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前場に注目すべき3つのポイント~主力株を横目にAIやフィンテックなどの循環物色へ

2016/10/18 8:25 FISCO
*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~主力株を横目にAIやフィンテックなどの循環物色へ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:主力株を横目にAIやフィンテックなどの循環物色へ ■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の買い越し ■前場の注目材料:アジアでフィンテックが急成長 ■主力株を横目にAIやフィンテックなどの循環物色へ 18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。17日の米国市場では、主要企業の決算が好感される一方で、予想を下回る経済指標の発表が嫌気された。また、著名投資家による弱気発言等も嫌気され、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の16850円。円相場は1ドル103円80銭辺りと、前日の水準からやや円高に振れて推移している。 本日は米株安の流れを受けて売り先行の展開となりそうだ。円相場がやや円高に振れているほか、原油相場が続落で節目の50ドルを下回っていることも利食いに向かわせやすいだろう。ただ、足元で日経平均の25日線が支持線として意識されているほか、価格帯別出来高の商いが膨らんでいる16700-16800円処を上回っての推移であり、底堅い展開が見込まれる。 決算シーズンとなるため積極的な売買は手控えられ、もち合いレンジ突破は期待しづらいところではある。ただし、主力株の底堅い値動きからは、25日線を支持線にレンジ上限の17000円を窺う展開が意識されやすく、調整局面では押し目拾いのスタンスになろう。 物色の流れとしては主力処の動向を横目に、米ネットフリックスの決算評価の流れから動画コンテンツの関連のほか、みずほ証券によるAIを活用した売買システムを受けたAI関連、フィンテックがアジアで急成長との報道を受けて、フィンテック関連などへの関心が集まろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1180万株、買い1360万株、差し引き180万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 10月11日(火):370万株の買い越し 10月12日(水):570万株の売り越し 10月13日(木):60万株の買い越し 10月14日(金):710万株の売り越し 10月17日(月):40万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(18086.40、-51.98) ・NY原油は下落(49.94、-0.41) ・アジアでフィンテックが急成長 ・訪日客関連株が復調 ・みずほ証、AIで株式売買 ・「君の名は。」旋風 ・来年2月から「プレミアムフライデー」で消費喚起 ・中国、有人船打ち上げ成功で宇宙関連銘柄に関心 ・ホンダ<7267>、中国に新工場 ・ヤマハ発動機<7272>、産業用ロボットを一新 ・双日<2768>、インドの鉄道追加受注 ・デンソー<6902>と東芝<6502>、画像認識用AI開発へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪準備銀行の10月理事会議事要旨 《WA》
関連銘柄 5件
2768 東証プライム
3,357
9/4 15:00
-158(-4.5%)
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ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
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総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6902 東証プライム
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-102(-4.59%)
時価総額 6,686,501百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,530
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-74.5(-4.64%)
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自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7272 東証プライム
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時価総額 1,311,214百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04