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ユーロ週間見通し:もみあいか、中国株の動向を注視する展開

2015/7/11 15:06 FISCO
*15:06JST ユーロ週間見通し:もみあいか、中国株の動向を注視する展開 ■弱含み、ギリシャ債務問題への懸念残る 先週のユーロ・ドルはやや強含み。5日に行われたギリシャ国民投票で緊縮財政策が否決されたことを受けて週前半はユーロ売りが優勢となった。しかしながら、ギリシャ政府が9日に提出した改革案に対する期待が高まり、ギリシャ支援継続の思惑が広がったことでユーロを買い戻す動きが急速に広がった。取引レンジは1.0916ドル-1.1216ドル。 ■もみあいか、ユーロ圏の債務問題への懸念残る 今週のユーロ・ドルはもみあいか。12日に開催される臨時のEU首脳会議で支援の是非が最終判断される見込み。支援決定ならば、ユーロ買い継続が予想されるが、米国の年内利上げの思惑は残されていることやユーロ圏諸国の債務問題が解決されるわけではなく、ユーロの大幅上昇は期待できない。 予想レンジ:1.0950ドル-1.1300ドル ■やや強含み、ギリシャ支援継続への期待広がる 先週のユーロ・円はやや強含み。ギリシャ国民投票で緊縮財政策が否決されたことを受けて、リスク回避的なユーロ売り・円買いが観測された。中国株安も嫌気された。しかしながら、週後半に中国株が急反発したことやギリシャ支援継続への期待が広がったことでリスク回避的なユーロ売りは急速に縮小した。取引レンジは133円31銭-137円29銭。 ■もみあいか、中国株の動向を注視する展開 今週のユーロ・円はもみあいか。ギリシャ支援協議で12日までに合意できれば、リスク選好的なユーロ買い・円売りは継続する見通し。ただし、中国本土株(上海総合指数)が再び不安定な動きを見せた場合、ユーロは対円で伸び悩む可能性は残されている。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・14日:5月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、4月:+0.1%) ・16日:5月ユーロ圏貿易収支(4月:+249億ユーロ) 予想レンジ:134円50銭-139円00銭 《TN》