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米雇用統計発表後の値動きを注視、9月利上げを織り込みも

2015/8/7 21:06 FISCO
*21:08JST 米雇用統計発表後の値動きを注視、9月利上げを織り込みも 『米株式市場』  6日のNY市場は下落。雇用統計を控えて様子見ムードとなる中、朝方は週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことで買いが先行。しかし、その後はメディア大手やバイオ・製薬関連決算などが嫌気され終日軟調推移となった。ダウ平均は120.72ドル安の17419.75、ナスダックは83.51ポイント安の5056.44。  クローベックスの米株先物は小安く推移している。欧州も全般小安く推移しており、方向感が掴みづらそうである。もっとも、市場の関心は雇用統計となる。市場予想では、非農業部門雇用者数が22.3万人の増加、失業率が5.3%となっている。 先日発表されたADP雇用報告では、雇用者数は前月比18.5万人の増加となり、市場予想の同21.5万人増を下回った。ただし、これを受けて見通しを変更する向きはなく、足元では予想を上回ると見る向きが大勢となり、9月利上げの確度が高まる可能性がありそうだ。  NYダウは前日までの下げにより直近安値を下回ってきている。テクニカル的なリバウンドが意識されやすい水準ではあるが、中期的には調整トレンド入りに入っており、9月の利上げを織り込みに行く展開も意識しておく必要がありそうだ。 《TY》