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今日の為替市場ポイント:ドル・円は124円台後半で推移か、欧米株高を意識して円買い縮小の見込み

2015/8/11 8:14 FISCO
*08:17JST 今日の為替市場ポイント:ドル・円は124円台後半で推移か、欧米株高を意識して円買い縮小の見込み 10日のドル・円相場は、東京市場では124円15銭から124円52銭で推移。欧米市場でドルは一時124円78銭まで買われており、124円62銭で取引を終えた。 本日11日のドル・円は主に124円台後半で推移か。欧米株高を意識してリスク回避的な円買いは縮小する見込み。 米アトランタ連銀のロックハート総裁は10日に行われた講演で「米国経済はもはや異常な状況ではなく、利上げの時期は近い」との見方を示した。ロックハート総裁は9月利上げを支持しており、9月16日-17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利(FFレートの誘導目標水準)は0.00%-0.25%から0.25%-0.50%に引き上げられる公算が大きい。 しかしながら、ロックハート総裁は「米連邦準備制度理事会(FRB)は緩やかなペースで利上げする可能性が高い」、「利上げ開始後の利上げペースを決定する上で、インフレの進展が重要になる」と指摘している。FRBがインフレの参考指標にしているコアPCEは前年比+1%台前半で推移しており、この状態が当面続くと仮定すれば、年間数回の利上げで十分との声が聞かれている。 利上げが緩やかなペースで実行されるならば、ドル相場や米国株に与える影響は大きくないかもしれない。10日の米国株式市場は大幅高となったが、緩やかなペースでの利上げ期待が広がっていることも株高の一因となった可能性がある。 《SY》