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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株も利食い優勢でターゲットを絞った売買に

2015/12/24 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株も利食い優勢でターゲットを絞った売買に 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・中小型株も利食い優勢でターゲットを絞った売買に ・ドル・円は120円60銭付近、日本株の上げ幅縮小で弱含み ・原油市況上昇で資源関連株に見直しの動き ■中小型株も利食い優勢でターゲットを絞った売買に 日経平均は小幅に反発。48.95円高の18935.65円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えた。原油相場の上昇を背景に、23日の米国市場ではNYダウが3日続伸で17600ドルを回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比190円高の19060円と節目の19000円をつける中、日経平均はこれにさや寄せする格好から19000円を回復して始まった。 しかし、クリスマスを控えて海外勢の参加者が限られており、日経平均は寄付きを高値に、その後はじりじりと上げ幅を縮めてきている。買い一巡後は利益確定の流れになる中、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがプラスであり、中型、小型株指数はマイナス。セクターでは、水産農林、鉱業、鉄鋼、石油石炭、卸売が上昇。一方で空運、情報通信、建設、医薬品、サービス、陸運が冴えない。 想定されていた動きとはいえ、参加者が限られている中、中小型株なども利益確定の売りに押されており、手掛けづらい状況である。また、テクニカル面では、5日線やボリンジャーバンドの-1σ、13週線辺りが抵抗として意識されやすいところ。円相場は1ドル120円70銭台での推移と、やや円高に振れていることもあり、様子見ムードが強まりやすい。 日経平均はファナック<6954>、ファーストリテ<9983>がけん引する格好となっており、薄商いの中、先物主導によるインデックス売買の影響を受けた、両社の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。また、個人主体の材料株物色としても、中小型株には利食いの動きが強まってきており、よりターゲットを絞った売買になりそうだ。 (株式部長 村瀬智一) ■ドル・円は120円60銭付近、日本株の上げ幅縮小で弱含み ドル・円は120円60銭付近で推移。日経平均株価の上げ幅縮小を受けた値動き。 ドル・円は、クリスマス休暇を控え薄商いのなか、前日海外市場からじり安の基調が続いている。東京市場では日経平均が上げ幅を縮小して節目の19000円を割り込んだことから、ドルは120円98銭から120円66銭まで値を下げた。 足元では上海総合指数がマイナス圏推移となっているほか、ランチタイムの日経平均先物が弱含んでいるため、ドルは午後の取引でさらに下げる可能性がある。ただ、原油価格が小幅に水準を上げていることから、リスク回避の円買いとなる展開は想定しにくい。 12時30分時点のドル・円は120円60銭、ユーロ・円は131円89銭、ポンド・円は179円50銭、豪ドル・円は87円44銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ファナック<6954>、Fリテ<9983>、アステラス<4503>で日経平均を約24円押し上げ ・投資判断格上げの日立物流<9086>がしっかり、目標株価引き上げのTOTO<5332>小じっかり ・原油市況上昇で資源関連株に見直しの動き ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:00 黒田日銀総裁講演(経団連) <海外> ・米国市場はクリスマスイブで短縮取引 ・金はNY時間午後0時30分、株式は1時、原油は1時30分、債券は2時に終了予定 ・英・仏も短縮取引 ・独、ブラジルは休場 《SY》
関連銘柄 5件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
5332 東証プライム
4,807
9/4 15:00
-204(-4.07%)
時価総額 850,748百万円
衛生陶器大手。国内首位のトイレに強み。バス・キッチンや洗面商品も。24.3期3Qは日本住設事業が堅調。パブリック用途は足踏みだが、住宅用途のリモデルが売上増。米州事業ではネオレスト、ウォシュレットが堅調。 記:2024/04/13
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9086 東証プライム
8,900
2/22 15:00
±0(0%)
時価総額 748,508百万円
大手物流企業。3PL事業、重量品の輸送移設等に強み。23.3期3Qは2桁増収増益。国際物流部門は好調。新規案件の稼働等が寄与。米投資ファンドによるTOBは成立。同社株は23年2月24日付けで上場廃止予定。 記:2023/02/08
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10