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後場に注目すべき3つのポイント~祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい

2016/2/10 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい ・ドル・円は114円62銭付近、午後も株価動向を注視する展開に ・KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>、Fリテ<9983>で日経平均を約107円押し下げ ■祝日前にポジション圧縮の流れも強まりやすい 日経平均は大幅に続落。385.59円安の15699.85円(出来高概算17億4000万株)で前場の取引を終えた。16000円割れは14年10月末以来となる。9日の米国市場ではNYダウが一時150ドル近く下げる局面もみられたが、引けにかけて下げ幅を縮めていた。また、シカゴ日経225先物は一時15820円まで下げる場面もみられたが、清算値は大阪比55円高の16115円となるなか、前日に900円を超える大幅な下げだった反動もあって、自律反発の流れが先行した。しかし、寄り付き直後につけた16163.03円を高値に、その後マイナスに転じると、昨日同様、じりじりと下げ幅を拡大させている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1700と全体の8割を超えている。セクターでは33業種全てが下げており、情報通信が5%を超える下げに。その他、その他金融、非鉄金属、電力ガス、ガラス土石、食料品、陸運、卸売、銀行、その他製品の弱さが目立つ。売買代金上位では、ファナック<6954>、SMC<6273>、OLC<4661>が堅調。一方で、メガバンク3行のほか、ソフトバンクグ<9984>、NTT<9432>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>など通信株の弱さが目立つ。 金融株の弱い動きが続くなか、通信株が軒並み下げており、日経平均の重しとなっている。日経平均は直近安値とのダブル・ボトム形成をあっさり拒否される格好となり、目先底が確認しづらい状況である。ファナック<6954>の上昇インパクトは限られてしまっている。 10日の米国市場ではイエレンFRB議長の議会証言を控えており、米利上げペースが鈍るとの思惑等もあるため、これを見極めたいとする模様眺めムードが強まっている。指値状況が薄い中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすい。週末にオプションSQを控えているが、明日は祝日となるため、よりポジション圧縮の流れも強まりやすいと考えられる。 もっとも、先行き不透明感が強い中での下げであり、翻弄されている感はみられない。反対にファナックのほか、OLC<4661>やSMC<6273>など、個別に材料のある銘柄への物色は根強い。個別に材料のある銘柄への循環物色が続こう。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は114円62銭付近、午後も株価動向を注視する展開に ドル・円は114円62銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅縮小を意識してドルは一時115円14銭まで戻した。日経平均株価は385円安で午前中の取引を終えたが、午後の取引でも株価動向が主要な手掛かり材料になるとみられている。 下げ幅が再び縮小した場合、ドル・円は115円台に戻す可能性は残されている。ここまでのドル・円は114円26銭から115円26銭で推移。ユーロ・円は弱含み、129円21銭から130円11銭で推移。 12時24分時点のドル・円は114円62銭、ユーロ・円は129円50銭、ポンド・円は165円89銭、豪ドル・円は80円84銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>、Fリテ<9983>で日経平均を約107円押し下げ ・目標株価引き上げのゼネコン大手は伸び悩むも、下げ幅は限定的 ・洋エンジ<6330>、日揮<1963>、関ペイント<4613>など決算発表 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・中国休場(春節、8日-13日) ・香港休場(旧正月、8日-10日) 《SY》
関連銘柄 11件
1963 東証プライム
1,250
9/4 15:00
-66(-5.02%)
時価総額 324,263百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
4613 東証プライム
2,618
9/4 15:00
-37(-1.39%)
時価総額 550,882百万円
大手総合塗料メーカー。自動用や建築用、工業用の業務用塗料の製造、販売を主力に、家庭用治療や電子材料、バイオ関連製品も手掛ける。自動車用に強みを持つ。今期3Q累計は自動車を中心に伸長した。売価改善も浸透。 記:2024/04/15
4661 東証プライム
3,938
9/4 15:00
-13(-0.33%)
時価総額 7,161,060百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
6273 東証プライム
61,600
9/4 15:00
-3,060(-4.73%)
時価総額 4,149,930百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6330 東証プライム
705
9/4 15:00
-37(-4.99%)
時価総額 27,184百万円
三井グループのエンジニアリング会社。石油化学プラント、石油精製プラント、火力発電プラント等の設計、工事を行う。化学プラントに強み。海外売上比率は6割超。燃料アンモニアなどの案件形成に向けた取り組みを推進。 記:2024/08/09
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17