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*08:34JST 今日の為替市場ポイント：ポジション調整的なドル買いは一巡した可能性 昨日11日のドル・円相場は、東京市場では117円45銭から118円38銭まで堅調推移。欧米市場では一時119円56銭まで上昇したが、118円78銭で取引を終えた。 本日12日のドル・円は119円前後で推移か。日経平均株価の反発が期待されることから、リスク選好的な円売りが増える見込み。 11日に発表された米11月小売売上高は前月比+0.7％で市場予想の+0.4％を大きく上回った。（自動車を除く数字は前月比+0.5％で市場予想の+0.1％を上回る）また、10月実績は上方修正されており、米長期金利は上昇、ドル・円は119円56銭まで上昇した。 しかしながら、NYダウの上げ幅縮小を意識してドル・円は一時118円61銭まで下げている。短期筋などのポジション調整的なドル買いは一巡した可能性があり、新たな売買材料が提供されるまではドル・円は119円前後でもみ合いを続けるのではないか、との声が聞かれている。 14日に行われる衆院選、15日発表の日銀短観、16日-17日開催の米連邦公開市場委員会（FOMC）会合、18日-19日開催の日銀金融政策決定会合などがドル・円相場の当面の方向性を定める重要イベントになりそうだ。 《KO》