接的証拠も、私は一度も見た事がない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  景気動向指数(4月) <海外> ・15:00  独・製造業受注(4月)  0%  1.0% 《HT》
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9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
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